2016年1月15日金曜日

amiiboピカチュウ レビュー(Pikachu)

Amiiboピカチュウ レビュー(Pikachu Review)


「ピカ!! ピカァ~~www」(ピカチュウ)


















>Amiibo
任天堂ライセンスのフィギュアです。NFCチップと呼ばれるICチップを内蔵しているので、WiiUや3DSと連動するゲーム用のフィギュアです。ネットの巷では泥人形だとか値段が質の割に高過ぎるという悪評が絶えないそうですが、アメリカでは約3週間で71万体を売り上げて、ネットオークションでは3倍~4倍のお値段が付けられるほどのプレミア物になっているようですね。Mixiやメッセ、Twitter、LINE、Facebook、メール、リア友なんかでアメリカ人と関係のある日本人の人はお土産のつもりでAmiiboをプレゼントすると、向こうは喜ぶかもしれません。
カナダのゲームショップではWiiFitトレーナー、むらびと、マルスなどが人気がなかったので、不人気キャラは再出荷しないというカナダの任天堂のアナウンスが流れたらしいですが、日本では輸出向け商品になるので、しばらくは入手し易い時期が続くと思います。むしろ、版権関係で販売の契約期間が結ばれてそうなソニック(セガ)、ロックマン(カプコン)、シュルク(モノリスソフト)、ネス(糸井重里)、パックマンのようなキャラクターのフィギュアの方が不人気キャラよりも売上期間は短いと思います。何故なのか? というと、他社の版権を持つキャラクターはライセンス料を毎月支払う必要があるでしょうしね・・・・・・。人気があれば分からんけど、不人気キャラよりサードパーティに近い他社関係にある企業のキャラクターの方が販売期間は短いと思う。だから、ネスとソニックとロックマンとシュルクとパックマンが欲しい人は早めに手に入れた方がいいと思いますよ。この辺は企業事情なんかもあるから、不景気になるとどうなるか分かりませんしね。
お値段は1003円程でした。いつもより安いじゃねぇか!! って突っ込む人が多そうですが、Amazon購入です。現在、Amazon様では1月12日の23:59まで5個まとめ買いしておくと、14%割引に上乗せして、更に10%割引になるそうです。14%割引が通用しないキャラの場合は定価からの10%割引です。但し、Amazonが指定するキャラクター限定になるので、現在プレミア化しているむらびととキャプテン・ファルコン、ピット、リトルマック、ディディーコングなんかは手に入らないっぽいですけどね。ファルコンとむらびとについては定価の3倍以上の価格で売買されているのが現在のAmiiboの状況ですね。
まぁ、5個をまとめ買いしておくと、557円割引されるから、5008円というお値段で購入出来るって訳です。Amiiboは定価が1296円で、小売だとトイザらスやジョーシン、ヨドバシ、ビッグカメラ辺りしか割引しないと思うのですが、それよりも安いのはAmazonや楽天だと思う。まぁ、Amiiboが泥人形呼ばわりされるのは「ディズニーインフィニティ」や「スカイランダース」よりお値段が高いからでしょうね。定価価格の感覚だと、一体1300円しますしね。まぁ、私のように貧乏性の人とかはまとめ買いキャンペーンで買い溜めしておいた方がいいとは思う。


>ポケモン
ポケモンは株式会社ゲームフリーク、株式会社ポケモン、クリーチャーズが著作権・所有権・知的財産権を所有するゲーム作品及びキャラクターライセンスになります。ちなみにネスは糸井重里氏、ルフレ・ルキナ・アイク・マルスはISになります。ソニックはセガ、シュルクはモノリスソフト、ロックマンはカプコン社、カービィ・デデデ・メタナイトはHAL研究所にそれぞれが帰属するキャラクターです。



>ピカチュウ
電撃クソネズ・・・・・・・いや、世界で二番目に有名なネズミ。ネズミをモチーフにしたキャラクターです。世界で一番目はハハッ!! だよ。
1996年のゲームボーイソフト『ポケットモンスター赤・緑』で初登場したモンスターです。RPGでモンスターというと敵なのですが、ポケモンの最大の特徴はモンスターと出会ったら、捕獲して仲間にして戦わせられる事でしょうか。それまでのゲームシステムに無かったアイディアですね。ポケモンが社会現象になるまでヒットした要因は「通信交換や通信対戦」「ポケモン図鑑の完成」などのやり込み要素がゲームの最終目標になっている事でしょうか。従来のRPGはラスボスを倒して世界を救って終わりなのですが、ポケモンはポケモントレーナーと呼ばれるスポーツの競技でチャンピオンになる事がストーリーの目標でしたからね。この要素のお蔭で、中古に出されるソフトはかなり減少したそうです。更に続編の「金銀」でも前作の通信機能を活かしました。
任天堂はその後、ポケモンのやり方に倣って、敵を倒せば終わるというゲームから大きく路線変更しました。具体的にはやり込み要素を増やして、他のプレイヤーとコミュニケーションが取れるゲームを展開していくことになります。まぁ、ポケモン以前は「マリオカート」や「マリオパーティ」などのパーティゲームがあったんですが、「スマブラ」や「どうぶつの森」「トモダチコレクション」などはポケモンの影響を受けて、コミュニケーションを重視したゲームになってると思います。
ピカチュウはNo.25に登録されるポケモンですね。このゲームの主人公に見えますが、実際には約700体以上存在するポケモンにおける通常のモンスターでしかないってのがゲーム世界での特徴です。じゃあ、何故ピカチュウがポケモンを代表するモンスター兼主人公なのか? というと、アニメ版『ポケットモンスター』の主人公が最初に選んだパートナーポケモンだからです。アニメの原案ではゲームの設定通り、3匹の中から主人公はヒトカゲを選ぶ予定だったらしいのですが、選ばれなかったポケモンを選んだ子供が可哀想だって事で、普通に入手出来るピカチュウにすり替えられたそうです。開発元のゲームフリークとしてはアニメやメディアミックス作品ではアイドル、マスコットキャラクターとしてはピッピやプリンなどの可愛らしいポケモンを推薦していたそうですが、アニメだとピカチュウが選出されたようですね。ゲームフリークが推薦していたピッピはコロコロコミックの漫画で起用されて、プリンは後のスマブラでレギュラー入りしていったので、ゲームフリークの思惑は後のメディアミックス作品には活かされる事になります。
ピカチュウがアニメに登場してからは人気が急上昇していき、当時の女子高生や主婦に大人気のキャラクターだったようです。多分、声優の大谷育江さんの熱演とかも人気の理由だと思います。全世界でキャラクターの声が変わらないのはピカチュウやカービィぐらいみたいですから。
スマブラで起用されているピカチュウはアニメの主人公の個体とほぼ同じなんですが、アニメ版のピカチュウは勝気で好戦的で物分りが良い性格をしています。大好物はケチャップのソースらしいです。
ピカチュウのモデルはデザイナー曰くゴールデンハムスターらしいです。その影響か、2000年代には『とっとこハム太郎』だとか『ハムスター倶楽部』もアニメやゲーム化されていきましたね。赤いほっぺたは電気袋になっていて、あの袋で電気エネルギーを貯蔵して放電するようです。まぁ、可愛さのアピールポイントでもありますね。
年数が経つ毎に身体が小さく細くなっていきますが、あれはアニメで激しい動きが出来るように、動かし易い事を意識しての事らしいですね。最近のクレヨンしんちゃんだとかワンピースのキャラなんかも戦闘シーンとか激しい動きを意識して細身になっていってますしね。


>ピカチュウが登場・主演する作品
・ポケットモンスター赤・緑・・・・・・・・1996年、GB(ピカチュウの初登場作品)
・ポケットモンスター金・銀・・・・・・・・・1999年、GB/GBC
・ポケットモンスタールビー・サファイア・・・・・・・2002年、GBA
・ポケットモンスターダイヤモンド・パール・・・・・・2006年、DS
・ポケットモンスターブラック・ホワイト・・・・・・・2010年、DS
・ポケットモンスターXY・・・・・・・・・・・・2013年、3DS
・ポケットモンスター(アニメ)・・・・・・・・・1997年、TVアニメ/劇場版/OVA(ピカチュウが主人公のパートナーポケモンになっている)

>関係者・関係会社
・任天堂・・・・・・・・販売元(ファーストパーティ)
・ゲームフリーク・・・・・・・開発元(セカンドパーティ)
・クリーチャーズ・・・・・・開発元(前身は株式会社APE)
・株式会社ポケモン・・・・・・版権管理・マーケティング戦略
・田尻智・・・・・・・・ポケモンの産みの親、ゲームフリークの取締役兼社長
・増田順一・・・・・・現ポケモンシリーズのディレクター。音楽担当。
・石原恒和・・・・・・・株式会社ポケモンの社長。以前はAPE社の幹部・MOTHER2のディレクター。
・田中宏和・・・・・・・・クリーチャーズの社長。
・杉森健・・・・・・・・・現ポケモンシリーズのイラストレーター、キャラクターデザイナー。

©Deathnicle/Garius Marutis
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©Pokémon/GAMEFREAK/Creatures Inc.