amiiboカービィ(Kirby) レビュー(review)
「ハァイ!!」
「ユー!!」(カービィ)
>星のカービィ
誕生は1992年のゲームボーイ作品『星のカービィ』からです。開発元はHAL研究所と呼ばれる株式会社のセカンドパーティで、販売元が任天堂です。HAL研究所には現在の岩田社長とスマブラの桜井ディレクターが在籍していました。1992年はHAL研究所から様々なゲームソフトが任天堂へ提供されていましたが、経営難に陥っていました。倒産寸前らしかったそうです。そこで岩田社長がHAL研の社長として任天堂の山内元社長へ金を貸して欲しいと頼み込む訳です。そこで山内元社長が岩田社長にある質問を投げかけて、岩田さんがその質問に正確に答えた事から、任天堂の融資が決定したそうです。苦肉の策で出されたゲームソフトが『星のカービィ』でした。このソフトの売上は結果的に倒産寸前だったHAL研究所の息を吹き返す救世主的な存在になったと同時にゲームボーイ市場を盛り立てるのにも貢献した画期的な作品でした。カービィの成功以降、HAL研究所は『MOTHER2』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』などを発表、開発していき、任天堂の縁の下の力持ちとして活躍していきました。岩田さんと山内さんのやり取りがあったからこそ、現在の任天堂の社長が岩田さんだったのかもしれませんね。
カービィの産みの親は桜井ディレクターでありますが、企画当初は「ティンクル・ポポ」という企画案だったらしいです。ところが、宮本茂氏がこれに異を唱えて、主人公のキャラクターの名前がカービィに変更。吸い込みやコピー能力も氏のアイディアという説がありますね。マリオはジャンプ出来なければ、落下死でよく死ぬアクションゲームだったので、カービィは風船のようにホバリングして落下死を阻止する易しめのアクションゲームになったらしいです。カービィのゲームを一通りクリアすると、難易度が選択出来て難化するようになるところはマリオと同じなんですが、サウンドテストだとかコレクション機能だとかのおまけ要素はカービィならではのオリジナル要素と言ったところでしょうか。この要素は後のスマブラシリーズへ引き継がれて行くことになります。キャラクターの名前に「デデデ」だとか「プププランド」とかありますが、企画当初の名残らしいですね。カービィの元々の名前は「ポポポ」だったらしいですから。まぁ、その企画案を知ってたのかどうかは知りませんが、コロコロコミックの漫画とかだと「ペポ」とか64のゲームから「ポヨ」なんていう語尾を付けるキャラクターになっていきましたけどね。
ストーリーは極めてシンプルです。ポップスターという星のプププランドの大王のデデデが食べ物を根こそぎ奪って住人が飢え死にしそうだから、町の若者であるカービィがデデデから食べ物を奪い返すというストーリーです。カービィが何者なのか? はゲームではあまり語られませんでしたが、アニメ版だと「星の戦士」だとか「さすらいの勇者」とかいう設定が強調されていたので、「伝説の勇者」っていう職業に属する人ですね。カービィがどうやって生まれて、プププランドに来たのかは分かりませんが、プププランドが一番住み心地が良かったので、住人からお礼に貰った家に定住するようになったらしいです。
アニメ版だと精神年齢は幼児レベル。ゲーム版だと仲間を従えていたり、レースゲームに登場したり、悪い奴を積極的に懲らしめに行ってるので、歳相応だと思います。
仲間に「リック」「クー」「カイン」なんていう動物キャラが居ますが、『星のカービィ2』から登場。カービィの漫画だと大体レギュラーキャラ入りしてますが、ゲームではそれほど登場回数は多くない。『星のカービィ3』からは「ナゴ」「グーイ」「チュチュ」「ピッチ」とかカービィとよく似た謎の生命体も混じった仲間が登場してきますが、相変わらず登場回数は少ないです。
スマブラシリーズにおいてはデデデとメタナイトが有名ですが、この二人は元々カービィの悪役キャラです。デデデは「星のカービィ1」におけるラスボスで悪い奴だったので、立場的にはマリオシリーズのクッパみたいなキャラです。ただ、デデデがクッパと違うところはカービィと同じで自分の願望や本能に忠実なだけで、頭を働かせた悪事はそれ程多くないし、知恵を働かせる悪い奴に対してはカービィと共闘する事が多いので、悪役というよりはライバルに近い感じですね。メタナイトもポジション的にはライバルですね。デデデとの関係性は部下の場合もありますが、基本的にはワンマンの組織を持つ剣士ですね。「メタナイトの逆襲」ではプププランドがあまりにも平和ボケし過ぎてるから、戦争や侵略を起こして国民の危機感を煽ろうとしようとしますが、カービィに戦艦ハルバードを撃墜されます。ちなみにハルバードのハルはHAL研のハルとか聞いた事もあるけど、どうなんでしょうね。「メタナイトの逆襲」以降はカービィに敵対するような事は減っていきました。アニメ版だと父親のような保護者の立場だったので、完全に味方でしたね。ただ、ゲーム版だとカービィを宿命のライバルと見ているようで、カービィと決闘する事が生き甲斐なのか、カービィと出会う作品では必ずと言っていいほど戦ってますね。仮面の下の素顔はカービィと同じらしいですが、アニメ版だと先輩だとか父親のような立場だったので、カービィと同じ種族なのかもしれませんね。
カービィの性格は基本的に大らかで自由人。座右の銘は「明日は明日の風が吹く」と述べるように、計画性がなくて物事に対しては起こってから行動するタイプ。大食らいですが、歯がないので基本的に吸い込んで呑み込んでるようです。特殊な能力を持つ敵やキャラを呑み込むとそのキャラクターの能力をコピーする事が可能。スマブラではプレイヤーキャラクターを呑み込んでもそのキャラは消滅しませんが、原作の世界だと呑み込まれたキャラクターはパックマンの場合と同じように消滅するようですね。但し、デデデやメタナイトのようなボスキャラは呑み込む事も出来ないので、呑み込める人物は一般人に限定されるようです。呑み込まれた人達が最終的にどうなるかどうかは分かりませんが、カービィに排泄器官は存在しないので、胃袋がブラックホールだとした場合は宇宙空間に放出されてるのではないかと思います。趣味はカラオケというか、歌。漫画とかだと、歌手になるのが夢らしいですが、オンチなのはジャイアンレベルというものです。食べる量は『ドラゴンボール』の孫悟空とかと同じ感じですね。
身長は約60センチ程度だったと思う。風船のように軽いんですが、コピー能力次第で石や金属とかにも変身出来るらしいから、重さは自由自在だと思う。漫画版だと喋りますが、ゲームやアニメ版ではキャラクターのイメージを大事にして喋らない設定にしてますね。アニメ版だと幼児並の知能な感じはしますけど、ゲーム版だとサムスの石像のコスプレだとかカラオケだとかをするし、難しい言葉も発言出来るようなので、そこそこ歳は食ってると思う。
見た目がかなり可愛い事から小学生や女性に大人気のキャラですね。90年代におけるゲームのスーパーヒーローだと言っても過言じゃないかと思う。なにせ、小学生が落書きで書いても下手にならないキャラなんだしな。シンプルなデザイン故に漫画作品が多そうなキャラですが、実際には指で数える程度の漫画家しかコミカライズしてないです。なにせ、小学館が任天堂と独占契約してるしな。漫画家の人は一人を除けば、あとは女性ばかりですね。世界観だとかキャラクターが可愛いせいか大人になると、カービィの絵を描き続けてるファンの人は女性の方が多いイメージがあります。産みの親は男性なんですけど、スマブラ初代の攻略本やゲーム内容を見てもファンシーな感じだったので、俺も桜井さんを知るまではカービィの産みの親だとか原作者は女性とばかり思い込んでました。一番有名なカービィの漫画も男性だしな、意外だわ。
桜井さんのTwitterを見ると、ケーキだとか猫だとかの画像とか文章の書き方がJKっぽいから、女性にモテモテになりそうなクリエイターだなぁって思う。まぁ、ゲームクリエイターの中だと珍しい人だと思う。
私がカービィと初めて出会ったのは「スーパーデラックス」の頃でしょうか。あのソフトも面白かったけど、内容が女性っぽい感じだったので、原作者や産みの親は女性とばかり思い込んでました。桜井さんを初めて知ったのは初代スマブラの攻略本の時ですが、その時の写真が「ジャニーズの人」か「ホスト」かと思うぐらいのイケメンでした。1999年の頃のお話です。カービィはデザインがシンプルだったし、ゲームキャラクターの中だとマリオやロックマンの次に身近な存在だったので漫画だとか粘土だとか落書きをやりまくってて親近感はありました。ひかわ先生の漫画も黄金期の頃でしたしね。カービィは90年代後期ぐらいから勢いが無くなっていく感じだったけど、漫画だとか学校の話題とかだと人気が高かった気がする。なにせ、シンプル過ぎるデザインだしな。創作のキャラクターで絵が下手糞な奴でも書けるのがカービィとパックマンぐらいだと思う。パックマンもピザ欠けバージョンなら余裕で描けるでしょうしね。
まぁ、本物が本物と戦うゲームってスマブラが初めてだろうしな。あの時は本当に感動しましたね。まぁ、桜井さんの名前とかもスマブラの攻略本で初めて知りました。初代スマブラは初登場キャラクターだけを見てもかなり豪華だったしな。普通のゲームならゲームシステムが糞でもキャラ選が完璧なら売れるんだろうけど、スマブラはゲームシステムもオリジナルゲームに搭載する予定だったシステムを使ってるから、システム面までも面白いんですよね。それが凄いと思う。
>アミーボについて
値段はAmazonなので1113円です。ただ、自分のところに届いたカービィはほっぺたがニキビみたいになってて、墨みたいな物も背中に付いてて汚かったんですけどね。フェイスプリントとかは完璧だとは思う。TwitterやGoogleを見てると、サムス、カービィ、マリオ、ヨッシー、ピカチュウみたいなキャラはハズレ少ないようですね。逆にむらびとみたいなデフォルメキャラは鼻の位置が最悪でサンプル商品よりも不細工な個体は多いらしい。カービィはシンプルなデザインですが、足のデザインとかはクリボーとかキノピオっぽいんですよね。やっぱ、マリオキャラから影響を受けた部分とかも多いんでしょうね。
まぁ、女性にオススメしときたいアミーボがカービィですね。あとはピカチュウ、ヨッシー、むらびと、マルス、リンクとかでしょうか。買っておいて損は無いと思う。カービィは割と重いから棚からの落下も心配は要らないでしょう。
出来は賛否両論あるんだろうけど、カービィだとかピカチュウみたいなキャラは食玩やプラモレベルでも満足出来るフィギュアが多かったから、無理に「Amiibo」を買う必要もないとは思う。フィギュアの鑑賞目的の場合なら。ただ、ピカチュウもカービィもフィギュアは数多いけれど、「Amiibo」サイズのフィギュアは滅多にないと思うし永久保存版なら「Amiibo」が決定打になりそうな気がする。カービィのフィギュアは星の数ほど多いけれど、永久保存版だとか丁度いいサイズとなると、「Amiibo」ぐらいしかないでしょうね。カービィのフィギュアって大抵食玩かプライズかガチャポンぐらいしかありませんから。
箱は「ディズニーインフィニティ」や「スカイランダース」と同じブリスターパック形式のボックスなので、アメリカの人形玩具とかと同じような感じになってます。外からフィギュアを観察出来るようになってるので、店頭で個体差をチェックするのもいいでしょうが、値段の安さを考えれば、やはりAmazonや楽天などのネット通販でしょうか。「アミーボ」が一番安いのはおそらくネット通販ぐらいだと思う。ヨドバシだとかジョーシンも似たような値段で売ってるけど、田舎の場合はネット通販のほうがいいだろうな。定価じゃないんだし。ブリスターパックは破る形になるので、箱が綺麗に残せないのがネックですが、カッターナイフやデザインナイフで外側のプラスチック部分を底部から切り取るようにしてやれば、中身だけを綺麗に引っ張り出せます。底部は奥側と縦の2側に切れ目を入れてやれば、外せるようになる。「アミーボ」はプラスチック部分で全体が覆われてるから、小さいお子さんが居る家庭や女性がやる場合は夫か父親にやってもらったほうがいいと思う。なぜなら、プラスチック部分は結構力を入れないと切れ目が付けれないからです。あと、危ないからです。女性や子供がやると怪我をする恐れがあるので、彼氏だとか父親だとか夫が居るような人は男に任せた方がいいでしょう。
>カービィのフィギュアについて
2000年代から子供向けの漫画やアニメ作品が一気に減少し始めたので、アニメが放送終了してから約12年経っても未だにフィギュアやぬいぐるみがアニメ名義で新作が出され続ける作品でもあります。カービィのフィギュアは食玩やプライズやガチャポンなら今でも簡単に手に入りますが、カービィ系のフィギュアや玩具で特にオススメなのが「三英貿易」って会社のぬいぐるみでしょうか。ここの会社は任天堂やセガとかのゲーム会社の有名キャラクターをぬいぐるみ化する事で有名な会社なんですが、ネット通販ぐらいでしかゲットできないのが実情です。マリオ系やソニック系は原作以上にデフォルメされてるので、出来具合が賛否両論ですが、カービィのぬいぐるみだけは原作に極めて忠実なのでここの会社のカービィぬいぐるみはカービィファンになら100%オススメ出来ます。俺がオススメなのはカービィのSサイズのぬいぐるみでしょうか。約1000円で買えるからオススメ。デデデとかメタナイトは出来具合が原作と微妙に違うけど、ワドルディやワドルドゥなんかもオススメ。
>カービィの主演した作品
・星のカービィ・・・・・・・・1992年、GB
・星のカービィ 夢の泉の物語・・・・・・・1993年、FC
・星のカービィ2・・・・・・・・・1995年、GB
・星のカービィ スーパーデラックス・・・・・・・・1996年、SFC
・星のカービィ3・・・・・・・・・1998年、SFC
・星のカービィ64・・・・・・・・・2000年、ニンテンドー64
・星のカービィ 鏡の大迷宮・・・・・・・・2004年、GBA
・星のカービィ 参上! ドロッチェ団・・・・・・・2006年、DS
・星のカービィWii・・・・・・・・・・・2011年、Wii
・星のカービィ トリプルデラックス・・・・・・・・2014年、3DS
>関係者及び開発会社
・任天堂・・・・・・・販売元(ファーストパーティ)
・HAL研究所・・・・・開発元(セカンドパーティ)
・桜井政博・・・・・・・産みの親・ディレクター
・岩田聡・・・・・・・・現任天堂の社長。元HAL研究所のプログラマ兼社長
©Deathnicle/Garius Marutis
©Nintendo/HAL laboratory
「ユー!!」(カービィ)
>星のカービィ
誕生は1992年のゲームボーイ作品『星のカービィ』からです。開発元はHAL研究所と呼ばれる株式会社のセカンドパーティで、販売元が任天堂です。HAL研究所には現在の岩田社長とスマブラの桜井ディレクターが在籍していました。1992年はHAL研究所から様々なゲームソフトが任天堂へ提供されていましたが、経営難に陥っていました。倒産寸前らしかったそうです。そこで岩田社長がHAL研の社長として任天堂の山内元社長へ金を貸して欲しいと頼み込む訳です。そこで山内元社長が岩田社長にある質問を投げかけて、岩田さんがその質問に正確に答えた事から、任天堂の融資が決定したそうです。苦肉の策で出されたゲームソフトが『星のカービィ』でした。このソフトの売上は結果的に倒産寸前だったHAL研究所の息を吹き返す救世主的な存在になったと同時にゲームボーイ市場を盛り立てるのにも貢献した画期的な作品でした。カービィの成功以降、HAL研究所は『MOTHER2』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』などを発表、開発していき、任天堂の縁の下の力持ちとして活躍していきました。岩田さんと山内さんのやり取りがあったからこそ、現在の任天堂の社長が岩田さんだったのかもしれませんね。
カービィの産みの親は桜井ディレクターでありますが、企画当初は「ティンクル・ポポ」という企画案だったらしいです。ところが、宮本茂氏がこれに異を唱えて、主人公のキャラクターの名前がカービィに変更。吸い込みやコピー能力も氏のアイディアという説がありますね。マリオはジャンプ出来なければ、落下死でよく死ぬアクションゲームだったので、カービィは風船のようにホバリングして落下死を阻止する易しめのアクションゲームになったらしいです。カービィのゲームを一通りクリアすると、難易度が選択出来て難化するようになるところはマリオと同じなんですが、サウンドテストだとかコレクション機能だとかのおまけ要素はカービィならではのオリジナル要素と言ったところでしょうか。この要素は後のスマブラシリーズへ引き継がれて行くことになります。キャラクターの名前に「デデデ」だとか「プププランド」とかありますが、企画当初の名残らしいですね。カービィの元々の名前は「ポポポ」だったらしいですから。まぁ、その企画案を知ってたのかどうかは知りませんが、コロコロコミックの漫画とかだと「ペポ」とか64のゲームから「ポヨ」なんていう語尾を付けるキャラクターになっていきましたけどね。
ストーリーは極めてシンプルです。ポップスターという星のプププランドの大王のデデデが食べ物を根こそぎ奪って住人が飢え死にしそうだから、町の若者であるカービィがデデデから食べ物を奪い返すというストーリーです。カービィが何者なのか? はゲームではあまり語られませんでしたが、アニメ版だと「星の戦士」だとか「さすらいの勇者」とかいう設定が強調されていたので、「伝説の勇者」っていう職業に属する人ですね。カービィがどうやって生まれて、プププランドに来たのかは分かりませんが、プププランドが一番住み心地が良かったので、住人からお礼に貰った家に定住するようになったらしいです。
アニメ版だと精神年齢は幼児レベル。ゲーム版だと仲間を従えていたり、レースゲームに登場したり、悪い奴を積極的に懲らしめに行ってるので、歳相応だと思います。
仲間に「リック」「クー」「カイン」なんていう動物キャラが居ますが、『星のカービィ2』から登場。カービィの漫画だと大体レギュラーキャラ入りしてますが、ゲームではそれほど登場回数は多くない。『星のカービィ3』からは「ナゴ」「グーイ」「チュチュ」「ピッチ」とかカービィとよく似た謎の生命体も混じった仲間が登場してきますが、相変わらず登場回数は少ないです。
スマブラシリーズにおいてはデデデとメタナイトが有名ですが、この二人は元々カービィの悪役キャラです。デデデは「星のカービィ1」におけるラスボスで悪い奴だったので、立場的にはマリオシリーズのクッパみたいなキャラです。ただ、デデデがクッパと違うところはカービィと同じで自分の願望や本能に忠実なだけで、頭を働かせた悪事はそれ程多くないし、知恵を働かせる悪い奴に対してはカービィと共闘する事が多いので、悪役というよりはライバルに近い感じですね。メタナイトもポジション的にはライバルですね。デデデとの関係性は部下の場合もありますが、基本的にはワンマンの組織を持つ剣士ですね。「メタナイトの逆襲」ではプププランドがあまりにも平和ボケし過ぎてるから、戦争や侵略を起こして国民の危機感を煽ろうとしようとしますが、カービィに戦艦ハルバードを撃墜されます。ちなみにハルバードのハルはHAL研のハルとか聞いた事もあるけど、どうなんでしょうね。「メタナイトの逆襲」以降はカービィに敵対するような事は減っていきました。アニメ版だと父親のような保護者の立場だったので、完全に味方でしたね。ただ、ゲーム版だとカービィを宿命のライバルと見ているようで、カービィと決闘する事が生き甲斐なのか、カービィと出会う作品では必ずと言っていいほど戦ってますね。仮面の下の素顔はカービィと同じらしいですが、アニメ版だと先輩だとか父親のような立場だったので、カービィと同じ種族なのかもしれませんね。
カービィの性格は基本的に大らかで自由人。座右の銘は「明日は明日の風が吹く」と述べるように、計画性がなくて物事に対しては起こってから行動するタイプ。大食らいですが、歯がないので基本的に吸い込んで呑み込んでるようです。特殊な能力を持つ敵やキャラを呑み込むとそのキャラクターの能力をコピーする事が可能。スマブラではプレイヤーキャラクターを呑み込んでもそのキャラは消滅しませんが、原作の世界だと呑み込まれたキャラクターはパックマンの場合と同じように消滅するようですね。但し、デデデやメタナイトのようなボスキャラは呑み込む事も出来ないので、呑み込める人物は一般人に限定されるようです。呑み込まれた人達が最終的にどうなるかどうかは分かりませんが、カービィに排泄器官は存在しないので、胃袋がブラックホールだとした場合は宇宙空間に放出されてるのではないかと思います。趣味はカラオケというか、歌。漫画とかだと、歌手になるのが夢らしいですが、オンチなのはジャイアンレベルというものです。食べる量は『ドラゴンボール』の孫悟空とかと同じ感じですね。
身長は約60センチ程度だったと思う。風船のように軽いんですが、コピー能力次第で石や金属とかにも変身出来るらしいから、重さは自由自在だと思う。漫画版だと喋りますが、ゲームやアニメ版ではキャラクターのイメージを大事にして喋らない設定にしてますね。アニメ版だと幼児並の知能な感じはしますけど、ゲーム版だとサムスの石像のコスプレだとかカラオケだとかをするし、難しい言葉も発言出来るようなので、そこそこ歳は食ってると思う。
見た目がかなり可愛い事から小学生や女性に大人気のキャラですね。90年代におけるゲームのスーパーヒーローだと言っても過言じゃないかと思う。なにせ、小学生が落書きで書いても下手にならないキャラなんだしな。シンプルなデザイン故に漫画作品が多そうなキャラですが、実際には指で数える程度の漫画家しかコミカライズしてないです。なにせ、小学館が任天堂と独占契約してるしな。漫画家の人は一人を除けば、あとは女性ばかりですね。世界観だとかキャラクターが可愛いせいか大人になると、カービィの絵を描き続けてるファンの人は女性の方が多いイメージがあります。産みの親は男性なんですけど、スマブラ初代の攻略本やゲーム内容を見てもファンシーな感じだったので、俺も桜井さんを知るまではカービィの産みの親だとか原作者は女性とばかり思い込んでました。一番有名なカービィの漫画も男性だしな、意外だわ。
桜井さんのTwitterを見ると、ケーキだとか猫だとかの画像とか文章の書き方がJKっぽいから、女性にモテモテになりそうなクリエイターだなぁって思う。まぁ、ゲームクリエイターの中だと珍しい人だと思う。
私がカービィと初めて出会ったのは「スーパーデラックス」の頃でしょうか。あのソフトも面白かったけど、内容が女性っぽい感じだったので、原作者や産みの親は女性とばかり思い込んでました。桜井さんを初めて知ったのは初代スマブラの攻略本の時ですが、その時の写真が「ジャニーズの人」か「ホスト」かと思うぐらいのイケメンでした。1999年の頃のお話です。カービィはデザインがシンプルだったし、ゲームキャラクターの中だとマリオやロックマンの次に身近な存在だったので漫画だとか粘土だとか落書きをやりまくってて親近感はありました。ひかわ先生の漫画も黄金期の頃でしたしね。カービィは90年代後期ぐらいから勢いが無くなっていく感じだったけど、漫画だとか学校の話題とかだと人気が高かった気がする。なにせ、シンプル過ぎるデザインだしな。創作のキャラクターで絵が下手糞な奴でも書けるのがカービィとパックマンぐらいだと思う。パックマンもピザ欠けバージョンなら余裕で描けるでしょうしね。
まぁ、本物が本物と戦うゲームってスマブラが初めてだろうしな。あの時は本当に感動しましたね。まぁ、桜井さんの名前とかもスマブラの攻略本で初めて知りました。初代スマブラは初登場キャラクターだけを見てもかなり豪華だったしな。普通のゲームならゲームシステムが糞でもキャラ選が完璧なら売れるんだろうけど、スマブラはゲームシステムもオリジナルゲームに搭載する予定だったシステムを使ってるから、システム面までも面白いんですよね。それが凄いと思う。
>アミーボについて
値段はAmazonなので1113円です。ただ、自分のところに届いたカービィはほっぺたがニキビみたいになってて、墨みたいな物も背中に付いてて汚かったんですけどね。フェイスプリントとかは完璧だとは思う。TwitterやGoogleを見てると、サムス、カービィ、マリオ、ヨッシー、ピカチュウみたいなキャラはハズレ少ないようですね。逆にむらびとみたいなデフォルメキャラは鼻の位置が最悪でサンプル商品よりも不細工な個体は多いらしい。カービィはシンプルなデザインですが、足のデザインとかはクリボーとかキノピオっぽいんですよね。やっぱ、マリオキャラから影響を受けた部分とかも多いんでしょうね。
まぁ、女性にオススメしときたいアミーボがカービィですね。あとはピカチュウ、ヨッシー、むらびと、マルス、リンクとかでしょうか。買っておいて損は無いと思う。カービィは割と重いから棚からの落下も心配は要らないでしょう。
出来は賛否両論あるんだろうけど、カービィだとかピカチュウみたいなキャラは食玩やプラモレベルでも満足出来るフィギュアが多かったから、無理に「Amiibo」を買う必要もないとは思う。フィギュアの鑑賞目的の場合なら。ただ、ピカチュウもカービィもフィギュアは数多いけれど、「Amiibo」サイズのフィギュアは滅多にないと思うし永久保存版なら「Amiibo」が決定打になりそうな気がする。カービィのフィギュアは星の数ほど多いけれど、永久保存版だとか丁度いいサイズとなると、「Amiibo」ぐらいしかないでしょうね。カービィのフィギュアって大抵食玩かプライズかガチャポンぐらいしかありませんから。
箱は「ディズニーインフィニティ」や「スカイランダース」と同じブリスターパック形式のボックスなので、アメリカの人形玩具とかと同じような感じになってます。外からフィギュアを観察出来るようになってるので、店頭で個体差をチェックするのもいいでしょうが、値段の安さを考えれば、やはりAmazonや楽天などのネット通販でしょうか。「アミーボ」が一番安いのはおそらくネット通販ぐらいだと思う。ヨドバシだとかジョーシンも似たような値段で売ってるけど、田舎の場合はネット通販のほうがいいだろうな。定価じゃないんだし。ブリスターパックは破る形になるので、箱が綺麗に残せないのがネックですが、カッターナイフやデザインナイフで外側のプラスチック部分を底部から切り取るようにしてやれば、中身だけを綺麗に引っ張り出せます。底部は奥側と縦の2側に切れ目を入れてやれば、外せるようになる。「アミーボ」はプラスチック部分で全体が覆われてるから、小さいお子さんが居る家庭や女性がやる場合は夫か父親にやってもらったほうがいいと思う。なぜなら、プラスチック部分は結構力を入れないと切れ目が付けれないからです。あと、危ないからです。女性や子供がやると怪我をする恐れがあるので、彼氏だとか父親だとか夫が居るような人は男に任せた方がいいでしょう。
>カービィのフィギュアについて
2000年代から子供向けの漫画やアニメ作品が一気に減少し始めたので、アニメが放送終了してから約12年経っても未だにフィギュアやぬいぐるみがアニメ名義で新作が出され続ける作品でもあります。カービィのフィギュアは食玩やプライズやガチャポンなら今でも簡単に手に入りますが、カービィ系のフィギュアや玩具で特にオススメなのが「三英貿易」って会社のぬいぐるみでしょうか。ここの会社は任天堂やセガとかのゲーム会社の有名キャラクターをぬいぐるみ化する事で有名な会社なんですが、ネット通販ぐらいでしかゲットできないのが実情です。マリオ系やソニック系は原作以上にデフォルメされてるので、出来具合が賛否両論ですが、カービィのぬいぐるみだけは原作に極めて忠実なのでここの会社のカービィぬいぐるみはカービィファンになら100%オススメ出来ます。俺がオススメなのはカービィのSサイズのぬいぐるみでしょうか。約1000円で買えるからオススメ。デデデとかメタナイトは出来具合が原作と微妙に違うけど、ワドルディやワドルドゥなんかもオススメ。
>カービィの主演した作品
・星のカービィ・・・・・・・・1992年、GB
・星のカービィ 夢の泉の物語・・・・・・・1993年、FC
・星のカービィ2・・・・・・・・・1995年、GB
・星のカービィ スーパーデラックス・・・・・・・・1996年、SFC
・星のカービィ3・・・・・・・・・1998年、SFC
・星のカービィ64・・・・・・・・・2000年、ニンテンドー64
・星のカービィ 鏡の大迷宮・・・・・・・・2004年、GBA
・星のカービィ 参上! ドロッチェ団・・・・・・・2006年、DS
・星のカービィWii・・・・・・・・・・・2011年、Wii
・星のカービィ トリプルデラックス・・・・・・・・2014年、3DS
>関係者及び開発会社
・任天堂・・・・・・・販売元(ファーストパーティ)
・HAL研究所・・・・・開発元(セカンドパーティ)
・桜井政博・・・・・・・産みの親・ディレクター
・岩田聡・・・・・・・・現任天堂の社長。元HAL研究所のプログラマ兼社長
©Deathnicle/Garius Marutis
©Nintendo/HAL laboratory