2019年3月20日水曜日

キラ・ヤマト・・・・・・・・・・・「機動戦士ガンダムSEED」の主人公、16歳、男。 C.E.と呼ばれる遺伝子操作で誕生した人類「コーディネーター」と自然のままに産まれた人類「ナチュラル」が共存する世界が舞台。 コーディネーター=ニュータイプと解釈する人も稀に居るが、意味は全然違うので注意が必要。 
C.E.70・・・・・・地球に住むナチュラルの軍隊「地球連合軍」がコーディネーターの住むプラントとの貿易摩擦よりコーディネーターの農業プラント「ユニウスセブン」へ核攻撃する。 これを機会にコーディネーターはザフト軍を立ち上げ、地球へニュートロンジャマーと呼ばれる核動力防止兵器を投入。地球は急激なエネルギー不足に陥り、連合とザフトで本格的な戦争が開始された。 物量で勝る連合と新兵器「MS」の導入で技術的に勝るザフトの戦争は既に1年と10ヶ月の月日が流れていた・・・・。  キラはコーディネーターで中立コロニー「ヘリオポリス」でナチュラルの友人達と共に平和な学生生活をしていたが、突如現れたザフトのMS部隊の襲撃で幸せな生活は脆くも崩れる・・・・・・。 キラは偶然にも幼少で別れた親友 ・アスランとへリオポリスで遭遇し、ザフトが狙っていた極秘に開発されていた連合の新型MS「ガンダム」に乗り込み、戦艦「アークエンジェル」と共にザフト軍の猛攻から友人を護る為に戦う決意をする・・・・・・。 しかし、そこには親友アスランがザフト兵となっており、キラは苦悩しながらも同胞である「コーディネーター」やアスランと戦っていく事となった。そのうちにアスランとの虚しい戦いで心身がボロボロになったキラはアスランの婚約者であるラクス・クラインから新たな剣「フリーダム」を託され、再び戦場へと舞い戻る。 何と戦うかを悟ったキラは今まで敵として戦ったアスランやアークエンジェルの面々と第3戦力として戦争を終わらせる為に戦う。                                                          最後の戦場でザフト軍の将校ラウ・ル・クルーゼの人類滅亡の企みを知ったキラはその野望を砕いた。 戦争が終了し、彼はラクスと共に孤児院で1年間の短いながらも幸せな生活を過ごした・・・・・・。操縦した機体はGAT-X105:ストライクガンダム、ZGMF-X10A:フリーダムガンダム。



「僕は・・・・・・・・・それでも僕は! 力だけが僕の全てじゃない!」
「貴方は!貴方だけは!!」
「違う!・・・・・・人は、人はそんなものじゃない!!」
「それしか知らない貴方が!」
「それでもッ!!・・・・・・・守りたい世界があるんだっ!!」
「僕達は・・・・・・・・どうして・・・・こんなところへ・・・・・来てしまったんだろう・・・・・・・・僕達の世界は・・・・・・」
「気持ちだけで一体何が守れるっていうんだ!!」
「想いだけでも・・・・・・・力だけでも・・・・・・」
「大事な友達に貰った、大事な物なんだ・・・・・」
「僕は・・・・・・僕は・・・・・・・殺したくなんかないのにィィィ!!」
「たとえ守るためでも、もう銃を取ってしまった僕だから・・・・」
「ウァァァアスゥゥゥラァァァァァンッ!!」
「アークエンジェルはやらせないぞ!!」
「ザフト、連合、両軍に伝えます。 アラスカ基地はまもなくサイクロプスを作動させ・・・・・自爆します!! 両軍共ただちにMSを回収し、撤退してください!!・・・・・・・・・繰り返します、アラスカ基地は~」
「援護は感謝する。 だが、その真意を・・・・・・改めて確認したい。」
「あの時・・・・・・僕は、彼の仲間を殺した・・・・・アスランも僕の友達を殺した・・・・・・どうしようもなかった。」
「ガンダム・・・・・?」
「大切なのは何の為に戦うかだよ。」
「君に出来ない事、僕は出来るかもしれない・・・・・でも、僕に出来ない事、君は出来るんだ。」
「何と戦わなきゃならないのか・・・・・・少し、分かった気がするから。」
「戦っても終わらないよ・・・・・・戦争は、きっと。」
「何も出来ないと言って、何もしなかったら、もっと何も出来ない。 何も変わらない、何も終わらないから。」
「止めろと言ったろ、死にたいのか!?」
「人は、世界は、貴方の為にあるんじゃない!!」(スパロボ)
「貴方の闇に飲まれはしないッ!!」(スパロボ)
「人の手で作られた神なんかッ!!」(スパロボ)
「アスランって米に字書ける人?」(ドラマCD)
「戦争なんか、嫌だって君も言ってたじゃないか!!」
「一緒に行くよ、アスラン!」(スパロボ)
「何故憎しみ以外に目を向けられないんですッ!!」(スパロボ)
「止めてよね・・・・・本気でケンカしたら、サイが僕に適うはずないだろ?」
「僕がどんな想いで戦ってきたか!!誰も気にもしないくせに!!」
「僕だって君となんか戦いたくない。・・・・・・・でも、あの艦には大切な友達が乗っているんだ!」
「もう、僕たちを放っておいてくれッ!!」
「貴方には僕を討つ理由がある・・・・・・・・・・」
「戦わなきゃ、守れない物があるからッ!!」
「本当だ!信じてくれ!!」(ボンボン版)
「でも、戦っても終わらないよ・・・・・・・・・戦争は。」
「アスランは僕の友達を殺して、僕は彼の友達を殺した・・・・・・・・・どうしようも無かった・・・・・・・」
「キラ・ヤマト、ストライク行きます!!」
「キラ・ヤマト、フリーダム行きます!!」
「憎しみに囚われた攻撃なんか!」(スパロボ)
「そうやって、貴方は何を手に入れようっていうんです!」(スパロボ)
「出来る事と、望むことをするだけです。」
「それも探せばいいよ、一緒に。」
「敵わないと分かっても、まだ退かないのか!」(Gジェネウォーズ)
「その明日を僕は守る!」(Gジェネ3D)
「これが、僕の戦いだぁッ!!」(Gジェネ3D)









ラウ・ル・クルーゼ・・・・・・・この作品におけるラスボスで、ムウのライバル。 大企業家であるアル・ダ・フラガのクローンとしてこの世に生を受ける。 アルには既にムウという息子が居たが、経済的才能と能力が無い為にクローンに着手した。 クローンを開発したのはスーパーコーディネーター計画の第1人者であるヒビキ博士。 ヒビキは助手であるヴィアと共に人工的にキラを産み出し、自然な形でカガリを産んだ。 その後、彼等はブルーコスモスの一派により命を落としたという説が定着しつつある。 ヴィアの妹であるヤマト夫人の手にキラが、おそらくはヒビキと面識があったウズミ・ナラ・アスハへカガリが養子となった。 ラウはクローンとして誕生するが、壮年だったアルのクローンだった為にテロメアが短く、寿命が近い。 老化が激しいので親友であり、メンデルで働いた事もあったギルバート・デュランダルが開発した薬で命を長引かせた。 遺伝子的にはナチュラルであるが、コーディネーターと偽ってプラントで暮らす事になる。 彼がナチュラルであった事実を知る者は彼と同じくアルによって作られたクローンのレイかデュランダルぐらいであった。 また、老化が激しい為、皺だらけの顔を見られたくないが為に仮面を被った。 彼がザフト軍に入隊後は凄まじい戦績でネビュラ勲章を授与し、ヘリオポリス事件の前からムウと交戦もしている。 どんどん出世していく彼はやがてクルーゼ隊の隊長として、パトリック・ザラの直属の部下として政治にも間接的に関わる事となった。
物語の始まりである、ヘリオポリス事件を何故ザフトが知ったのか?だが、それは裏の情報屋であるケナフ・ルキーニ(ASTRAY参照)から情報を買ったからである。 この事件を契機に戦艦アークエンジェルとストライクガンダムを追う事となった。
自身が戦場へ出撃する事は稀であり、劇中での活躍も少なかったがキラ達が第3勢力として現れてからは徐々に己の計画を進行させる準備をしていた。
オペレーション・スピットブレイクではパトリックに積極的にアラスカ基地攻略を促し、計画実行に至ってはブルーコスモスの盟主であるムルタ・アズラエルにアラスカ基地を攻める事を内密に情報を与え、この戦いで連合はサイクロプスを発動させ、ザフトの戦力の8割を削り去った。
更にはアラスカ基地で誘拐したフレイ・アルスターを利用してアズラエルへフリーダムとジャスティスのデータを与えた事により、NJCの情報を得た連合はプラント本土へ向けて核攻撃をした。
その結果、ザフトはジェネシスを使い、連合の月基地と戦力の剃り落としを計った。
文字通り、連合とザフトの血まみれの争いで事はクルーゼの計画通りだった。
クルーゼは自分がクローンで人の欲望によって作られた事を深く恨み、人類根絶を野望にして連合とザフトの戦争で完全なる人類の廃絶を企んでいた・・・・・・・。
そして、最終決戦で自身もプロヴィデンスガンダムで出撃し、宿敵であったムウのストライクを中破させた。
更には、部下であるディアッカのバスターを中破、M1、ストライクダガーの大半を撃破していき、自分の思い通りに事が進む事を高らかに笑っていた。
だが、フレイを殺した事で怒りに満ちたキラのフリーダムによってコクピットを直撃、ジェネシスの暴発に巻き込まれ絶命した。
操縦した機体はプロヴィデンスガンダム、シグー、ディン(指揮官専用)、ゲイツ(指揮官専用)



「君とてその一つだろうがッ!!」
「それだけの業、重ねて来たのは誰だっ!!」
「人が数多持つ預言の日だ!!」
「もはや止める術はない! 地は焼かれ、涙と悲鳴は新たなる争いの狼煙となる!!」
「どのみち私の勝ちだ!ヤキンが自爆すれば、ジェネシスは発射される!!」
「まだ苦しみたいか!いつか!やがていつかはと!そんな甘い毒に踊らされ、一体どれほどの時を戦い続けてきたッ!!」
「知らぬさ!所詮人は己の知る事しか知らぬ!!」
「何を信じる!? 何故信じる!?」
「この憎しみの目と心と、引き金を引く指しか持たぬ者達の世界で!!」
「ハッ!何が違う!? 何故違うッ!?」
「それが人だよ!キラ君!」
「その果ての終局だ! もはや止める術などない! そして、滅ぶ、人は! 滅ぶべくしてな!」
「正義と信じ、分からぬと逃げ、知らず!聞かず!」
「これが運命(さだめ)さ! 知りながらも突き進んだ道だろう!」
「君の歌は好きだったがね・・・・・・だが、世界は歌のように優しくはない!」
「解らぬさ!誰にも!」
「それが誰に解る?・・・・・何が解る?」
「故に許されない!君という存在も!」
「知れば誰もが望むだろう! 君のようになりたいと!・・・・・・・・君のようでありたいと!」
「在ってはならない存在だというのに!」
「また君か、厄介な奴だよ・・・・・・・君は!」
「アズラエルめ・・・・・・・案外と不甲斐ない。」
「使ってみせるさ、あの男に出来て私に出来ないはずがない。」
「ふふふ、ハッハッハッ!アーハッハッハッハ!!」
「私のではない! これが人の夢! 人の望み! 人の業!!」
「他者より強く、他者より先へ、他者より上へ!」
「競い、妬み、憎んで・・・・・その身を食い合う!!」
「既に遅いさ、ムウ。 私は結果だよ、だから知るッ!!」
「自ら育てた闇に食われて人は滅ぶとなッ!!」
「遅いな、私の勘がそう告げている。」
「私にはあるのだよ、この宇宙でただ一人、全ての人類を裁く権利がなっ!!」
「引導を渡してやろう、この私がな!!」
「雑魚にあまり、時間をかけるなよ!!」
「ここで見過ごさばその代価、いずれ我等の命で支払わねばならなくなるぞ、地球軍の新型機動兵器、あそこから運び出される前に奪取する。」
「銃を撃ち合うばかりが戦争ではないのだよ。」
「お目覚めかな?」
「君に代わって、私が冥王計画とやらを成し遂げてあげよう・・・・」(スパロボ)
「争いなくして君のニュータイプ能力は覚醒しなかった、違うかね? カミーユ・ビダン。」(スパロボ)
「人の心を覗くような真似は感心出来ないな、相応の罰を受けてもらおうか。」(スパロボ)
「当たり前だ・・・・・後世の歴史家達に笑われたくないからな。」
「君達のガンダムと同じと思ってもらっては困るな・・・・・・踊ってもらおうか、機体が朽ちるほどに!!」(スパロボ)
「代価は私の命と言う事か・・・・・・・・」(ジェネレーションOF C.E.)
「実力の差も解らないというのは愚かな事だ。」(スパロボ)
「ハハハ・・・・・・見える、見えるぞ!世界の終焉が! ハーハッハッハッ!」(スパロボ)
「チッ・・・・・・・奴等の力を侮ったかッ!」(スパロボ)
「初めから私を裏切りし世界など滅べばいいのだッ!!」(スパロボ)
「ガンダムに拘る執念など、私が断ち切ってくれるッ!」(スパロボ)
「私の元から離れたことを後悔するがいいッ!!」(スパロボ)
「貴様等に私の夢の邪魔はさせんぞ!」(スパロボ)
「闇より深き深淵・・・・・・・・それが貴様の行き着くところだ!!」(スパロボ)
「人の妬みなど、君には分からぬさ!」(スパロボ)
「まだだ!人類の滅亡を見届けるまでは!」(スパロボ)
「こっちの庭にいるうちに沈めたいものだな・・・・・・・」(スパロボ)









ラクス・クライン・・・・・・・・本作における真のヒロイン。 容姿はピンク色のロングヘアに、黄色の髪飾り、アスランに貰ったピンクのハロを持っている。 服装は多種多様で、戦艦の艦長になってからはエロチックな女の一コスチュームをしている。
プラントにおいては歌姫という国民的アイドルで評議会の元議長シーゲル・クラインの娘である。 パトリック・ザラの息子アスランとは政略結婚で許婚同士であったが、ユニウスセブン跡で死者の追悼をしている最中で地球連合軍に襲撃されてしまう。 襲撃中に急遽、助太刀に来たジャンク屋のロウ・ギュール一派に救われるが救命ポッドで脱出したので、宇宙をさ迷っていた。 その宇宙空間で偶然にもキラのストライクに回収され、アークエンジェルで保護される。 ところが、ザフト軍のクルーゼ隊の交戦によって人質として出されてしまう。 その事実を知ったキラは軍法会議で死刑にあたる大罪にも関わらず、ラクスを連れてアスランのイージスへ身柄を渡す。 その後、アスランとの激闘で傷ついたキラをマルキオ導師がプラントにあるラクスの豪邸へと連れていく。 そこで、彼の心身の療養を果たし、最重要機密であったザフトの最新鋭試作MS「フリーダムガンダム」を新たな剣としてキラに譲り渡す。 その後、ラクスはパトリックにより、裏切り者の罪人として行方を追われるもラクスを慕う人々による尽力で最新鋭戦艦エターナルを強奪。 その後は第3勢力となったアークエンジェルやオーブの残党と共に平和の為に剣を振るった。



「その手に掴む、この果ての未来が、幸福・・・・・? 本当に・・・・・?」
「幸福とは何でしょうか?このように戦いの日々を送る事でしょうか?・・・・・・愛する人を失っても尚、戦い続けるその未来に間違いなく待つものなのでしょうか?」
「平和を叫びながらその手に銃を取る・・・・・・・・それもまた悪しき選択なのかもしれません。 でも、どうか・・・・今、この果てない争いの連鎖を、断ち切る力を!!」
「想いだけでも・・・・・・力だけでも、駄目なのです、だから・・・・!」
「ラクス・クラインは平和の歌を歌います。」
「貴方が殺しましたか・・・・?」
「私達、人は・・・・・おそらくは戦わなくても良かったはずの存在。 なのに、戦ってしまった者達・・・・・・。
何の為に?・・・・守る為に?・・・・何を?・・・・・自分の未来を。 誰かを撃たねば守れない未来・・・・・・自分、それは何?
何故? 撃たれてしまった者には無い未来・・・・・・では撃ってしまった者達も?・・・・・・本当に?」
「核を撃たれ、その痛みと悲しみを知る私達が、それでも同じ事をしようとするのですか!、撃てば癒されるのですか!? 同じように罪無き人々や子供を、これが正義と!? 互いに放つ砲火が何を生んでいくのか、まだ分からないのですか! まだ犠牲が欲しいのですか!」
「お二人とも、”敵”と戦われたのでしょう?」
「でも、貴方が優しいのは貴方だからでしょう?」
「キラが行きたいと想う場所にこれは不要ですか?」
「”敵”だと言うのなら私を撃ちますか? ザフトのアスラン・ザラ。」
「”何”と戦わなければならないのか、戦争は難しいですわね・・・・」
「キラには悲しい夢が多過ぎます。」
「必ず、帰って来てくださいね、私の元に・・・・・・・。」
「アスランの信じる物は何ですか? 頂いた勲章ですか? お父様の命令ですか?」
「想いだけでも、力だけでも・・・・・・守れない物があります。」
「ちょっと違いますわね、これはZGMF-X10Aフリーダムです、でも”ガンダム”の方が強そうで良いですわね。」








アスラン・ザラ・・・・・・・・・プラント最高評議会議長(C.E.71)パトリック・ザラの息子。 キラとは幼少の頃、月のコペルニクスで親友同士だった。 しかし、アスランが引っ越した為にキラとアスランが出会う事はヘリオポリスのガンダム強奪事件まで無かった。
ユニウスセブンで暮らしていた母親が居たが、連合の核攻撃により亡くなってしまう。 アスランは母の死をきっかけにザフト軍へと入隊し、父・パトリックはプラント最高評議会のメンバーに就任した。 彼等の連合やナチュラルの憎しみと怒りは彼等に限らず、プラントで暮らすコーディネーターに火を付けたと言える。
優秀だったアスランは早くも赤を着る事を許されたエリートとなり、クルーゼ隊のメンバーになる。
ヘリオポリス事件でキラと再会した出来事は彼の運命を大きく揺さぶる事となる。
何度か、キラのストライクと戦う内に説得を試みるが拒否され、ラクスを返還された時には敵同士で戦う事をお互いが決めた。
だが、キラを撃てない自分の甘さと弱さの為に戦友であり、後輩にあたるブリッツガンダムに乗るニコル・アマルフィをストライクに惨殺されてしまい、とうとうキラを本気で殺そうとしてしまい、偶然にもキラの友人であったスカイグラスパー2号機を操縦するトール・ケーニヒをイージスガンダムのシールドをコクピットに直撃し、殺してしまい、キラもとうとう本気でアスランを殺そうとしてしまう。
この決戦によって、アスランはイージスをMA形態でストライクに絡ませて自爆させる。
キラを殺してしまったと思ったアスランは悔やみ、カガリ・ユラ・アスハの言葉に涙を流す。
プラントへ帰還し、フリーダムを強奪したスパイを手招きしたのが、ラクスだと知って彼女の劇場へ足を運び、抹殺しようとするが、逆にラクスから反論を食らい、キラが生きていた事実を知る。
父の命によって、ジャスティスガンダムを受領しフリーダムの撃破と関係者の殺害を任命され、地球へ降り立ち偶然オーブと連合の戦いでキラの乗るフリーダムがピンチに陥っているところを見て、キラを助けに参戦する。
それからは、キラやアークエンジェルの面々のように無所属となり、中立を貫く部隊の一員となって平和への貢献を果たす。
最終決戦であるヤキン・ドゥーエ攻防戦でジェネシスの発射が止められない事を知った彼はジャスティスをジェネシス内部で核爆発させる事にしたが、カガリに生きる事の大切さを教えられ躊躇する。
彼女の操縦するストライクルージュに乗り換えた彼はジャスティスを自爆させてジェネシスの地球発射を食い止めた。
その後、プロヴィデンス戦で宇宙に放り出されたキラとフリーダムを発見し、無事に帰還した。
紅くトサカがあるMSとは縁があるようで、続編共々操縦してきた主な機体は紅でトサカのあるMSばかりだった。
無印の『SEED』ではイージスガンダムとジャスティスガンダムを操った。



「・・・・・・内部でジャスティスを核爆発させる・・・・・・・!」
「こんなことをしても、戻る物など何も無いのに!」
「俺は馬鹿だから・・・・・」
「お前が・・・・・・・お前が、ニコルを殺したぁーーー!!」
「キラ、お前も一緒に来い!・・・・・・お前が地球軍である理由がどこにあるっ!?」
「キィィラァァァァァーーー!!」
「止めろ! もう止めるんだ! こんな戦い! 本当に滅ぼしたいのかッ!? 君達も・・・・・・全てを!」
「アイツは・・・・・・アイツはニコルを殺した! まだ15で・・・・・・、ピアノが好きで・・・・・!! なら、倒すしかないじゃないか!」
「ラスティ!!」
「ミゲルーーーーー!!」
「ニコルーーーーー!!」
「ラウ・ル・クルーゼ、貴方は俺が、倒す!!・・・・・・・守るんだ、全ての人達の未来を!!」(スパロボ)
「キラ、蹴散らすぞ!!」(スパロボ)
「くっ、流石はラウ・ル・クルーゼ・・・・・手強い!!」(スパロボ)
「こちら、ザフト軍特務隊・・・・・アスラン・ザラだ、聞こえるか?フリーダム・・・・・・キラ・ヤマトだな?」
「軍からはこの戦闘に対して、何の命令も受けていない! この介入は・・・・・俺個人の意思だ!」
「状況も分からぬナチュラルがこんな物を造るから・・・・・・!!」
「もう、アイツは敵なんだ!なら討つしかないじゃないかッ!」
「キラ、お前は僕達の仲間なんだ!・・・・・・・来るんだ!」
「ニコニコ笑って戦争なんか出来ませんよ・・・・・・。」
「今まで、アイツを討てなかった俺の甘さが・・・・・・・お前を殺した!!」
「シヴァー・ゴッツォ、お前は俺の父と同じだ。 目的の為に人の心を失ったな!」(スパロボ)
「俺が・・・・・、お前を討つ!!」
「ホントに戦争になるなんて事は無いよ、プラントと地球で。 避難なんて意味無いと思うけど・・・・キラもそのうちプラントに来るんだろ?」
「分かった・・・・・・・だが、次に会う時は俺がお前を討つ!」
「何故、そこまで人類を憎む!」(スパロボ)
「この機体に託された想い、忘れはしないッ!!」(スパロボ)
「救助した民間人を、人質に取る・・・・・・・・・・・こんな連中と共に戦うのが、お前の正義かッ!!キラ!」
「卑怯な!!」
「戦いが生むのは、憎しみだけだと何故分からない!」(スパロボ)
「ジャスティスの力をもってすれば!」(スパロボ)
「人類を裁く権利など誰にもない!」(スパロボ)
「ラウ・ル・クルーゼ!貴方の思う様にはさせない!」(スパロボ)
「戦いを終わらせる為の戦い・・・・・・・負ける訳にはいかない!」(スパロボ)
「俺達は本当は、何とどう戦わなくちゃならなかったんだ?」
「過去があるから明日を願うんだ!」(Gジェネ)












カガリ・ユラ・アスハ・・・・・・・・・・16歳、女性。 キラの腹違いの妹にあたる。 腹違いと言ってもキラは試験管ベビー、カガリは通常の胎内から産まれてるので2人ともヴィアとヒビキ博士の子供である。
胎内から誕生してるのでナチュラルである。 過程は不明だが、ヤマト夫妻とウズミの元でそれぞれを養子として育てる事になり、ヤマト夫妻の友人?にあたるウズミがオーブの姫君として育てた。
勝気な性格の上に自分勝手なところもあり、無断で中立国・オーブのコロニーであるヘリオポリスへ赴き連合のガンダムの開発を本当に匿っていた事を知り、ショックを受ける。(ウズミの信念は他所の事には介入しないし、介入を許さないとしていた。)
但し、補足説明を入れると外伝『ASTRAY』にて影のオーブの指導者、サハク姉弟がウズミに極秘裏で連合と契約したというのが事実である。
その後、アフリカでレジスタンスに加わり、ヘリオポリスで出会ったキラやアークエンジェルの面々と共に砂漠の虎を倒す事でお互いに協力する。
砂漠の虎を倒した後は、アークエンジェルとオーブまでの道中を共に行動する。 兵器の操縦は中々のもので、ナチュラルだが、ザフト軍のコーディネーターに引きを取らない腕前だった。(これは天性的な遺伝だろう)
オーブへ戻り、ウズミに説教されオーブに留まることに。
オーブ近海の孤島でキラが行方不明になった事を知り、捜索するがそこで偶然にもアスランを発見し、目覚めたアスランからキラが死んだ事実を知り、アスランを号泣しながら叱責する。
その後、キラが生きていてアークエンジェルが命令違反の脱走艦となり、オーブへ到着したところに連合の理不尽な戦争の強制的な介入を求めてきた事にウズミは一方的に断った。
しかし、連合が軍事的な行使を行ってきた為にオーブも秘匿していたMS部隊で交戦する事に。
この戦闘により、シン・アスカの一家のようなごく一部の国民が犠牲となってしまった・・・・・。
オーブが敗れる事を確信したウズミはカガリが実の娘ではなく、キラと兄妹であり、自分は国と共に自爆する事を語り、カガリに後を託し、自爆する炎に囲まれて絶命した。
カガリは精神的にショックを受けるが、最終決戦までにはストライクルージュを操縦出来る形になり、最終決戦でSEEDを発動し、アスランの自爆を食い止めて宇宙を漂流するキラを救出した。
操縦機はストライクルージュにスカイグラスパー2号機。  スカイグラスパーは砂漠の虎と水中編で使用したが、砂漠の虎戦では扱いにくいソードストライカー装着状態でトリッキーな戦闘を見せた。
出番は少ない方で、『SEED』では1話に登場してから、16話まで再登場が一切無かった。 また、続編の『DESTINY』では完全にメインレギュラーのポジションを失い、アスランとも破局したような恋愛関係になった。  そのアスランのパートナーとなったのは続編に登場するメイリンである。


「逃げるな!・・・・・・・・生きる方が、戦いだ!!」
「殺されたから殺して・・・・・・・・殺したから殺されて・・・・・・・・それで最後は本当に平和になるのかよッ!?」
「お父様ぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「造ったオーブが悪いって事は分かってる・・・・・・でも、あれは、あのモビルスーツは地球の人達をたくさん殺すんだろ!?」
「キラ、変わったろ?」
「死なせないから、お前・・・・・・・。」
「お父様のうそつき!!」
「お前、大丈夫か?」
「一人でぐるぐるハツカネズミみたいになってないかって事だよ。」
「でも、キラも馬鹿だと思うぞ。」









ムウ・ラ・フラガ・・・・・・・・・・・「エンデュミオンの鷹」の異名を持つ連合の切り札とも言えるエースパイロット。 地球連合は極秘で彼をベースにしてクローンを作りメビウスゼロの部隊にするなどの少々やり方が非人道な事もしている。 空間認識能力と言われる一種のエスパー能力を持ち、彼の一族は代々その能力が受け継がれてきたらしい・・・・。(天性的な遺伝で。)
もしも、これまでのガンダムシリーズと黒歴史で繋がるならば彼の人種はナチュラルであるがニュータイプと言えるであろう。
空間認識能力がある人間で無ければ操縦できないMA:メビウスゼロを使い、MAとMSの戦力比は4:1だったにも関わらず、彼は5機ものジンと2隻の戦艦を沈めるなどの活躍をした事もある。 また、この戦いで父のクローンのラウ・ル・クルーゼとも交戦している。 この戦闘は連合の敗北が確定的だったが、連合は味方もろともサイクロプスを起動させ相討ちにもつれ込ませて世間からの非難を避ける為にあえてムウを英雄にして誤魔化したとも言われている。
ヘリオポリス事件ではアークエンジェルの護衛の任務に就いていたが、ラウ・ル・クルーゼ率いる部隊との交戦を余儀なくされた上に自分の部隊が全滅した為に、残った民間人や一部の士官と共にアークエンジェルのクルーとなってクルーゼ隊やザフトの勇将達と戦う事になっていく・・・・・・・。(ちなみに階級は大尉だが、後に少尉へ昇格し、記憶喪失になった時には大佐になるまでの出世を果たす)
キラや彼の仲間達の良き兄貴分であり、宇宙空間ではメビウス・ゼロ、地上ではスカイグラスパーを操縦する。
アークエンジェルが脱走艦になり、キラがフリーダムガンダムを手に入れたので自身はストライクガンダムの新たな操縦者となる。
ちなみにOSはキラが改良してくれたらしいが、彼はナチュラルにも関わらず、初めて操縦するMSをなんなく操縦出来ていた。(しかし、物語当初では自分には扱えない事を言っていたので改良したOSが無ければ操縦は不可能だっただろう)
最終決戦ではクルーゼのプロヴィデンスガンダムと戦い、ドラグーンの包囲網をギリギリで避けるなど、コーディネーターでも難しい芸当が出来たのはムウの天性の能力によるものだろう・・・・・・。
しかし、プロヴィデンスのドラグーンの攻撃から挽回出来るチャンスが無く、機体を中破させられてしまった。
アークエンジェルへ帰還しに行く時にアズラエルが独断でドミニオンのローエングリンをアークエンジェルへ向けて発射したのでムウはアークエンジェルを庇い、ストライクを盾にして防いだ。
本来なら死なないとおかしい上に、ローエングリンをMSが耐えられるはずがないのだが・・・・スペシャルエディションⅢではムウのヘルメットがTV版と違い、宇宙空間に流れていなかったので死んでない扱いという強引な展開になっていった・・・・。





「はは・・・・・やっぱ、俺って不可能を可能に・・・・・・・」
「こっちのお客さんも、一癖ありそうだぜ!」
「これじゃあ~、立つ瀬無いでしょ、俺は。」
「おっさんじゃないッ!!」
「忘れた?俺は不可能を可能にする男だって。」
「ヒーローは柄じゃねぇ~~~ってのに・・・・・・」
「この感じ・・・・・・・ラウ・ル・クルーゼか?」
「ヒュー、見つけたぜ!子猫ちゃん!!」
「君・・・・・・コーディネーターだろ?」
「君は出来るだけの力を持ってるだろ? なら、出来る事をやれよ。」
「しつこいんだよッ!!お前等!!」
「いずれまた戦争が始まった時、今度は乗らずにそう言いながら死んでいくか?」
「上がった腕前!見せてやるよ!」
「これが望みか!貴様の!!」
「貴様の理屈だ!思い通りになど!!」








その他
「戦うしかなかろう・・・・・・・互いに敵である限り、どちらかが滅びるまでなァァーーー!!」(アンドリュー・バルトフェルド)

「逃げ出した腰抜け兵がぁぁぁぁーーーーー!!」(イザーク・ジュール)
「チッ!そいつをよこせッ!!」
「こんなところで!こんな奴にィィィィィィィ!!」

「グゥレイト!!」(ディアッカ・エルスマン)
「つつけば、巣穴から出てくるってね!」

「元々はそちらの物でしたっけ、弱点もよくご存知だ!」(ニコル・アマルフィ)
「母さん・・・・・・・・・・・僕の、ピアノ・・・・・・・・・・・」

「はは・・・・・・・・・・・・僕は!僕は、ねぇ~~~!!」(クロト・ブエル)
「抹殺!!」

「撃てぇーーーー!!マリュー・ラミアスゥゥゥ!!」(ナタル・バジルール)

「あんた・・・・・・・自分もコーディネイターだからって、本気で戦ってないんでしょう!!」(フレイ・アルスター)
「キラは・・・・・・・・戦って、戦って、死ぬの・・・・・・・・・・・でなきゃ、許さない!」
「コーディネイターなんて、皆死んじゃえばいいのよ!!」

「だが、君は裏切り者のコーディネイターだ・・・・・・・・」(ガルシア)

「どうせなら、炎で真っ赤に染めてやるぜ!」(オルガ・サブナック)(スパロボ)
「無駄!無駄!無駄なんだよ!!」(スパロボ)
「殺されるより、殺した方がマシってね!」
「目立ち過ぎなんだよ!白いの!」(スパロボ)

「駄目だよ、アレは。  綺麗なんだぜ?」(シャニ・アンドラス)
「邪魔すんなよ!」
「うらぁぁぁぁぁぁ!!」


スウェン・カル・バヤン・・・・・・・・・・・・「機動戦士ガンダムSEED C.E.73-STARGAZER-」の主人公。 愛機はストライクノワールガンダム。 地球連合軍での階級は少尉でスローターダガーの部隊の隊長を務めた事もあった。 同僚であるミューディーやシャムスと共に小隊を組んでいる。 スウェンは元々は中流家庭の出身で将来は天文学者を目指していたが、突然両親がテロ攻撃にあって死んでしまい、孤児となってしまう。 孤児となってからはブルーコスモスの私兵として徹底的な戦闘訓練や反コーディネーター思想教育を叩きこまれるなど散々な目に遭ってしまった為か、とても無口かつ無表情な機械的な人間へと変貌してしまう。(この様はヒイロに似ていたりする。)  
ファントムペインのある部隊の隊員となり、キラ・ヤマトが戦績を挙げたストライクのコピー機体のテストパイロットとなった。 ノワールストライカーの前進であるIWSPストライカーは本来オーブ製のストライカーであったが、おそらく横流し情報によって連合も開発したと思われる。                                                         IWSPは操縦がかなり困難で、ヤキン・ドゥーエ攻防戦では既にオーブ側で完成していたが、カガリの腕が未熟だった事もあり、ストライクルージュがIWSPを付ける事はオーブの式典でのイベントのみであった。                                                                                               なので、実戦においてIWSPが初めて使用されたのはスウェンのストライクからである。 火星に移住しようとしているマーシャンとも対決した事があると言われる。(おそらく実戦はこれの事であろう)                                                                                                        連合はスウェンがもたらしたテスト結果より、IWSPを強化・発展させたノワールストライカーを開発し、ストライクもストライクEへと改良を果たした。 ただ、ノワールストライカーはストライクE専用の形で開発されたパックらしいのでストライカーの変装もあまりなく、ほぼ固定された状態で出撃するのでこの機体を「ストライクノワール」ともいう。
ユニウスセブン落下被害を理由に、ブルーコスモスはスウェンにコーディネーターを支持する者やコーディネーターの反戦テントをスローターダガー部隊と強襲。              第2話では、デストロイガンダム護送の為にミューディーのブルデュエルとシャムスのヴェルデバスターと共に追手であるザフト軍を雪上で迎え撃つが、バクゥケルベロスハウンド3機にブルデュエルがコクピットのみを集中攻撃され、ミューディーが死亡し、ここでスウェンが初めて怒りを露にしてバクゥをトリッキーなコンボで打ち破った。                      第3話では、ザフト軍優勢の状況よりスウェンの部隊はDSDDステーションを襲撃する事になる。                                                    DSDDステーションのスターゲイザーガンダムの強奪を目的にそれを軍事用兵器として利用する為である。                                               しかし、DSDDからシビリアンアストレイの攻撃でスローターダガーが全滅し、ヴェルデバスターも大破、母艦もトロヤステーションの一撃で崩壊し、スウェンのストライクノワールもセレーネ・マクグリフのスターゲイザーとの戦闘で中破し、宇宙を漂流する事になった為、その機体からエネルギーをスターゲイザーへ渡し、宇宙へ放棄された。 スウェンはスターゲイザーに乗り換え、そこで自分の母親によく似たセレーネを見て心を許し、今まで無口だったのに急に自分から話し始めるなどの成長を見せた。 最後はコールドスリープ状態に入り、セレーネとコクピットで身を寄せ合いながら地球圏へと帰還を果たす。                                                                             ただ、制限時間があった上に劇中では発見された時に軽くオーバーしていたので彼等が生存しているか死亡したかは不明である。




「消えろ、コーディネーター共。」
「からかうな・・・・・」
「スウェン・カル・バヤン、ストライクノワール出る。」
「何故、助けた?」
「貴方の名前は?」
「エクステンデッドの成れの果てだ。」
「脱出装置!?・・・・・・・・・機体を捨てたのか!?」
「俺に選ぶ権利があるのか?」






セレーネ・マクグリフ・・・・・・・・・この作品におけるラスボス(スウェンの視点なら)。 この作品におけるヒロインでもあり、真の主人公らしい・・・・・。(DVDパッケージと監督の話だと・・・・) コーディネーターでDSDD(深宇宙探索開発機構)のスターゲイザー計画の第一人者であり、技師及びパイロット、科学者と多種多様な職柄を受け持つ。 両親はスウェン同様、幼い頃に事故で失っている。 自身の目的の為なら手段も選ばない自己中心的な性格らしく周囲から批判される事も多いが、目標に向かって前向きに考えて行動する確固たる信念や意思が強い。 同僚のエドモンドとは淡い恋心でお互い意識してたようだが、ユニウス落下事件に紛れてジン・タイプインサージェントが現れエドモンドはリニアガンタンクで出撃し相討ちと言う形で戦死を遂げた。 ちなみに28歳というヒロインはこれまでのシリーズでは最も高齢。 スウェンは彼女を見て事故で失った母親の面影を感じていた。                       スターゲイザーガンダムは元々戦闘用ではなく、NASAが送る惑星探知機のような役割を果たすA.I.MSだった。 結局、スターゲイザーが自身の意思で動く事は無かったが学習プログラムに経験値を積ませれば自立してA.I.のみで動く事も可能だった。 連合はこの装置かスターゲイザーが身に付けている軍事兵器となり得る装備に興味を持ちDSDDステーションを襲撃する。                                                                                                         ソルと共にスターゲイザーを育成していたセレーネはこの機体に乗り込み、ファントムペインのストライクノワールと交戦する。                                     初めは牽制していたスターゲイザーだったが、エネルギー制限に相手が戦闘のプロにして敵軍のエースだった為に苦戦を強いられ、敗北が確定的だった。 しかし、ソルを脱出させソルに気を逸らしてしまったストライクノワールはセレーネだけが乗っているスターゲイザーに全身を掴まれてしまい、DSDDステーションの防衛射撃の一撃で機体を中破させられてしまう。 その後、セレーネはスウェンを救出しストライクノワールのエネルギーをスターゲイザーに供給してスターゲイザーの太陽風の力でDSDDステーションを目指した。 約600時間後、彼等は無事発見されるが生存していたのかどうかは劇中では明らかになっていない・・・・・・。





「知ってる?アルバイトする時は前もって申請してないと駄目なのよ?」
「室内温度を4度に設定、ヘルカトランフェーゼで代謝を抑えて、酸素が持つのは約27日間、それまでに発見されなければ私達はミイラになるの。」
「・・・・・・・寂しいから、独りで死ぬのは寂しかったから。 誰でもいいから眠るまで声をかけられる相手が欲しかった・・・・・」







エドモンド・デュクロ・・・・・・・・・DSDDのメンバー。 ナチュラル、男、43歳。 元は地球連合軍の陸軍将校で最終階級は少佐。 裏設定だが、SEEDMSVのキャラ「モーガン・シュバリエ」の部下で戦車部隊を率いていたとも言われている。                                                                               スウェン等を軍人としてしごいた教官はもしかするとこの人かもしれない。                                                                  セレーネとはお互いうっすらと意識し合う関係。 コーディネーターに対してのマイナスの感情はなく、差別的な考え方はしていないがザフトに対しては敵対心が強い。 姉夫婦が事故で死亡したのでソルを養子として引き取り育てた。                                                                                 性格は熱血で部下思いで優しい濃いおっさん。(SEED系にしては貴重な存在と言える・・・・・・・おっさんキャラは一応本編にも居たが、美形過ぎたし)                     自分としては貴重なキャラだと思うのだが、第1話でユニウス落下の暴動に紛れて襲撃しに来たジンタイプインサージェントに部下の軍曹と共にリニアガンタンクに乗り込んで相討ちとなり、死亡した。(DSDDのシャトルを守る為とは言え、短すぎる登場だった為に死に際は哀愁が漂う・・・・・。)                                                 ちなみにDSDDは深宇宙調査の民間機関だが、火星の移住計画?などとにかく火星に関する事項が多い事でも知られている。 外伝である『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 ⊿ASTRAY』では火星を調査しているマーシャン達が現れるので本編とは関係無いが、DSDDは火星の調査などに対しても詳しいとは言える。(本編の尺が短すぎるのでDSDDの具体的な活動が曖昧だったが。)


「とりあえず、上を見ておこうかなって。」
「・・・・・ああ、ソルには何かいい宇宙土産を買って来てくれと伝えてくれ。 女の子を口説くのに使えそうなのをな。」
「ほら、横を見ると誰かに嫉妬して、自分も欲しくなるだろう?
下を見ると今の自分で助けられる人が居て、彼等に必要とされてりゃ気持ちは良いけど、本心は自分より弱い者が居なかったら・・・・・・って思う。 その時、自分は何をやるんだろうって、だから、上を向いてる自分を確保しておこうと思ってね。」
「すまないな、始末書を書かせるハメになって。」
「撃てぇッッーーーー!!」







ミューディー・ホルクロフト・・・・・・・・スウェンと同じファントムペインの部隊のメンバー。 18歳の女性で派手なメイクにハイテンションな性格、制服を短くしているのが特徴(ステラ・ルーシェを連想してもらうと分かり易い。) ブルデュエルガンダムのパイロットで幼少の頃、スウェン同様にコーディネーターを忌み嫌う洗脳教育をブルーコスモスより徹底的に施された為に極度にコーディネーターを毛嫌いする。 同僚であるシャムスからは異性として好意的に見られていたようだが、本人にシャムスへのその気があるのかは不明。 第2話のシベリアでのデストロイ護衛に際して追手であるザフト軍のMSを蹴散らしていたが、ケルベロスバクゥハウンドにビームサーベルを持った左腕を切断され、怯んだ隙に片足をバクゥのビームで破壊されてしまい、身動きが取れなくなった時に一気に3匹のバクゥに襲われてコクピットがある腹部をビームファングで何度も突つかれてこの上ない残酷な死に様を晒す事となった。(おそらく、パイロットだけを殺して機体は持ち帰るつもりだったのかもしれない。)                                                                         その後、その3機のバクゥは、ストライクノワールが直進してきた1匹を雪上にビームブレイドを刺して破壊し、残りの2匹はノワールの背後から迫るが、アンカーランチャーを頭部に貫通させられ、遠心力の法則でノワールの手前に2匹が接触し破壊された。                                                                      ミューディーの死はシャムスを復讐鬼へと駆り立て、シャムスもミューディーと同じ道を歩む事となる・・・・・・。


「ファントムペインに助けを求める馬鹿が、この世界に居るの? 宇宙の人間もどきが、またやらかしたらしいの。」
「先生が言ってた、いいコーディネーターは死んだコーディネーターだけだって。」
「いや、ちょっと待って・・・・・・・・いやぁぁぁああぁぁぁ!!」
「こいつ等ったら・・・・・・しつこくってやんなっちゃう・・・・・・!」








シャムス・コーザ・・・・・・・・・スウェン、ミューディーと同じ部隊に所属する18歳の黒人の少年。   ちなみに伊達眼鏡はオシャレで着けているらしく本当は視力が3人の中でもかなり良いらしい・・・・。(そもそも、精密射撃担当のヴェルデバスターのパイロットなのだから視力が悪いとかなり問題がある。)                                           ミューディー同様、コーディネーターを卑下するよう、洗脳教育されている。(ちなみにスウェンは洗脳が薄いのか比較的コーディネーターへの憎しみをぶつける事は無かった。) 本人がコーディネーターを憎むような発言をするようになったのはミューディーが死んでからだが、ミューディーが死ぬ以前はコーディネーターを見下し、軽蔑するような態度を取ってきた。 ミューディーの事が好きだったのか、ミューディー死亡後は復讐鬼と変わり、第3話でのDSDDステーション襲撃事件では憎しみと怒りだけでDSDDステーションへの無差別攻撃、シビリアンアストレイを大量に破壊していくが、とうとうヴェルデのエネルギーが尽きてしまいシビリアンアストレイの集中放火で絶命する結果になってしまう・・・・・。


「お前等、皆許さねぇ!!」
「お前は、いつもそうだ。 自分は関係ありませんみたいな顔しやがって・・・・・・・・ぶっ殺せるんだぜ、あいつ等を!!」
「みんな、ミューディーと宜しくやりてぇんじゃねぇの?」
「災害救助なんて言うなよ?」
「ふ・・・・・・また戦争が出来るのか。」









ソル・リューネ・ランジェ・・・・・・・・・DSDDのメンバー。 15歳の少年だが、コーディネーターだからかわずか1年ほどでスターゲイザーガンダムのパイロットを務める実力がある。 セレーネの両親と同じ事故で両親を亡くしており、両親亡き後は叔父にあたるエドモンドが育ての親となるが、その彼もユニウス落下事件後の暴動で戦死を遂げた。 セレーネには姉のように懐き、DSDDステーションを襲撃に来たファントムペインにセレーネと共にスターゲイザーに乗り込み、向かい討った。                                          しかし、セレーネが脱出させ、アポロンAの高出力レーザーの射撃をファントムペイン部隊の母艦にするように命じられて実行した。 その後、アポロンAの射撃で遠くへ飛ばされたスターゲイザーの捜索をする。                                                                                                約27日後にはスターゲイザーを発見しおそらくはスターゲイザーを回収してセレーネ等の無事を確認したかと思われる。


「エドモンドが言ってたよね。 上を見て進め、横を見たり、下を見てたら、嫉妬したり怯えたりするからって。」
「上を見る者、その向こうにある星を見る者・・・・・・スターゲイザー・・・・・・。」






その他
「いえ、また少佐と一緒に乗れて光栄です。 指揮所が機能しない以上、個々の判断で最善のメソッドを選択するしかありません。」
「後学の為に、今一度少佐の指揮を拝見させて頂きます。」(エドモンドの部下の軍曹)




シン・アスカ・・・・・・・・・・・・・「機動戦士ガンダムSEEDDESTINY」の主人公。 愛機はインパルスガンダム、デスティニーガンダム。 この作品における主人公。 平和なオーブにて民間人として暮らしていたが、先の大戦(『SEED』時の戦争)において連合とオーブが戦う事となってしまい、避難中に交戦中のフリーダムガンダムの流れ弾によって両親と妹のマユが一瞬の内に肉塊となった姿を目の当たりにしてしまう。これがきっかけとなり、シンは自分の両親や妹の命を奪った連合と戦う事態にさせた前元首、ウズミ・ナラ・アスハを初めとするアスハ家の人間を憎み恨むようになってしまう・・・・・・。力さえあれば守れたんだと考えたシンはコーディネーターだったのでプラントへと渡り、そこでザフト軍へと入隊し、わずか1年4ヶ月で赤服を着る事を許されたエースパイロットにまで昇り詰める。そして、終戦後に開発されたザフト製のガンダム群(通称、セカンドステージMS)のインパルスのメインパイロットに任命され、最新鋭艦”ミネルバ”のクルーと配属される。ところが、C.E.73 10月に連合のファントムペイン部隊にザフトの工業コロニーである”アーモリーワン”が襲撃されてしまい、3機のガンダムが強奪されてしまう。 シン等、ミネルバは会談に来ていたが襲撃に巻き込まれたカガリ・ユラ・アスハと護衛であるアスラン・ザラ、新議長であるギルバート・デュランダルを乗せて彼等を追う事になってしまった。



「このー、裏切り者がーーー!!」
「くそー、なんでアンタなんかにーーーッ!!」
「どうしたの、ステラ? 駄目だよ、君はこんなとこ来ちゃ・・・・・・・」
「あんたって人はぁー!! よくも・・・ルナを、ルナをやったなッーー!!」
「”敵”に回るっていうのなら、今度は俺が滅ぼしてやる!こんな国!」
「守るって・・・・言ったのに・・・・・・・俺、守るって言ったのに! ステラァ!ごめぇん!!・・・・・・」
「何を・・・・・何を言ってるんだ、あんたは! 何も分かってないくせに! 裏切り者のくせにーッ!!」
「何であなたみたいな人が、オーブなんかに・・・・・」
「あんたが隊長機かよッ!大した腕もないくせに!!」
「いっつも、そうやって・・・・・・やれると思うなぁーーッ!!」
「こんな事をする・・・・・・こんな事をする奴等! ロゴス! 許すもんかぁッ!!」
「誤魔化せないって事かも・・・・・・・いくら綺麗に花が咲いても、人はまた吹き飛ばす・・・」
「流石、奇麗事はアスハのお家芸だな!!」
「なんで、議長まで・・・・・チェックしてるんだぁーーー!!」(CMより)
「なんでこんな事・・・・・・・また、戦争がしたいのか!あんた達はぁーーー!!」
「あんたがステラを殺したッ!! 止めようとしたのにーーーッ!!」
「あんたが悪いんだ・・・・・・あんたが・・・・・・あんたが、裏切るからァァァ!!」
「あんたは俺が、討つんだ! 今日、ここで!」
「オーブを討つなら、俺が討つ!!」
「シン・アスカ、デスティニー行きます!!」
「ステラ!大丈夫だ、ステラ! 君は死なない! 君は俺が!俺が守るから!!」
「今のが、ビームだったら終わってたって・・・・・・そう言いたいのかよッ!あんたはぁ!!」
「力が無いのが悔しかった・・・・・・だから、俺はこのデスティニーで全てをなぎ倒す!」(CM)
「あんたは一体何なんだーーーーッ!!」(CM)
「俺の家族はアスハに殺されたんだッ!」
「殴りたいのなら、別にかまいやしませんけどね! でも、俺は間違った事はしてませんよ! あそこに居る人達だって、あれで助かったんだ!・・・・・・」
「コーディネーターは自然に逆らった間違った存在とか言っておきながら、自分達はこれですか!?」
「何も解ってないような奴に解ったような事、言わないで欲しいね!」
「強敵をやっと倒して、喜んだらいけないんですかッ!?」
「俺は・・・・・・・俺は、もう絶対に!!」
「だから、約束してくれ!・・・・・・・もう彼女を戦争とか関係無い、あったかい世界に返すって!」
「それとも、俺が討たれりゃ、良かったとでも言いたいんですか!? あんたはッ!!」
「アスラン・・・・・・あんたが言ってる事も分かる・・・・・・だが、レイや議長が悪だとは思えない!! どっちが正しいかなんて俺には分からない・・・・・・だから俺はあんたを倒す!! 仲間を守る為に!!」(ボンボン)
「もう俺は選んだんだ!! この道を!!なら行くしかないじゃないかッ!! あんたが正しいって言うのなら! 俺に勝ってみせろッ!!」(ボンボン)
「もう何も・・・・・・・・・・・・君を怖がらせるものはないから・・・・・・・・・・・誰も・・・・・・・・・君を虐めに来たりしないから・・・・・・・・・・・」
「だから、安心して、静かに、ここで・・・・・・・・・・ おやすみ・・・・・・・・・・」

「守るって、言ったのに・・・・・・・・・・・・ 俺、守るって・・・・・・・・・・・言ったのに・・・・・・・・・・・!」
「黙れよ!やり方は間違いだったかもしれないけど、議長は世界の為に戦ったんだ!」(スパロボZ)
「議長はお前という存在を危険視し、俺達にも警告してくれた!」(スパロボZ)
「お前を討つのは誰かの意志じゃない!俺がお前という奴を許せないから戦うんだ!」(スパロボZ)
「お前が戦争を望むのなら、俺が相手になってやる!」(スパロボZ)
「みんな命を懸けて戦ってきたのに・・・・・・・お前はッ!!」(スパロボZ)
「デスティニーなら、こういう戦い方も出来る!」(スパロボZ)
「吹っ飛べぇぇぇぇッッッ!!」(スパロボZ)
「お前たちみたいに、戦争を望む奴がいるから!!」(スパロボZ)
「戦うことで戦いを終わらせるって・・・・・・・・そんなの、単なる理想論じゃないのか?」(ガンダム無双2)
「おれの力はあいつ等には通用するんだ・・・・・・・・・・誰にも文句は言わせない!」(ガンダム無双2)
「お前たちなんかが居るからッ!!」(ガンダム無双2)
「結局あんた達の言っている事に従うしかないのかもしれない」(ガンダム無双2)
「俺は戦わなくちゃならないんだ。」(ガンダム無双2)
「諦めないんだ・・・・・・・どんな敵とでも戦ってやる!」(ガンダム無双2)
「そんなのタダの言葉じゃないか!誰がそんな事を決めたんだ!」(ガンダム無双2)
「失っている過去を守るのは間違いで、今ある現実を守ることだけが”正義”なのかよッ!」(ガンダム無双2)
「それを決めていいのは、あんたじゃない!俺なんじゃないのか!」(ガンダム無双2)
「俺は決めたんだ!過去を放ってはおかない!決着を着けるんだ!」(ガンダム無双2)
「あんたが一番訳分かんないだ!ふらっと現れて・・・・・・・戦いを始めて!」(ガンダム無双2)
「違うと思ってるのはあんただけなんだよ!・・・・・・・でも、あんたの言い分はそれなんだ!」(ガンダム無双2)
「あんたは大切な物を守るために戦う。」(ガンダム無双2)
「それでいいんだ・・・・・・・でも、だからって、俺も戦わない訳にはいかないんだ!」(ガンダム無双2)
「スーパーエースなんてもう捨てていい過去だって・・・・・・・決めたんだ・・・・・俺自身で。」(ガンダム無双2)
「世界はもう、変わらなきゃいけないんだ!」(ガンダム無双2)

  








アレックス・ディノ・・・・・・・・・この作品におけるラスボス(シンの視点からなら)。 正体は言わずと知れた前作で準主役だったアスラン・ザラ。 本作では物語当初に偽名を使う。(と言うか、オーブ市民の名として) 
主人公であるシンの陣営、つまり・・・・・ザフトへ復隊するが、デュランダル議長の真意が自分を兵士として利用する事とエンジェルダウン作戦でフリーダムとアークエンジェルを墜とした(実際には墜ちてなかったが。)事から脱走。
脱走中にシンのデスティニーに脱走に使用したグフを撃墜されてしまうが、瀕死の重傷を負いながらもなんとかアークエンジェルへ赴き、再びキラ達の仲間に。 ラクスの無理がある説得でなんとかインフィニットジャスティスガンダムに乗り込み、オーブを守る為にザフトと交戦する事になり、部下であるシンと再び戦う事になってしまう。
なんとか、オーブを守りきったアスラン達はロゴスを滅ぼしたザフトのデュランダル議長が、デスティニー・プランを実行しようとしたので再びザフトと最終決戦を行う。
アスランはシンと決着を着ける為に、彼と戦うがアスランの一方的な言い分でシンは反論できず、シンは2人の戦いに止めに入ったルナマリアを巻き添えにデスティニーのパルマ・フィオキーナでIジャスティスを倒そうとするが、逆にIジャスティスのビームシールドで防がれた挙句、両手を使おうとしたデスティニーの両肩と両翼の一部をビームサーベルで切り落とし、スネから発生するビームサーベルをIジャスティスが出したところ、反射的にデスティニーも左足を出してしまい、その左足を切り落とされた事によってバランサーが狂ってしまい、月面へと落下。 その衝撃でデスティニーのOSは完全に壊れてしまい、戦闘不能となってしまう。 Iジャスティスは無傷のまま、ネオ・ジェネシス内部にアカツキガンダムと共に入り、リフターを失うも、内部に致命的なダメージを与えて破壊した。
これまで、アスランは多くの機体を破壊してきたが、唯一ほぼ無傷で残る奇跡の機体がIジャスティスだった。その後、戦闘不能になり帰れなくなったシンとルナマリアを回収し、終戦後、キラ・シン・ルナマリア・ラクス・メイリンと共にオーブの慰霊碑に訪れ墓参りとキラとシンの仲介を果たした。
この作品ではカガリと破局した感じで2人の関係が終わったような雰囲気がするが、おそらくアスランはシンと共にオーブへ残り、カガリのサポートか国家的な仕事には関与していると思われる。
操縦機はセイバーガンダム、インフィニットジャスティスガンダム、ザクウォーリア(ブレイズザクウォーリア)、グフイグナイテッド。




「もう、お前も! 過去に囚われたまま戦うのは止めろッ!!」
「そんな事をしても、何も戻りはしない!」
「なのに未来まで殺す気か、お前は!」
「お前が欲しかったのは本当にそんな力かッ!」
「こ・・・・・のッ!馬鹿ヤロウーーー!!」
「戦争はヒーローごっこじゃない!」
「ハイネーーーッ!!」
「議長やレイの言ってる事は確かに正しく、心地よく聞こえるかもしれない! だが!彼等の言葉は・・・・・やがて、世界の全てを殺す!!」
「・・・・・・必要なんだよ、演出みたいな事も。 馬鹿みたいに気取る事も無いが、軽く見られても駄目なんだ。 今回は非公式とは言え、君は今はオーブの国家元首なんだからな。」
「こんなところで、君を死なせる訳にいくか!」
「”敵”って誰だよ・・・・・・?」
「君も俺はただ戦士でしかないとそう言いたいのか?」
「・・・・・・しかしそうやって、殺されたから殺して、殺したから殺されて、それで本当に最後は平和になるのか?と、以前言われた事があります・・・・・私はその時答える事が出来ませんでした。 そして、今もまだその答えを見つけられないまま、また戦場に居ます。」
「議長は自分の認めた役割を果たす者にしか用はない!」
「討ちたくないと言いながら、何だ!お前達は!」
「自分だけ分かったような、奇麗事を言うなッ!!」
「お前の手だって、既に命を奪ってるんだぞ!」
「流石、議長は頭が良いな・・・・・俺の事もよく分かってる。」
「今は戦う・・・・・・・明日の為に!」(スーパーロボット大戦Z)
「この戦い・・・・・・・・未来の為に!」(スーパーロボット大戦Z)
「戦いを生み出すものを、俺は討つ!!」(スーパーロボット大戦Z)
「この機体で貫いてみせる!俺の信じる正義を!」(スーパーロボット大戦Z)
「世界を闇で閉ざさせるものか!」(スーパーロボット大戦Z)
「愚かとしか言いようのない憎悪を、世界中に撒き散らす気か!お前はッ!」(ガンダム無双2)
「力はただ力なんだ・・・・・・・こいつの力――――間違った使い方は出来ない!」(ガンダム無双2)
「力を手にした時から、自分が誰かを泣かせる者になる・・・・・・・・分かってるさ・・・・・・」(ガンダム無双2)
「戦いを終わらせる為に戦う者だっている!そんな事が分からないお前じゃないだろ!」(ガンダム無双2)











ルナマリア・ホーク・・・・・・・・・・・・・この作品におけるヒロイン。17歳にして赤を着る事を許された女性のザフトのエースパイロット。(女性の軍人は希少が高く、赤を着ていたのはSEEDの外伝ではあるが、シホ・ハーネンフースのみだった。)
特徴はショートカットの赤みがかった髪にアホ毛が飛び出て、ミニスカートを履いている。 家族で妹のメイリンがミネルバのオペレーターを務める。 このキャラの役割は主にオタク層を狙った萌だろう。 前作のフレイやカガリ、ラクスのようなヒロイン等は物語に貢献していたが、彼女を含むこの作品のヒロイン達が物語に関与及び決められた役割を演じた事はまるでなかった。
ストーリーではアーモリーワンの式典でガンダム強奪事件が起こった為、赤のパーソナルカラーであるザクウォーリアーに搭乗するが、機体のエンジンの調子が悪かった為に、出撃後すぐにミネルバへと帰還した。   そこで偶然事件に巻き込まれたアスランとカガリを医務室へ案内し、デュランダル議長に報告した。 その後は、たびたびガンダム強奪部隊のファントムペインのガイアガンダムと戦い、健闘する。 そして、ユニウスセブン落下を機に起こった戦争で何度か激闘を繰り広げるが、アスランやシン、レイの活躍で自身が出世をするような事は出来ず、タダの一般兵的な扱いで支援に回っていた。
アスラン脱走後、アスランに思いを馳せていたのに妹のメイリンが連れ去られたと思い込んで、憎み、今度は馬鹿にしていたシンとカップリングを組む事となった。 搭乗機もザクウォーリアからインパルスガンダムへと乗り換えた。 アスランが抜けてからは今まで活躍出来なかったのに、デストロイガンダムをデスティニーやレジェンドと共に打ち破ったり、レクイエムの内部を破壊したりとシンやレイに劣るとは言え、赤服の名に恥じない活躍を見せた。
しかし、最終決戦であっさりとIジャスティスの蹴りサーベルで戦闘不能にさせられ、同じく戦闘不能にさせられたデスティニーのシンをコクピットから降ろして、2人でメサイアの陥落を眺めていた・・・・・。




「私・・・・・・、予防線張られた・・・・・・・?」
「ルナマリア・ホーク、コアスプレンダー行くわよ!」
「忘れた? 私だって、赤なのよ!!」
「お・手・本♥実は、私あんまり上手くないんです。」
「意地悪ね。」
「あら、大丈夫ですか、お姫様は?」
「一緒にやります?」
「そんな事ありませんよ、敵から自分や仲間を守る為には必要です。」
「アスランは優し過ぎますよ。 そういうところも好き・・・・・・ですけど、えっと・・・・・・・損ですよ。」
「逃げるなッ!!」
「本当は私達、みんな、貴方のことよく知っているわ。」
「伝説のエースにこんな所で出会えるなんて光栄です。」










キラ・ヤマト(C.E.73)・・・・・・・・・前作における主人公。 ポジションはZでのアムロ?と思いきや、今作の主人公を助けるどころか敵対して戦う事となってしまう。 更にはフリーダムまで復活させ、戦場を混乱させていく上に間接的に人の命も奪ったりと、明らかに今作の主役であるシンのポジションを食ってしまってる。 シンの逆鱗に触れて、フリーダムがインパルスに撃墜されるが、後半からフリーダムを上回るストライクフリーダムを駆って、ラクスの暗殺とデスティニープランを実行しようと企むデュランダル議長に不信感を抱き、最終決戦までザフトと因縁の対決を強いられる。最終決戦でSフリーダムがデスティニーと戦う事はなく、シンの友人でありラウ・ル・クルーゼのクローンであるレイ・ザ・バレルのレジェンドと激闘を繰り広げる事になる。(戦う因縁としては前作のクルーゼの怨念とキラへの嫉妬との決着?) クルーゼとして戦うレイだったが、キラにレイの命はレイ自身でクルーゼの命では無いので、彼の信念を貫く理由は無いと論破した。 その言葉に動揺した隙にレジェンドへSフリーダムの集中砲火。ガンダムシリーズではおそらく2度目になるであろうファンネル(ドラグーン)同士の対決にピリオドを打った。最後にメサイアでデュランダルと銃を向け合い、お互いの主張を討論し合うが彼等の話に決着は着かず、結局キラの言葉に心変わりしたレイがデュランダルを撃つ事になった。(ちなみにキラは銃の取り扱いがかなり下手で、不器用過ぎるので銃の対決ではキラが敗北するはずだった。)そこに現れたタリアがデュランダルの最期をレイと見届け、自身もメサイアの崩壊による炎で消えて行った・・・・。キラはメサイア崩壊後にラクスのサポートかつボディーガードとしてプラントへ赴き、ラクスと共にプラントの指導者となった様子である。確実にラクスと共にプラントの政府に就いた場面は無かったので断言は出来ないが。当然、終戦後にはシンともオーブで慰霊碑の墓参りをする際に仲直りした。(それについても賛否両論はあるが・・・・・)ちなみにSフリーダムは無傷で放棄していない。(多分、平和になれば封印はされるとは思うが・・・・戦争や紛争が始まれば再び使用されるだろう。)C.E.74現在ではストライクフリーダムガンダムがC.E.世界での最強最高の機体となる。
操縦機はフリーダムガンダム、ストライクルージュ、ストライクフリーダムガンダム。偶然にも、前作に搭乗していた前後半機体に再度搭乗する事となっている。               



「覚悟はある、僕は戦う!」
「傲慢なのは貴方だ! 僕はただの一人の人間だ! どこも皆と変わらない、ラクスも! でも、だから貴方を討たなきゃならないんだ!それを知っているから!」
「だから、明日が欲しいんだ! どんなに苦しくても変わらない世界は嫌なんだ!」
「でも、僕達はそれを知っている! 分かっていける事も、変わっていける事も!」
「そうなのかもしれません・・・・・でも、僕達はそうならない道を選ぶ事が出来るんだ、それが許される世界なら!」
「だから、その命は君だ! 彼じゃない!」
「でも、違う! 命は、何にだって一つだ!」
「いくら吹き飛ばされても、僕等はまた花を植えるよ、きっと。」
「だから・・・・・・・もう本当に嫌なんだ、こんな事は・・・・・・討ちたくない、討たせないで・・・・・」
「未来を創るのは運命じゃないよ・・・・・」
「今、君がここに居る・・・・・それが本当に嬉しい。」
「でも・・・・・カガリは今泣いているんだ! 何故、君はそれが解らないんだ! だったら、僕は君を討つ!」
「何をやっている! 的になりたいのか!?」
「ありがとう・・・・・ラクス、これで僕はまた戦える・・・・・僕の戦いを。」
「えっと、命令です・・・・・・」
「キラ・ヤマト、フリーダム行きます!」
「皆の願いが一緒なら良いのにね。」(ガンダムVS.ガンダム)
「あの戦争で何も学ばなかったのか・・・・・!!」(スーパーロボット大戦Z)
「託された想い・・・・・・・・未来へ連れて行く!!」(スーパーロボット大戦Z)
「守りたい世界の為に!」(スーパーロボット大戦Z)
「ストライクに似ている・・・・・・・・・?」(スーパーロボット大戦Z)
「君は・・・・・僕と同じだ・・・・!」(スパロボZ)
「戦いによって勝ち取られた世界は、また新しい戦いを呼んでしまうんだ・・・・・・・・・」(ガンダム無双2)
「未来を作るのは運命じゃない。自分の未来は、自分の力で掴みたいんだ。」(ガンダム無双2)
「本当は戦いたくない。戦ったって、みんな傷付くだけなんだ。」(ガンダム無双2)
「なんで分かり合えないんだ!僕たちはきっと同じなのに・・・・・・」(ガンダム無双2)
「夢を見るから欲が出て、それが戦いを生む。きっとみんなは見ている夢は同じなのに・・・・・・・・・・」(ガンダム無双2)
「僕たちが戦う必要はない!みんな同じ人間だから!」(ガンダム無双2)
「みんなで一緒に綺麗な花を咲かせる事だって、できるはず!」(ガンダム無双2)
「分かってるけど・・・・・・でも、討たせたくないんだ。討たれて失ったものは、二度と戻らないから。」(ガンダム無双2)










レイ・ザ・バレル・・・・・・・・ラウ・ル・クルーゼのクローン。 シンの友人にしてデュランダル議長を愛称で呼ぶほどで、彼を父親のように慕っている。 普段は冷静沈着でクールな性格。 軍務には厳しいが、人情的な面も見受けられた。 アル・ダ・フラガ(ラウ・ル・クルーゼ)のクローンなのでネオ・ロアノーク(ムウ・ラ・フラガ)とはラウ同様お互いの存在を感じあっていたが、結局2人が対峙し、戦う事は2度程度で、お互いの存在の確認もしていない。 レイはラウとは違い、どちらかと言えばキラ・ヤマトを宿命のライバルにして因縁の相手と定めていたようだ。 レイも当然テロメアが短く、老化が激しい。 メンデルの元研究員だったギルバート・デュランダルは独自で開発した老化防止の薬をレイとクルーゼに与えている。 レイの面倒は当初はクルーゼが行ってたと思われるが、彼が戦線に出るようになってからはデュランダルが面倒を見ていたようだ。 クルーゼが戦死した時はレイに「ラウは死んだが、君もラウだ。」と教え、憎悪を持つようにキラ・ヤマトの存在をレイに教えた。 ちなみにデュランダル(スパロボWではラウになっている、あるいはラウという説もある)はサングラスをかけてカツラを被り、キラ・ヤマトのクローンとされるカナード・パルスにもキラの存在を教え、自分の不幸を作り出した原因がキラ・ヤマトと教えたという噂もある。(ASTRAY参照)レイはアル・ダ・フラガからラウ・ル・クルーゼと二度のクローニングをされているので、ラウの二倍、アルの四倍、歳を食うのが早い。つまり、寿命を70歳くらいに仮定してみると、17歳ぐらいまでしか生きられないという事になる。小説版では老化の現象が既に起きているような描写もあった。生物の寿命で言うと、犬猫ぐらいと同じ。最終決戦でメサイアから逃げなかったのはもうレイの寿命がわずかしか無かったからという者も居るが、キラは冷酷にもレイを救出しようとはしなかった。タリアもレイを巻き込んでいるので、言葉が足らないせいでだいぶ後味の悪い結果になっている。『SEED』シリーズはシナリオ自体にも問題があるが、キャラの人間性が突然変わったり、言葉が足らないので脚本家のレベルは素人未満だと思える。キラはレイを最期まで面倒を見る義務があると思えるし、レイに言葉をかけないのは偽善だと言われてもしょうがないと思える。そこがキラの甘さで言葉はそれなりに立派になっていたが行動で示さなければ意味が無い訳で、レイを説得し、レイの心が変わったならキラは意地でもレイを救うべきだったと思うし、普通はそうする。このようにデュランダルは己の目的(デスティニー・プラン)を達成する為にキラ・ヤマトの存在を抹殺するようにクローン人間達に諭している。そして、レイはデュランダルの言うようにキラを倒そうとするが、逆に自分の考えを論破されてしまい、Sフリーダムの集中砲火でレジェンドを戦闘不能にさせられた。 メサイアへ戻ったレイだったが、再びキラの言葉で心が動揺し、彼に心変わりして育ての親であるデュランダルを撃ち殺した。そして、最期は途中、現れたタリアとデュランダルと一緒に崩壊するメサイアの炎に包まれた・・・・・・・・。レイの機体はブレイズザクファントム(白)とレジェンドガンダムである。







「俺は許しませんよ、ギルを裏切るなんてこと!!」
「俺は、ラウ・ル・クルーゼだ!!」
「ギ・・・・ル、くっ・・・・ごめん・・・なさい、でも、彼にも・・・・・”明日”がッ・・・・・・!」
「気にするな、俺は気にしていない。」
「あの艦にはギルが乗ってるんだ・・・・・!」
「俺はクローンだからな・・・・。」
「シン、それは甘さだ。」
「海に落ちるなよ、ルナマリア・・・・・落ちても、拾ってやれない。」
「シン、いい加減にしろ。」
「お・・・・・・かあ・・・・・さん。」
「キラ・ヤマト、お前の存在だけは・・・・・・許さない!」
「貴方の言ってる事は個人的な感傷だ・・・・・正直、困ります。」
「テロメアが短いんだ、生まれ付き・・・・・・。」
「ちぃぃ、死に損ないの裏切り者がぁ! 何をノコノコと! 惑わされるな、シィィン!!」
「どんな命でも、生きられるなら生きたいだろう・・・・」
「そうさ、終わらせる・・・・・・・・今度こそ全てを!!」
「そしてあるべき、正しき姿へと戻るんだ・・・・・・・人は・・・・世界は!」
「だが何故かな、何故人はそれを気にする。本物なら全て正しくて、偽者は悪だと思うからか。」
「お前が守るんだ、議長と・・・・・その新しい世界を・・・・・・それが・・・・この混沌から人類を救う最後の道だ・・・・」











ギルバート・デュランダル・・・・・・・・・・・・・・・・・・この作品の真のラスボスといえるキャラ。
C.E.73の時点でプラントの最高責任者として評議会議長に就任する。 ハト派と呼ばれたシーゲル・クラインの思想を受け継いでいたので基本的には平和主義者であるが、カガリがアーモリーワンでの会見に赴いた時に軍縮と軍事技術発展の低下を促していたあたり、完全な平和主義者か疑わしい。 現にガンダムが3機も強奪される事態を招いているのだから。 ユニウスセブン落下事件で起こった連合との戦争を回避させようと尽力はするが、連合が核攻撃を行った為に断念し、ミネルバに期待を寄せて連合の難航不落な関門を突破させたりもしていた。 また、戦士としての駒でアスランも言葉巧みに利用し、ミーアをラクスに仕立て上げて政治のプロパガンダにも利用している。 更には本物のラクスを抹殺する為に、暗殺部隊を刺客として送ったりと裏では様々な隠蔽工作を行っている。
そして、ベルリンの民間人もろともザフト軍勢力を鎮圧しようと出してきた連合の切り札であるデストロイを倒したインパルスをザフトのヒーローと言う形で取り上げ、デストロイを繰り出してきたブルーコスモスを痛烈に非難して全世界の国民の支持を集めた。 また、本当の黒幕であり、戦争の原因を産み出しているのは兵器製造に携わるグループである”ロゴス”だと主張し、真の敵としてロゴスを倒す事を演説の中で宣言した。
ロゴスを追い詰めていくデュランダルはへブンズベース戦でミネルバ小隊を中心に主要メンバー全員を逮捕したが、ブルーコスモスの新明主であるロード・ジブリールをオーブへ逃がしてしまい、オーブとも交戦する事となった。 ジブリールは結果的に逃げてしまい、かくまってザフトと戦ったオーブをミーアを使って批判するが、途中ラクスに電波ジャックされてしまい、ここからデュランダルの計画が徐々に狂い始めた。
そして、ジブリールはレクイエムを使ってプラントを落とそうとするが、ミネルバ小隊の活躍でジブリールは抹殺される。
敵を倒したデュランダルは長年の夢だった「デスティニープラン」と呼ばれる遺伝子操作で人の運命を決め、戦争が出来ないような社会作りを全世界に実行する事を宣言したが、ラクスを初めとするオーブなどの一部はデュランダルと対立し、戦う事となった。 優勢だったザフトだったが、切り札のデスティニーとレジェンドがSフリーダムとIジャスティスに倒されてしまい、頼みの綱だったネオ・ジェネシスも破壊され、メサイアも陥落させられてしまった。          もしも、プランが実行されると全人類はコーディネイターとなる。    遺伝子の段階で人の闘争本能を消し、洗脳するので、ナチュラルはこの世から全て消えてしまう。     しかし、演説の後の人々の歓喜の様を見るに、この世界の人々は結果を連想する事がどうも苦手らしい。      唯一反抗したのはスカンディナビア王国やオーブなどの中立、連合ぐらいだった。         戦争をする事は人間の闘争本能であるので、少なくとも闘争本能を人の遺伝子から取り除くと、人は競争心さえも持たなくなり、国家の秩序も科学力も低下する事になるだろう。    つまり、人から闘争本能を取り除いても退化にしか至らないのだ。



「いいえ、姫。 争いが無くならぬから力が必要なのです。」
「他国を侵略せず、他国の侵略を許さず、他国の争いに介入しない・・・・?」
「姫は先の戦争でも自らモビルスーツに乗って戦われた勇敢な御方だ。」
「ラウはもう居ないのだよ・・・・・いや、君もラウか。」
「傲慢だね、流石はスーパーコーディネーターだ。」
「タリア・・・・・・・撃ったのは君か?」
「やぁ、君がこんなところまで来てくれるとは、正直思っていなかったよ。」
「だが、良いのかね・・・・・私を撃ってしまったら、世界はまた混迷の闇へと逆戻りだよ?」
「だから、力を持つべきではないと?」
「ありがとう、ジブリール。 そして・・・・・・・さようならだ。」
「ならば、私が変える・・・・・全てを。」
「名はその存在を示すものだ。 ならばもし、それが偽りだったとしたら・・・・・・それが偽りだったとしたら、その存在そのものも偽り、ということになるのかな? アレックス・・・・・・・いや、アスラン・ザラ君。」
「皆さんも既にお分かりの事でしょう・・・・・有史以来、人類の歴史から戦いの無くならぬ理由を!常に存在する最大の敵! それはいつになっても克服できない、我等自身の無知と欲望だと言う事を!」
「それによって、人を知り、自分を知り、明日を知る! これこそが繰り返される悲劇を止める唯一の方法です。 私は人類存亡を懸けた最後の防衛策として、”デスティニープラン”の導入を今ここに宣言します!」
「争いの種、問題は全てそこにある! だが、もう終わりにする時が来ました。 終わりに出来る時が。 我々は最早に、その全てを克服する術を手に入れたのです。 全ての答えは皆が自身の中に、既に持っている!」



その他
「なら、お前・・・・・どことなら戦いたい?」(ハイネ・ヴェステンフルス)
「・・・・・・・割り切れよ、今は戦争で俺達は軍人なんだからさ。 でないと、死ぬぞ?」
「俺達、ザフトのMSパイロットは戦場に出れば皆同じだろ? FAITHだろうが、赤服だろうが、緑だろうが、命令どうりに、わーわー群れなきゃ戦えない地球軍のアホ共とは違うだろ? だから、皆同じでいいんだよ。」
「知ってるよ、有名人!」
「ま、今日からこのメンバーが仲間って事だ。 息を合わせてバッチリ行こうぜぇ~★」