2025年1月3日金曜日

amiibo クラウド レビュー(Cloud Strife(Advent Children Ver.))

 >クラウド・ストライフ名言集

「興味ないね」

「みんな、この列車と同じ。敷かれたレールには逆らえないんだ」

「いこうよ、みんな」

「思い出の中でじっとしといてくれ・・・・」(アドベントチルドレン)

「引きずり過ぎて、すり減ったかな」(アドベントチルドレン)

「あんたを尊敬していたのに・・・・・憧れていたのに・・・・・!」

「オレ、クラウドにはなりきれませんでした・・・・・」

「ティファさん・・・・・・いつか、本当のクラウド君に会えるといいですね」

「限界を越える・・・・!!」

「・・・・お前に俺は倒せない」(スマブラ)

「悪く思うな」(スマブラ)

「死者の国のハデスが子供を恐れるのか? 悪いが俺の契約は―」(キングダムハーツ)

「お前が存在する限り俺は悪夢から醒める事が出来ない」(キングダムハーツFM)

「指先がチリチリする。口の中はカラカラだ。目の奥が熱いんだ!」

「俺達が乗った列車は途中下車は出来ないんだ!!」

「・・・・・・・俺は幻想の世界の住人だった」

「でも、もう幻想は要らない・・・・・・俺は、俺の現実を生きる」

「そう・・・・・これが・・・・・・・・俺だ。俺、ソルジャーにはなれなかったよ」

「恥ずかしくて・・・・・誰にも会いたくなかった・・・・・」

「英雄が、ここから旅立ったんだ」(アドベントチルドレンコンプリート)

「罪って、許されるのか・・・・・?」(アドベントチルドレン)

「・・・・・か、あさん・・・・・?」(アドベントチルドレン)

「お前の分まで生きよう。そう決めたんだけどな」(アドベントチルドレン)

「やめろよ」

「あんたにここで死なれたら、夢見が悪そうだ」

「まさか、こんな日が来るとは思わなかったな・・・・・・・!」(スマブラ)

「かかってこい!!」(スマブラ)

「お前をイヌ質にしてやる!!」

「ウヘへへへ・・・・・俺はなにをした!」

「博士・・・・・ナンバー、ください。俺にもナンバーをください」

「・・・・・出来る事を、するだけだ」

「あんたたちの主義や趣味なんてどうでもいい」(FF7リメイク)

「またあんたか・・・・・!」(ディシディア)

もういいだろ・・・・・・!」(デュオデシム)

「あんたとは決着を着けなくては・・・・・・!」(デュオデシム)

「すがっているのはどっちだ!」(ディシディア)

「オレが本当に会いたいのは・・・・・・・」(ディシディア)

 

                             
















































 

 

>クラウド・ストライフとは?

21歳、男性。名前の意味は「闘争の兆し」。ニブルヘイム村出身。ゲーム初登場時はミッドガル。武器はバスターソード(初期装備)と旅で収集した剣を合体収納させた「合体剣」。必殺技は「超究武神覇斬」。最終必殺技はゴールドソーサーの闘技場での景品。

バイクの愛車はフェンリル。フェンリルとは北欧神話に出て来る神殺しの巨大な狼の事。他の『ファイナルファンタジー』作品では召喚獣になっている。

華奢な体で大剣を振り回す金髪白人の剣士で、切り刻むというよりは剣で叩き付けたり大剣から繰り出される衝撃波や風撃で敵を殲滅する事を得意とする。

他人からの呼び名は「チョコボ頭」。女装時での他人からの呼び名は「骨太のおなご」。

華奢なのに大剣を軽々と片手で振り回せるのはおそらく『進撃の巨人』のリヴァイやミカサ・アッカーマンと同じく筋肉量よりも骨密度の方が大きいんだと思う。

外見は白人金髪なのに、漢字や日本語を呼び名とする技やら武器を愛用する癖がある。

スクウェア社の代表作『ファイナルファンタジー7』の主人公。FF7は海外にもFFの名前を一般的にした作品として知られている。世界販売累計は900万本以上と言われており、FFシリーズの中で一番売れた作品に当たる。海外においてのFFシリーズは偶数番号のタイトルぐらいしか売られなかったらしいが、FF7以降は日本のように全ナンバリングタイトルを販売するようになったと言われている。

主な担当声優は櫻井孝宏。担当した主なキャラクターは『デジモンアドベンチャー』のテントモン、『ゾイド・新世紀スラッシュゼロ』のビット・クラウド、『コードギアス 反逆のルルーシュ』のスザク、『デジモンクロスウォーズ』のドルルモン、『おそ松さん』の松野おそ松、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のマクギリス・ファリド、『ジョジョの奇妙な冒険』の岸辺露伴、『ロックマンX』のエックス、『コージーのやりすぎ都市伝説』のナレーターなどがある。

クラウドとエックスと岸辺露伴には声優が複数人居るので、人によってはイメージする声優が違うのかもしれない。

一般人にとってはクラウド・ストライフやテントモン、スザク、ロックマンエックスの声などで有名だと思う。

イケメンボイスのキャラクターが多いせいか、最近は乙女ゲーなどで活躍する事が多い気がする声優。性質的には緑川光とかと同じタイプのイケメン声声優な気がする。

 

FF7本編においては超大企業の私有兵「ソルジャークラス1st」の元エリートソルジャーという事になっていたが、本編が進むにつれて、実際には使い捨ての一般兵だった事が明かされてプレイヤーと作中の仲間を驚愕させた。

しかも、とある事件の被害者であり、その後は大企業の実験モルモットにされていた事も判明して、多くの視聴者の同情を誘った。

現代の日本に例えると職歴詐称していた元派遣社員のようなものだと思われる。大企業のエリート社員ではなく、そこの企業に雇われる時給1000円の派遣社員のようなもの。

しかし、体力と技量的にはソルジャーの適性値を合格しており、精神面とコミュニケーション能力に関しては合格出来なかった。

ただ、クラウドの吐いた嘘はジェノバ細胞が構成した別人格が形成した嘘で、本人自身が吐いた嘘じゃない。

とある事件で英雄セフィロスに出身地の村と母親を焼き払われて、セフィロスに絶望した。その後は企業の実験モルモットとして利用されて約5年間の青春期間と思春期を無駄に過ごす。

親友のザックスと共に実験施設から脱走後、なんとかミッドガルに辿り着くが、それまでにザックスを射殺されてしまう。

この時にザックスの記憶と残留思念が混在してクラウドの体内にあるジェノバ細胞に受け継がれて、クラウド本来の人格と融合して、別人格のクラウドに頭内で話しかけるシーンが何度も本編に出て来る事になる。

クラウドの脳内に話しかけてくる人格はクラウド本来の人格とザックスの性格をミキシングして出来た全く新しい人格で、ザックスの魂じゃない。

ジェノバ細胞が体内にある理由は実験中に注入された為である。

ミッドガル到着後、廃人のような精神状態で駅のホームレスになっていたが、幼馴染のティファに拾われて、テロ組織のミッドガルに傭兵として雇われる事になる。

その後、『FF7』本編のストーリーが始まる。

当初はクールでエリートな元兵士だと視聴者(プレイヤー)にも仲間にも思われていたが、ジェノバ細胞の影響で人格と精神状態が徐々に不安定となり、常人とは思えない振る舞いと言動が多くなっていった。

ヒロインの一人であるエアリスが亡くなる時にはジェノバ細胞の行動のブレーキ役が居なくなった事でクラウドの人格と精神はますますおかしくなっていった。

セフィロスの遺体が埋まっていた大空洞に辿り着く時には寄生していたジェノバ細胞の役目が終わったので、クラウド自身の精神状態も崩壊し始めた。

ライフストリームと呼ばれる死者の残留思念と魂が詰まった液体の湖に堕ちた後は完全に人格と精神が崩壊して、ミッドガルに漂流していた頃よりも酷い廃人状態でミディールの村で仲間達に発見される事になる。

その後、ティファの必死の付き添いと介護によって、本来の人格を取り戻す事になる。

最終的に仲間達と共にセフィロスとジェノバを倒して、クラウド達の住む星に落下しかけていたメテオを食い止める事に成功する。

しかし、その2年後には地中から噴き出したライフストリームの影響で星痣という病気にかかり、冒険当初の性格と精神状態に戻る事になる。

この時の話が映像作品の『アドベントチルドレン』にあたる。

その後は宝条博士が撒いた種(実験サンプル)を食い止める戦いに参加している(『ダージュ・オブ・ケルベロス』)。

本編終了後はテロ組織「アバランチ」の傭兵を辞めて、運送屋(ストライフ・デリバリー・サービス)を始めるが、人付き合いと会話が非常に苦手なので、ティファに客の依頼と電話応対を任せている状況にある。

 

>ファイナルファンタジー7とは?

1997年に発売されたプレイステーション1用のゲームソフト。ディスク4枚で合計容量1GBを超えるほどの超大作になっていて、オープンワールド形式のRPGになっている。美麗なムービーシーンとCGを利用した3Dグラフィックで話題になり、発売前からコンビニ予約で賑わっていた。当時はニンテンドー64で発売される予定だったが、カセット内の容量の都合などからCDが複数枚組めるプレイステーション1で発売される事になった。ゲームソフト発売後、FF7がPS1のキラーソフトになった事でPS1が国内市場におけるゲームハードの売上シェアで1位になった。その流れで多くのサードパーティがゲームハードを任天堂からソニーやセガのハードに乗り替えていった。一方のニンテンドー64は『スーパーマリオ64』や『ゼルダの伝説 時のオカリナ』『スターフォックス64』などをキラーソフトとして成功させていた。

FF7が発売されるまではFFシリーズの知名度と人気はドラクエシリーズに遠く及ばないRPGだったが、FF7が発売されてからはFFシリーズが国内でのドラクエの知名度と人気を超える事になっていった。海外ではFF7発売以降は偶数のナンバリングタイトル以外もローカライズ販売していく事になった。

海外の『ファイナルファンタジー』シリーズは偶数のナンバリングタイトル以外はローカライズ販売されていなかったので、ナンバリングがズレてた。『ファイナルファンタジー7』以降は今まで発売された『ファイナルファンタジー』もローカライズ化されていった。

世界観や設定が従来のFFと異なっており、物語のキーアイテムになる「クリスタル」が一切出てこないし中世ヨーロッパ的な世界観も排除されていた。世界観はサイバーパンク的な近未来SFの世界観で、設定も現代科学の要素を取り込んでいた。

シナリオやキャラクターの性格は世紀末や不景気の日本の当時の状況を採り入れており、根暗な性格のキャラクターやシリアスかつ残酷なシナリオが一部で用意されていた。

 

>FF7以外のクラウド

スクウェア社の看板キャラになったせいか、色々なお祭り(コラボ)作品でゲストキャラとして出演している。

但し、本人はコミュニケーション障害者なので、本来は人付き合いは苦手のはずである。

自社製品の『ディシディア』や『デュオデシム』では歴代の『ファイナルファンタジー』シリーズの主役と悪役と共演した。

『ファイナルファンタジータクティクス』では精神崩壊前のクラウドが召喚されており、主人公ラムザの仲間になっている。

『いただきストリート』では『ドラゴンクエスト』シリーズのキャラクター達と会話や共演している。具体的にはビアンカやスライム、トルネコ、ヤンガス、りゅうおうなど。

『キングダムハーツ』シリーズではミッキーマウス、ドナルドダック、グーフィー、ハデス、ヘラクレスなどのディズニー社のキャラクター達と共演した。

『大乱闘スマッシュブラザーズ for3DS/WiiU』では任天堂キャラクター達や他社ゲームのキャラクターたちと共演・戦闘した。

具体的にはマリオ、ピカチュウ、リュウ、ロックマン、パックマン、ソニック、リンク、むらびと、カービィなどと共演している。

おそらくマリオやピカチュウ、ミッキーマウス、ドラクエの主人公などと共演した事のあるゲームキャラクターは現在ではクラウドぐらいしか居ないと思われる。

マリオやミッキーマウスのどちらか片方と共演した事のある創作物のキャラクターは色々居るのかもしれないが、マリオとミッキーマウスの両方と面識のある創作物のキャラクターはおそらくクラウド・ストライフぐらいしか居ないと思われる。

但し、クラウドはミッキーマウスと実際に会話した訳じゃない。会話したのはグーフィーやドナルドダックだけである。

主人公ではあるが、精神状態が暗かったり容姿が悪魔的なせいか、ヴィランズ(悪役)に利用されたり、ヴィランズ側に属する事も多い。

『キングダムハーツ』シリーズではザックスと同じくハデス(ディズニーキャラクター)に利用されてソラ達を襲った。

『デュオデシム』ではセフィロスと共に悪役(カオス)サイドだったが、カオスに挑んで戦死したので、コスモスサイドとして『ディシディア』で転生した。

『スマブラ』のPVではガノンドロフやミュウツー、クッパ、ワリオなどの悪役と一緒に居る時間の方が長かった。

本人の性格が根暗の為か、客演作品でやたらと悪役と絡ませられる事が多い。客演作品では悪魔的な容姿やコスチュームで登場する事が多い事から初見の人に悪役と勘違いされる事も多い。

多分、スクエニ的にはダークヒーロー的なポジションに置きたいんだろう、と思う。

そもそも彼の出身地のニブルヘイムは北欧神話における魔界での「氷の国」を意味しており、その時点で彼が暗黒属性や氷属性と縁がある事を意味していると言える。

初期装備のマテリアは氷属性のマテリアで、これは彼がとてもクールな性格で人に言えない暗い過去を持っているという暗示になっている。

後の作品にあたる『FF8』のスコールもクラウドと同じく氷属性の特質を持っており、彼が初期装備している召喚獣(GF)はシヴァ(氷属性)だった。

ちなみにニブルヘイム村出身の仲間にヴィンセント・ヴァレンタインとティファ・ロックハートが居る。ティファとは幼馴染だが、ヴィンセントの出生地は不明なので、ヴィンセントがニブルヘイム村の生まれかどうかは不明。

 

 

>クラウドと関係のある企業・人物など

・スクウェア・エニックス・・・・・・・FFシリーズの版権を持つ企業。RPGジャンルが主に得意。FPSジャンルの洋ゲーもよく輸入・ローカライズしている。主な代表作は『ファイナルファンタジー』『ドラゴンクエスト』『クロノトリガー』『キングダムハーツ』『ロマンシングサガ』『聖剣伝説』『チョコボの不思議なダンジョン』『タクティクスオウガ』『ゼノギアス』など。

 

・野村哲也・・・・・・・・クラウドの産みの親。キャラクターデザイナー。ディレクター代表作は『ファイナルファンタジー7』『ファイナルファンタジー8』『ファイナルファンタジー10』『キングダムハーツ』『ディシディア FF』『すばらしきこのせかい』など。彼の独特の世界観や言葉遣いなどは「ノムリッシュ」と呼ばれネット界で色々とネタにされている。

 

・阪口博信・・・・・・・・・FFシリーズの産みの親。FF1~FF10までプロデューサー兼社長を務めていた。FFの映画化の失敗を受けて社長業を退任した。

2025年1月2日木曜日

amiiboスネーク レビュー(Solid Snake the Review)

 「!」(スネーク)

「ショータイムだ!!」(スマブラ)

「こちら、スネーク。任務完了。これより帰還する」(スマブラ)

「・・・・・・・偵察任務中だ。敵を知る事こそが勝利への近道だからな」(スマブラ)

「いや・・・・煙草はやめた。健康に悪い」

「まだ、やり残した事がある」

「見届ける事だ。これから、時代がどう進むかを」

「俺は自分の姿を、野獣の余命を、曝し続けるしかない」

「そうだ。俺は蒼い薔薇なんだ」

「付き合う必要はない。俺はもうすぐ死ぬ」

 

「そんなスターと手合わせ出来るとは、いい時代になったものだな」(スマブラ)

「兵器は状況に応じて適切に運用できてこそだ。沢山携行すればいいというものではないだろう」

「冷たい外殻に身を包む女か・・・・」

「サムスが脱いだぞ!」

「すばしっこい狐だ!!」

「よしてくれ。FOXにもFOXHOUNDにも、そろそろうんざりしているところだ」

「よほどのことがなければ、オセロットの拷問よりマシだろう」

「俺もその気持ちはよく分かる・・・・・」

「平面だ! 平面の人間が歩いている!!」

「そんなに悪くいう事ないじゃないか!!」

「なんてこった・・・・・喰える弾薬とは、時代は変わったな」

「オタコン、人間に羽根が生えている。あれはキメラか? それともコスプレイヤーか?」

「メイ・リン。謎の仮面が剣を持って、飛んでいるんだが?」

「多彩な用途に耐えられるのは、お前が作った兵器が優れているという証拠じゃないのか?」

「今度は俺の武器も作ってくれ」

「そういう問題じゃない。動きの癖から装備品に至るまで瓜二つだ」

「オタコン、あの爬虫類は?」

「タマゴを産んだり、投げたりしているな。ということはメスだな」

「大佐、あれはペンギンじゃないのか?」

「本当にペンギンじゃないんだな?」

「それを聞いて安心した。戦闘において先を読まれるほど不利なことはないからな」

「それは分かっているんだが、何故だか気に入らないんだ」

「なにやら品のない男が居るな」

「”放屁”でだと!? なにかの冗談だろう!!」

「”スネーク”にもいろんな奴がいるということだ」

「ひとりぼっちで戦っている奴なんていない。俺だってそうだ」

「お! あれはキャプテン・ファルコンだな!」

「大きな目玉が歩いているな・・・・・・」

「問題は、その挫折をどう未来につなげていくのかじゃないのか?」

 

「性欲を持てあます」(MGS1)

「化学式を理解しても煙草の良さは分からんよ」

「二人きりになるチャンスは今しかない。確かにこの中にいるはず・・・・・」

「なんとかバッドエンディングは避けてみる」

「狼は高潔な動物だ。犬とは違う」

「確かに俺達は消耗品だ。しかし、お前は違う。狼だ。犬とは違う」

「俺にハンカチは必要ない」

「涙は既に枯れている」

「自分の身は自分で守れ。誰も信用するな」

「残りの人生、好きに生きろ」

「生きて逢えたら答えを教えてやる!」

「どんな境遇に生まれようと、そこから先の人生は本人が自分の意志で選び取っていったものの積み重ねだ。それを運命や宿命などという言葉で片づけてしまうのは、どうだろう・・・・・・」

「手品の種はいつも幼稚なものだ」

「未来を変えていく勇気があれば充分だ」

「過去を清算する為に村を焼き払ったというのか」

「後悔は人をネガティブにする」

「戦場では名前なんて意味がない」

「君よりは死人を多く見てきている」

「育ての親ならいくらでもいる」

「・・・・・キャンベル大佐」

「他人の人生に興味を持ったことはない」

「他人の人生に介入すれば、自分を守れなくなる」

「カラスに親戚は居ない」

「暴力はスポーツではない!」

「俺に家族は居ない」

「君のお尻に惹かれたんだ」

「大佐。ロシアのガンシップが何故、ここに?」

「ハルにデイブか。こりゃいい。まるで木星にでも行けそうなコンビだ」

「俺の名前なら、デイヴィッドだ。オタコン」

 

「待たせたな!!」(MGS2)

「人殺しが正当化されることなどない。正当化される時代もない」

「俺たちは自分の功績を残そうとしているわけじゃない」

「俺は未来のために銃を握っている」

「いいか。つまらん殺戮に手を貸すのは、これで終わりにしろ」

「信じるものは、自分で探せ」

「そして、次の世代に伝えるんだ」

「自分で考えろ」

「英雄と狂人は紙一重だ」

「あの男の真似事はやめろ!!」

「いかん!! オタコン!! ハリアーだ!!」

「お前に撃てるのか?」

「俺にも国はない」

「違う!! 河に捨てろ!!」

「スカウトナイフ(仕込み銃)とはな!!」

「そうだ この地で遠い祖先から俺たちは自由を受け継いだ」

「伝える自由がある」

「誰も自分が何者であるかなんて答えられないさ」

「それが本当かどうかは問題じゃない」

「この世に完全なるリアリティなんて存在しない」

「現実と呼ばれる多くのものはフィクションで成り立っている」

「目で見たものも脳が現実と感じた「現実」でしかない」

「俺たちが伝えるのは・・・・信じるもの」

「俺たちが信じたもの 大切だと思える事だ」

「正しいかどうかではない。正しいと信じる その想いこそが未来を創る」

「いいか 言葉を信じるな」

「言葉の持つ意味を信じるんだ」

「自分の名前など自分で決めればいい。自分の進む道も・・・・」

「だが、その間にお前が考えたこと 感じたことはおまえ自身のものだ」

「それをどうするのかはお前次第・・・・・」

「そして語り伝える物も――自分で決める事だ」

「誰かが決めるもんでもない」

「貴様に兄弟呼ばわりされる覚えはない!!」

「そいつはスネークじゃない!!」

「なんとかなる。この世に魔女などいない」

 

「あんたも・・・・・・”無”に還るのか?」(MGS4)

「若さを大事にしろ」

「身体は機械でも、心は人間だ」

「戦争は変わった」

「オタコン・・・・・死者が目を覚ますぞ」

 

「俺は3年間、とりついている悪夢を払いにきた」(MG2)

「・・・・・俺の戦いはただ一つ。貴様から自由になる為に、悪夢を払うために・・・・ビッグボス、貴様を倒す!」

「例外もある。俺は・・・・・”人生”を愛している」

「最後まで決して諦めない。いかなる窮地でも成功をイメージする。・・・・あんたの言葉だ」

「・・・・行こうか。キリストは逃げないさ」

「悪夢は晴れた。俺は自由だ」












































































 

>撮影機器

・PS Vita

・Apple iphone8

・New ニンテンドー2DS LL

・任天堂 ニンテンドー3DS

・Google Nexus7(2013)

・Canon IXYD25IS(SL)

・Sony Xperia SO-02F

 

 

>!!注意書き!!

 この記事は『メタルギア』及び『MGS』シリーズの全てのネタバレと重要事項、機密情報、ストーリー、亡くなったキャラクターの解説を含みます。ネタバレを嫌う方はこの記事の閲覧を強く推奨致しません。

 

 

 

 

>スネークとは?

『メタルギア』、『メタルギア2』、『メタルギアソリッド』、『メタルギアソリッド4』などの主人公。”ソリッド・スネーク”という名は本名ではなく、作戦時のコードネームとして使用される。

一般人が想像するスネークは大体ソリッド・スネークかネイキッド・スネークになる。1980年代~2000年代まではソリッドが主人公のゲームが多かったので、30代以上の人はスネークと言うと、「ソリッド・スネーク」を連想する。2000年代以降はネイキッド・スネークが活躍するゲームが多かったので、20代以下の人は「ネイキッド・スネーク」をスネークとして連想する。

ネイキッド・スネークは『メタルギアソリッド3』『メタルギアソリッド PW』『メタルギアソリッド ポータブル オプス』などの主人公で、後のビッグボスにあたる。ビッグボスは遺伝子上、ソリッドのクローン元にあたり、世代としたら、ソリッドにとっての父親にあたる。

ヴェノム・スネークは『メタルギアソリッド5』の主人公で、ネイキッド・スネークの影武者(ファントム)にあたる。『メタルギア1』のアウターヘヴン事件の親玉がこのヴェノム(ビッグボス)だと言われている。ヴェノムはビッグボスに整形手術されたメディック(衛生兵)で昏睡状態の際にゼロ少佐やオセロットに強烈な催眠学習を施されたファントム(幻)だった。

ソリッドの偽名はイロコィ・プリスキン。本名はデイヴィッド。

アメリカ陸軍の特殊部隊「FOXHOUND」の隊員であり、伝説の傭兵。アウターヘヴン蜂起事件(『MG1』)やザンジバーランド紛争(『MG2』)、シャドーモセス島の核発射未遂事件(『MGS』)、マンハッタン沖のタンカー占拠事件(『MGS2』)などを食い止めた。

FOXHOUND部隊の隊員は基本的に動物の名前がコードネームに利用されるようで、シャドーモセス島事件の時は敵幹部及びスネークは全て動物の名前だった。

FOXHOUND部隊の隊員のコードネームが全て動物の名前の理由は『メタルギアソリッド3』におけるコブラ部隊から影響された物だと思われる。

FOXHOUNDがビッグボスによって創設される以前はCIA内の非公式組織だったようで、「賢者達の遺産」をゼロが横取りしてからは愛国者達が結成されてアメリカ政府から独立した組織になっていく。その愛国者達に対立する為に結成された組織がFOXHOUNDだったが、アメリカ陸軍のハイテク特殊部隊として吸収される事になるので、傭兵民兵企業を立ち上げてそこからアウターヘヴン蜂起に繋がる。FOXHOUNDが組織吸収される頃にはアメリカ政府さえも操っているのが”愛国者達”だった。

家族は居ないが、ソリッドのクローン元かつ元司令官であるビッグボスは遺伝子的に父親にあたる。そのビッグボスの遺伝子を元に作り出されたクローン達は全てビッグボスやソリッドと瓜二つの容姿をしており、彼等の作戦時のコードネームも”スネーク”だった。

『スマブラX』の無線通信にあったように、スネークと名前の付くキャラクター全てがソリッドと同一人物という訳ではなく、遺伝子情報や声は同じであるが、歩んできた人生や人格はソリッドとは別人である。

ただ、『ゼルダの伝説』のリンクやゼルダと違い、同名のスネークは他のスネーク達と同じ時代に活躍しているので、他のスネークと何らかの関係を持っており、ソリッドやネイキッドにとっては全てのスネークとは時代(scene)を通じて因縁や運命で繋がっている。

 

『メタルギアソリッド4』では世界の戦争や紛争を日常の経済ビジネスに取り込んだ諸悪の根源である”愛国者達”を打倒する為にオタコンのサポートを受けながら雷電やメリルと共に”愛国者達”の本拠地を奇襲した。『メタルギアソリッド1』からの因縁と宿命であり続けたリキッド・スネークとも決着を着け、約40年という短く太い人生を全うして老衰死した。

―ネイキッド、ソリッド-。

”スネーク(蛇)”というコードネームを与えられた 親子2世代の破壊工作員兼諜報員に渡る長きに連なる裏の戦争史はソリッド・スネークとネイキッド・スネークという二人の英雄の昇天によって、終末を遂げたのだった。

 

 

>ほかの蛇との関連性

・ネイキッド・スネーク・・・・・・・・・世代的にはソリッドにとっての父親。全てのスネークの遺伝子元の人物。オリジナル・スネーク。眼帯が特徴。『MGS3』の主人公。『MGS3』の作戦成功以降は”ビッグボス”の称号が与えられ、ビッグボスを名乗っていた。アメリカ陸軍のハイテク特殊部隊FOXHOUNDの創設者であり、ザンジバーランド騒乱やアウターヘヴン蜂起事件を引き起こした元凶でもあった。『MGS4』でFOXDIEによって亡くなるが、描写は寿命を迎えたような安らかな”死”であった。『MGS3』後にゼロ少佐によって設立された”愛国者達”と呼ばれるアメリカ政府の軍事的裏組織のメンバーが一人残らず消えたことで解散・解体する事になった。それ以前にソリッドや雷電、オタコン等によって、組織の中枢と命令系統を持つ5種類の人工知能が破壊されている。5種類の人工知能はラシュモア山に刻まれた歴代のアメリカ大統領のイニシャルとネイキッドの本名のイニシャルをなぞった名前が付けられていた。

『MG2』のザンジバーランドの一件でソリッド・スネークに一度抹殺されたが、『MGS4』で彼のクローンだった者達の遺体を駆使して復活を遂げた。ザンジバーランドやアウターヘヴンの二件は”愛国者たち”を解体・打倒する為の作戦だった事をソリッドに告げ、最期にソリッドを「息子」と認めて息を引き取った。FOXHOUNDは元々は愛国者たちと対立する為に創設された組織だったが、自ら送り込んだ新兵のソリッドがアウターヘヴン事件を鎮圧してソリッドがヴェノムを抹殺した事で憤怒する。後に中東のザンジバーランド騒乱を引き起こすが、愛国者達によって選出されたソリッドが再びビッグボスの野望を打ち砕き、『MGS4』の時代に至るまでビッグボスの身体は四肢損壊及び内臓破裂、皮膚と筋肉全焼の瀕死状態にあった。瀕死状態にあったビッグボスだが、データバンクにあった遺伝子情報やソリダス、リキッドの遺体を”部品(パーツ)”として補い、『MGS4』の時代に復活する。その時にはソリッドの行動(軍事的AI複合体(ネットワーク)の解体)とゼロ少佐への強制的な絶命を以て、”愛国者達”の解体・分解に成功した。

愛国者達の創設メンバーはゼロ少佐、ネイキッド、パラメディック、シギント、EVA、オセロットだが、シギントは『MGS1』でオセロットによる意図的な拷問を受け続けた結果に死亡。パラメディックはザンジバーランド騒乱後に死体だったグレイ・フォックスをサイボーグ忍者に無理やり人体改造した後にサイボーグ忍者によって殺害された。殺害計画そのものはオセロットとEVAが仕組んでいたようで、忍者を逃がしたのは忍者の義妹にあたるナオミ・ハンターだった。EVAはソリッドとリキッドの代理母として二人を産んだあと、『MGS4』でFOXDIEと大火傷とオセロットから腹に受けた傷が原因で死亡した。オセロットはソリッドとの殴り合いの後にソリッドのFOXDIEにかかり死亡した。ゼロ少佐はネイキッドにより、生命維持装置を強制的に停止させられて105歳で死亡。2014年時点には愛国者達の総指揮及び政治的な判断・決定は軍事的AI複合体が行っていたようで、ゼロ少佐にまともな指揮権と命令能力が無かった。ネイキッドは愛国者達の創設メンバーだったが、ゼロ少佐とザ・ボスの思想と哲学面で対立して愛国者達(サイファーと呼ばれる組織)を離れて、FOXHOUNDを創設する。オセロットはシリーズを通してソ連(ロシア)、アメリカ、愛国者達(『MG1』に至るまでの組織名であるサイファー、『MGS3』ではアメリカの政治的裏組織)の三重スパイであり続けたが、ネイキッドだけを決して裏切ることだけはなかった。『MGS1』では旧FOXHOUNDグループ(リキッド・スネーク)、愛国者達(ゼロ少佐)、アメリカ(ソリダス・スネーク)、ロシア(セルゲイ・ゴルゴコビッチ)、ビッグ・ボスの遺体を匿うグループ(EVAやナオミ・ハンター)の5種類の組織を自由に暗躍。おそらくオセロットとリキッドの精神が混在している状態だったので、オセロットの意思ではない行動もどこかであったのだと思う。『MGS1』以降は愛国者達、アメリカ、ロシア、ビッグボスを匿うグループの4種類のスパイ(四重スパイ)として暗躍し、表向きはリキッド・スネークを狂信的に演じきっていた。タンカー事件の時にはロシアグループを裏切り、ビッグシェル事件の時にはアメリカやソリダスを裏切り、『MGS4』では愛国者達のAIを出し抜き、EVAやナオミとの縁も切り、ビッグボスだと思われていた遺体(ソリダス)を焼き払った。ナオミは本物のビッグボスの治療と場所を知っていたようだが。『MGS4』時点ではオセロットの思想や哲学は完全にリキッドの人格になりきっていた。『MGS2』以降はリキッドを演じる為の自己暗示が強すぎた為に自我が崩壊し、完全にリキッドになりきっており、心酔していたビッグボスの遺体さえも東欧で焼き払った(遺体の正体はソリダス・スネークであったものの)。

ソリッドとの面識がある人物はゼロ少佐とEVA、オセロット、ネイキッドだが、ゼロ少佐はソリッドと面会した時点で既に自意識が無いので、ゼロ少佐にとってはソリッドと会った記憶がない。本物のシギントはソリッドと出会う前に既にオセロットの拷問で死亡しており、ソリッドはシギントの死体を見ているが、二人が出会ったことはない。ソリッドが出会った人物はデコイ・オクトパスである。DARPA局長と呼ばれていた人物がシギントで、クラーク博士と呼ばれていた人物がパラメディックになる。ナオミ・ハンターはクラーク博士と面識がなかったので、ナオミはクラークを完全に男性だと思い込んでいた。ゲーム劇中で死の瞬間が映されなかった重要人物はシギント、パラメディック、マクドネル・ミラー(カズヒラ・ミラー)などで、彼等が死んだ事は確かだが、具体的にどういう経緯で死んだのかは映像作品内ではよく分かっていない。シギント、パラメディック、ゼロ少佐、EVAが『メタルギアソリッド3』内における無線メンバーでネイキッドの味方キャラにあたるが、のちの時系列では敵だったオセロットがネイキッドの部下になり、無線メンバーがネイキッドの対立相手になっていくことになる。

PWでカズヒラ・ミラー(マクドネル・ミラー)と知り合い、ソリッドにおけるオタコンのような相棒的な存在になるが、『MGS5』で仲違いしてミラーはソリッドやヴェノムをサポートし、オセロットはネイキッドやリキッドをサポートし続けた。その後、ミラーはリキッドに抹殺され、オセロットはソリッドに抹殺されることになる。

FOXHOUND結成前にはロイ・キャンベルとも『OPS』で出会っており、ネイキッドにとっての良き友人、協力者になっていくが、『メタルギア1』の出来事以降はビッグボス(ネイキッド)と袂を分かち、ソリッドに協力していくようになった。

ビッグボスは優秀な人材をかき集めるカリスマ性と才能に優れていたが、ビッグボスが知り合ったマクドネル・ミラーやロイ・キャンベル、グレイ・フォックスなどはビッグボスよりもソリッドの人間性に惹かれてソリッドに協力するようになっていった。

『OPS』では仲間や捕虜集めなどのミッションがあったが、人心を集めるカリスマ性と組織の大将としての器はビッグボス(ネイキッド)よりもファントム(ヴェノム)の方が強かったようで、ヴェノムの一件があってからはマクドネル・ミラーやオセロットの心境もかなり変化したようだ。

 

ネイキッドが自分のクローン達に抱く気持ちは「息子」や「兄弟」や「家族」という好意や感情は全くなく、「一人の人間」や「戦士・兵士・部下」としての認識だった。ソリッドとの因縁を通した結果、ソリッドには「息子」や「兄弟」と認める場面があったものの完全悪に近いソリダスやリキッドにはそういった感情を持つことはなかった。特にソリダスに対してはかなりの嫌悪感を持っていたようで、”人間”というより、”複製(クローン)”や”部品(パーツ)”としての機械判別の認識のみしか持たなかった。

ただ、ソリダスもリキッドも愛国者達の打倒を目指していた行動を取っていたので、プロセスが悪そのものだとしても目指す目標と行動はビッグボスが称賛していた。

アウターヘヴンやザンジバーランドの一件はゼロ少佐と愛国者達への対抗手段だと語っている場面もあったが、原作の『メタルギア1』や『メタルギア2』のビッグボスは死の商人や軍事兵器会社の役人に近い商売思想を持っているところがあるので、『メタルギア1』や『メタルギア2』のストーリーをパラレルワールドとする書籍やファンの発言なんかもある。

ただ、アウターヘブンやザンジバーランドは「メタルギアサーガ」にとっての黒歴史という訳じゃなくて、正史扱いされている。MGSシリーズとの矛盾点があるのはビッグボスの思想だとかMGSシリーズにも出て来るキャラクター達の性格などだとも思う。

『メタルギアソリッド3』の頃のビッグボスはユーモアセンスと天然ボケが溢れるお茶目な性格で、クールでドライなソリッドに比べるとユーモアとギャグと熱血っぽさが光る性格だった。

『スマブラX』内のスネークはソリッド・スネークがベースになっているが、性格や記憶、容姿はネイキッドに近い。『スマブラ』内のスネークはフィギュアという設定とフィギュアの持ち主の記憶や設定で構成されているので、ネイキッドとソリッドの人格が融合された全く新しい”スネーク”というキャラクターだと考えた方がいいだろう。

『スマブラ』の世界のキャラクターはフィギュアという設定になっているので、フィギュアの持ち主の曖昧な記憶がネイキッドとソリッドの性格と設定を融合させた新しいスネークを生み出したとも言える。

本物のソリッドは”捕獲(キャプチャー)”という言葉を知らないし、サバイバル経験や食べ物の現地調達がない。ユーモアやギャグを言う事も殆どなく、劇中ではシリアスかつハードボイルドでキザな台詞しか呟かないので、『スマブラ』内のスネークは偽物のソリッドだろう。

ネイキッドの性格が一変するきっかけになったのは自身の手によるザ・ボスの抹殺と”恐るべき子供達計画”と”愛国者達”の存在だったと思う。

”恐るべき子供達計画”はネイキッドが知らない間に進められて、勝手にクローンが作られた計画のもので、”愛国者達”の行動や計画も非人道的かつ営利的な活動目的が多かった事からゼロ少佐に失望して離れていった。

子供が産めない身体はクローン達だけではなく、ネイキッドも同様で、『MGS3』以前でビキニでの水爆実験で被爆したことから子供を産めない身体になっていた。師匠のザ・ボスも既に被爆+有人宇宙探査実験で子供を産めない身体になっていた。

ザ・ボスの弟子であり、子供を産めない事を惜しいと考えたゼロ少佐らは独断の下でネイキッドのクローンを作っていった。ソリダスは”恐るべき子供達計画”と違っていて子宮から誕生している訳ではなく、ネイキッドの容姿に極めて酷似している。

アウターヘヴン創設のきっかけはジーンの演説(『MPO』)が大きく影響したと思われる。軍事国家と組織建設のための金はジーンの遺産が流用された。

アウターヘヴンやザンジバーランドの二件を見てみると、目的は戦後処理で行き場の無くなった戦士や兵士の為に作られた国家建設と世界の戦災孤児の救済、それの職業斡旋、兵士の生活援助などであったとは思う。

『メタルギア1』と『メタルギア2』は正史扱いだが、MGSシリーズとはパラレルワールド的な扱いにもなっているので、設定が結構矛盾する事が多い。

『MPO(メタルギア ポータブル オプス)』もゲームボーイ関連作品も小島監督がコナミから消えた後は公式から正史扱いされた。

 

 

・ヴェノム・スネーク・・・・・・・『MGS5』の主人公。メディック(衛生兵)。ネイキッドの影武者。ネイキッドより歳を取っている。遺伝子情報としてはネイキッドとの関係性が全くない。似ているのは容姿と性格ぐらい。ネイキッドに心酔していた部下がとある事故でネイキッドと共に整形手術を受けた。9年間の昏睡と催眠学習の末にネイキッドと瓜二つの容姿と性格、記憶を所有していた。本当の顔と本名は『MGO』や『MGS5』でプレイヤーが作成したアバターキャラクターとも言われている。『MG1』のアウターヘヴン蜂起事件におけるラスボスにあたる。計画及びソリッドの司令官はネイキッドだが、アウターヘヴンで指揮を執っていたのはヴェノム。アウターヘヴン蜂起事件の一件はネイキッドの計画だったが、実行したのはヴェノムだった。兵士としての総合能力と指揮官としてのカリスマ性はネイキッドよりも高いと言われている。アウターヘヴン事件ではロイ・キャンベルやマクドネル・ミラーなどビッグボスと懇意にあった人物達がソリッド・スネークの方を支援、指示する側に回っていった。『MGS5』内の劇中では本物のビッグボスよりもカリスマ性と士気力が強く仲間想いの影武者であるビッグボス(ヴェノム)の魅力に惹かれてカズヒラ・ミラー(マクドネル・ミラー)が本物のビッグボスとは袂を分かつようになっていった。アウターヘヴン事件以降ではヴェノムからソリッドの方を支援するようになった。

 

・リキッド・スネーク・・・・・・・・・『MGS1』のラスボス。ビッグボスの遺伝子情報を元に作られたクローンの一人。元FOXHOUND部隊の一員。ソリッドとは同じ胎内から誕生していて共にビッグボスのクローン体であったことから、リキッドはソリッドを兄弟と呼んでいた(「恐るべき子供達計画」)。自身が劣性遺伝子かつ本物のビッグボスを倒したのがソリッドだった事から自身の能力の低さをコンプレックスに感じていた。現代科学では遺伝子における能力の優劣さは存在しないとされているが、1998年当時は遺伝子による能力差違が存在すると信じられていた。リキッドは液体を示す英単語で、ソリッドは固体を示す英単語だ。『MGS』でFOXDIEにかかって心臓発作で死亡したが、その遺志と右腕はリボルバー・オセロットが引き継ぎ、『MGS4』でオセロットがファーストネームに”リキッド”の名前を使用していた。オセロットはリキッドに精神を乗っ取られたかのような演技をしていたが、実際にはオセロットの強烈な自己暗示と催眠学習であり、『MGS4』までのオセロットの行動は全てオセロット自身の意志であった。リキッドは2005年のシャドーモセス島テロ未遂事件で死亡しているが、『MGS4』の2014年に至るまで遺体が複合AIネットワーク”愛国者達”の手により保存されていた。『MGS4』ではビッグボスの遺体をEVAが愛国者達から奪取したが、それはソリダスだった。『MGS2』ではリキッドの遺体からオセロットが右腕を移植。オセロットの右腕は忍者に切り落とされている。残った遺体はソリッド・スネークがタンカー事件で死亡したかのように世間に思わせる為のカモフラージュに利用された。リキッドの遺体はシャドーモセス島から愛国者達が回収。その愛国者達からオタコンが遺体を奪い、土葬されてソリッド・スネークの墓に埋葬された。ソリッドがリキッドをファーストネームで呼ぶことに対して、リキッドはソリッドをコードネームの「スネーク」で呼んでいた。これはビッグボスも同じである。ビッグボスやリキッド、ソリッドはあくまでもコードネームであり、彼等の本名は一般人と同じく極めて平凡な名前だった。

シャドーモセス島事件の首謀者であり、陸専用二足歩行戦車 「メタルギア”REX”」を使ってホワイトハウス(アメリカ政府)へのテロ攻撃を企んでいた。当時のアメリカ大統領はソリダス・スネーク(ジョージ・シアーズ)。要求はFOXHOUNDが保存するビッグボス(ネイキッド・スネーク)の遺体で、この時のビッグボスは焼死体の脳死状態だった。ビッグボスの遺伝子を使ってゲノム兵の持病の特効薬を開発する事とFOXDIEの血清を作る事を目的としていたようだが、ビッグボスに対しての畏敬の念の方が強かったようにも見える。『MGS1』の時点で、ビッグボスの遺体はMGS世界における交渉の最重要材料とされていたようで、『MGS4』でもビッグボスの遺体を巡る戦争が世界で駆け巡る事になる。

 

 

・ソリダス・スネーク・・・・・・・・・『MGS2』のラスボス。本名はジョージ・シアーズ。アメリカ大統領という世界で最高クラスの権力の肩書を持つが、『MGS1』後に愛国者たちによる暗殺を恐れて大統領を退任して、地下に潜伏していた。ネイキッドの完全なクローン体であり、アメリカのビッグシェル占拠事件以降はネイキッドの失われた四肢や肉片、皮膚を復活させるべく、5年前の遺体を『MGS4』で再利用された。ビッグボスの失われた四肢や身体の皮膚や筋皮質、体毛などを遺体の隅々からネイキッドの脳死体へ移植された。身体のパーツが余す事なく使われたソリダスの脳死体は骨と筋皮質だけで構成された人体模型のような哀れな姿と変わりなかった。ネイキッドが完全に死亡したと世間に思わせる為に遺体の影武者としても再利用された。『MGS4』のビッグボスの復活の為にソリダスの遺体は何度も酷使された。ビッグボスはソリダスの行動や経歴を毛嫌いしていたようで、ソリダスを複製や部品扱いしており、人間として見ていないような感じだった。ただ、愛国者達を打倒するという計画はソリダスが少年兵とする為に誘拐した雷電や敵であったソリッド、オタコン等にとって成し遂げられたので、彼の迷える魂は成仏したのかもしれない。愛国者達を打倒するという目標や目的のみに関してはビッグボスからソリダスもリキッドも唯一認められていた。

テロメアの寿命がソリッド達よりも短い為か、ソリッドらの「恐るべき子供達計画」よりも後の計画で生まれたクローンだったにも関わらず、外見の年齢は50代ぐらいにも見えた。その後、70代の焼死体かつ脳死体のビッグボスを復活させる為に皮膚や体毛、血液、内臓などが丸ごと移植される事になる。

 

 

>簡潔な家族説明

・ネイキッド(ビッグボス)・・・・・・・・・遺伝子元。『MG2』のザンジバーランド騒乱でのラスボス。ソリッド・スネークの煙草とスプレーとライターを使った即席火炎放射器と床に散乱していたオイル(石油)によって何度も身体を焼き尽くされて、骨と筋肉が剥き出しになった脳死体状態に陥るが、ソリダス・スネークやリキッド・スネークの遺体を無理やり移植した事で『MGS4』内で完全復活を遂げる。『MGS3』の主人公。英単語で”裸”などを意味する。

 

・ヴェノム(ファントム)・・・・・・・・・・・ビッグボスの影武者。ビッグボスを心酔していたメディック(衛生兵)で、ビッグボスよりも年上だった。本物のビッグボスよりもカリスマ性が強く、指揮官としての能力も高かった。『MG1』のアウターヘヴン事件内でのラスボス。ソリッド・スネークのミサイル・ランチャーを5発以上食らった事で下半身が吹っ飛び、アウターヘヴン内のビルや試作型メタルギアと共に爆散していった。『MGS5』の主人公。英単語で”毒液”などを意味する。

 

・リキッド・・・・・・・・・・・「恐るべき子供達計画」によって生み出されたビッグボスのクローン体。シャドーモセス島でテロ核発射未遂事件を起こした人物。『MGS1』のラスボス。『MGS2』で遺体が酷使される。英単語で「液体」を意味する。

 

・ソリダス・・・・・・・・・・老化したビッグボスの体細胞を元に生み出されたビッグボスの完全なクローン体。『MGS2』のラスボス。『MGS4』で遺体が酷使される。ソリダスは英単語で「固相線」を意味する。

 

・ソリッド・・・・・・・・・「恐るべき子供達計画」によって生み出されたビッグボスのクローン体。『MGS1』『MG1』『MG2』『MGS4』などの主人公。結果的に自身の遺伝子情報の元になった人物とその影武者、自分と同じクローン達を抹殺する任務を受け続けた。『MGS4』ではクローン故のテロメアの短さなどが要因となり、70代の老人と同じ身体になった”オールド・スネーク”になった。

 

・雷電・・・・・・・・・・『MGS2』の主人公。本名はジャック。出生についてはスネーク達と特に関係がない。任務遂行前までのコードネームが”スネーク”だった。任務に関わってからはそのコードネームが使われる事がなかった。『MGS3』のソ連のGRU将校ライコフとは血縁関係がない。

 

>アウターヘヴンとは?

ネイキッド・スネーク(ビッグボス)が南アフリカ共和国に1980年代後半に創設した武装要塞国家。表向きは兵士などを傭兵という扱いで輸出する巨大傭兵企業であり、ありとあらゆる国家やイデオロギー、民族と人種の主張に縛られない独立した軍事力を保持した組織として世界の軍事力のバランスをコントロールしようとした。組織創設の目的は”愛国者達”を立ち上げて、裏から世界の戦争や経済、政治、思想哲学、金融システム、科学技術、大衆流行などをコントロールして統率しようと企てたゼロ少佐に対する対抗勢力だった。1995年のアウターヘヴン蜂起事件の時点ではビッグボスは旧FOXHOUNDの総司令官に位置しており、FOXHOUND自体も当時は”愛国者達”の傘下に属する組織だった。自らが兵士として育てたソリッド・スネークをアウターヘヴン内で葬る事で”愛国者達”が生み出した「恐るべき子供たち計画」を挫く事が出来る上にゼロへの威圧にもなるので、ソリッドをアウターヘヴン内で葬る事はビッグボスの内側にとっては、一種のマッチポンプにもなったんだとも思う。しかし、結果としては秘密兵器だったメタルギアをソリッドに破壊された上に影武者として長年活躍してもらっていたヴェノム・スネーク(ビッグボス)もソリッドに抹殺されたのだった。無線で本物のビッグボス自身がソリッドに適切なアドバイスや指示を送っていた事からソリッドを選出したのはおそらくビッグボス自身だったのだと思う。後付け設定になるが、CQCをソリッドに直接伝授したのもビッグボス自身だったらしいので、ソリッドをアウターヘヴンに派遣してそのアウターヘヴン内でソリッドを葬る事がビッグボス(ネイキッド)の狙いで、愛国者達を打倒する為の初歩の一手だったのだと考えられる。アウターヘヴン蜂起事件時点ではソリッドは23歳の新米一兵士に過ぎなかったので、アウターヘヴン内で彼を葬る事は容易い事だとはネイキッドもヴェノムも考えていたのだろうが、メタルギアを破壊されてからはそう考える事も出来なくなった。

アウターヘヴン陥落時の巨大な衝撃は世間には地震だと伝えられた。4年後の1999年には本物のビッグボスがソリッドと愛国者達への復讐を誓って、ザンジバーランドで再び蜂起するのだが、この時にもビッグボスはソリッドに抹殺された。

ビッグボスが次に目覚めるまでには約15年の月日がかかり、それまでには愛国者達の指揮ネットワークも人(ゼロ)から機械(AI・人工知能・集合的ネットワーク ビッグデータ)に切り替わり、戦争や傭兵、武器・軍事兵器というシステムは日常のごくありふれたビジネスへと様変わりしていく事になった。

ネイキッド(ビッグボス)が願った”愛国者達”の抹殺と打倒は奇しくも”愛国者達”の手駒にされ続けたソリッド・スネークがザンジバーランドの一件から15年後に実現する事になる。

 

>ソリッド・スネーク

IQ180。英語、ロシア語、フランス語、日本語、チェコ語、アラビア語、サル語の6つの言語と動物言語をマスターしている諜報部員。アメリカ陸軍の特殊ハイテク傭兵部隊「FOXHOUND」における伝説の傭兵。アウターヘヴン蜂起事件とザンジバーランド紛争の二つの事件を解決した辺りから「英雄」と呼ばれるようになった。家族は存在しないが、育ての親はいくらでも居た。少年時代はお化け屋敷やジェットコースターが怖いごく普通の少年だった。軍人になってからはビッグボスよりCQCを直接伝授された。ビッグボス(ネイキッド・スネーク)は彼のクローン元にあたる人物で世代的には父親に該当する。代理母はネイキッドが任務中に知り合った女スパイのEVA(ビッグママ)。卵子提供者は日本人だったので、バルカン・レイブンはシャドーモセス事件の時にソリッドに「東洋人の血が流れている」と言った。日系ハーフのアメリカ人のマクドネル・”カズヒラ”・ミラーの変装を見事に行っていたリキッド・スネークにもおそらく東洋人の血が色濃く残っていると思われる。

ザンジバーランド紛争以降はシャドーモセス事件、タンカー沖事件、ガンズ・ザ・パトリオット事件などを解決し、”愛国者達”を解体した事で表世界での戦争ビジネスや戦争を無くす事に成功している。

ガンズ・ザ・パトリオット事件の2015年以降にはテロメアの短さ故に天寿を全うしてこの世を去っている。雷電が主役の『メタルギア・ライジング』の2018年時点ではソリッドは故人のようなので、2018年までに生きてはいない。

精神年齢は42歳程度だったが、肉体年齢は70代の老人を迎えていたので、最後の戦いでは最新科学技術を用いたマッスルスーツやオクトカム、ソリッドアイなどの兵装や武器を使用しなければ、まともに戦えなかった。

ソリッドがこの世を去った後は『大乱闘! スマッシュブラザーズ』の世界へ行っただとか『東方Project』の世界へ行ったとかだとかファンの間で様々な二次創作や二次設定が作られた。

産みの親である小島秀夫監督が制作している『デスストランディング』は出生と死後の世界の狭間をおそらく舞台にしているので、著作権問題などをクリアすれば、ソリッド・スネークの名前やその姿を再び拝める時が来るのかもしれない。

スネークというコードネームや諜報活動の元ネタは1981年に公開された『ニューヨーク1997』というアメリカ映画を基にしている。スネークというコードネームはその映画の主人公であるスネーク・プリスキン(演:カート・ラッセル)という退役軍人から用いられた。眼帯の容姿はネイキッド・スネークでオマージュされることになる。

プリスキンの名前はソリッドが『MGS2』で偽名を使う事になるイロコィ・プリスキンの名前で利用されることになる。

 

 

>メタルギアシリーズの特徴

ステルスアクションゲームという独自のゲームジャンルを切り拓いたゲームとして、ゲーム史にその名前が刻まれる。敵を出来るだけ倒さずに探索しながら情報を掴んで次のマップやダンジョンに進んでいくゲームの流れは、おそらく『ゼルダの伝説』や『メトロイド』などをヒントにしていると思われる。

1987年当時は日本で現代戦争をテーマにしたゲームも珍しかった事も人気になった背景の一つだと思われる。

当時のゲームはファンタジーやSF、中世の世界観のゲームがほとんどで、現代を舞台にした戦争のゲームは相当珍しく批判も多かった。

産みの親は小島秀夫で、ゲーム業界に入るきっかけになったのは任天堂の『スーパーマリオブラザーズ』。中学生の頃に父親を亡くしてからは創作活動やシナリオ作成などに励むようになったと言われる。

入社後は若干23歳ほどにして、コナミから「戦争ゲームを作れ!」と言われてメタルギアシリーズを制作する事になった。

とにかく洋画・・・・アメリカ映画からのオマージュが多く、『ランボー』や『プラトーン』『ターミネーター』『ダイ・ハード』『ゴッドファーザー』『ショーシャンクの空に』『プライベート・ライアン』など戦争やテロ、犯罪、マネー・ロンダリング(横領と財務改変)を舞台にした映画からの設定だとかシナリオとかが目立つ。

『メタルギア』シリーズの発想のきっかけになった映画は『ニューヨーク1997』という戦争映画で、1980年代前半の頃までは日本の地上波テレビでもよく放送されていたメジャーな映画だった。監督はジョン・カーペンター。

『メタルギアソリッド3』では『007』シリーズが題材にされた上でB級映画とホラー映画の視聴が趣味な科学者が無線で登場するので、監督も相当な映画オタクなのだろう。

映像技術やグラフィック表現が向上したことで1998年に3Dポリゴンの『メタルギアソリッド』が発売されたが、マップなどはレゴブロックで模型を作りながらゲームに当てはめていったと言われている。

世間や一般の間で「メタルギアシリーズ」が有名になったのが『メタルギアソリッド1』の頃で、当時は『ファイナルファンタジーⅦ』や『バイオハザード』が大ヒットしたことでプレイステーション1がバカ売れしていたので、「メタルギアシリーズ」も注目されるようになっていった。

当時はフルボイスかつシームレスのムービーシーンのあるゲームというのが非常に珍しく、ムービーシーンを多用したゲーム自体も貴重だったので、『メタルギアソリッド』は特に注目された。

アメリカのフォーチュン誌に「20世紀史上最高のシナリオ」とまで称賛されたが、それはゲーム内容がアメリカの軍事施設内で起こった極秘任務の話で、当時のアメリカの政治や軍事関係に非常に詳細に描かれた創作物だったからであり、アメリカ以外の国が創作の舞台にされていた場合はそこまで称賛されていなかったような気もする。

当時の日本は中世ヨーロッパ的なファンタジー作品だとか近未来のSF的な世界観のゲームが主流だったので、アメリカの近現代を舞台にしたスパイアクションゲームというものは非常に珍しかった。

特にアメリカ人は自画自賛ぶりが凄まじいので、アメリカを舞台にした創作だとかアメリカ人や白人をモチーフにしたようなキャラクターが主人公の創作物は日本の創作物関係なしに人気が物凄く高いような気はする。

続編の『メタルギアソリッド2』は期待値の高さからかPS2が初期に一般普及していたせいか、全世界で700万本以上を売り上げてギネスブックに記録が残る事になった。

ただ、続編の『メタルギアソリッド2』では主人公がソリッドではなかったので、ファンの間では不人気となり、現在もシリーズとしては『MGS4』よりは人気が高いという位置付けぐらいになっている。

その結果から次回作の『メタルギアソリッド3』ではソリッドの遺伝子元になったビッグボスが主人公となった。更に劇中ではシリーズで最古の作品かつビッグボスの若い頃(ネイキッド・スネーク)という事で設定されたので、『MGS3』以降はソリッドよりもネイキッドが主人公の作品の方が多くなり、若い世代の間でもソリッドよりもネイキッドの方が”スネーク”としては有名かつ人気になった。

『スマブラX』でのスネークはソリッド・スネークとしての出演になっているが、顔や容姿や性格はネイキッド・スネークに近い。

ソリッド・スネークの性格はドライかつクール。リアリストであり、文系よりも理数系的な知識に非常に詳しい。ネイキッドの知識や趣向はどちらかと言うと、科学よりも文学や体育会系寄りだと言える。

ソリッドの性格や知識が理系の方に偏りがある理由としてはシャドーモセス事件以降にオタコンがビジネスパートナーになった理由やFOXHOUND部隊自体が最新のハイテク機器を駆使するエリート兵士集団という理由もあるんだろうと思う。

21世紀の『MGS』世界ではドローンや自動小銃付き電子監視カメラ、ソリトンレーダーや遺伝子技術を駆使して開発されたゲノム兵などが一般化していた。

『MGS4』ではソリッドに顎髭が生えたが、『MGS2』時点では髭を剃っている。ネイキッドは顎鬚や口髭が生えているが、ソリッドは生やしていない。

『スマブラ』シリーズのスネークは本人とは違うという設定になっているが、人生経験や性格や容姿などはネイキッド・スネークとソリッド・スネークの人生とかがごちゃ混ぜになっていて、プレイヤーの知っている”スネーク”という人物の集合知識像がスマブラシリーズのスネークとも言える。

 

ネイキッドはクローン元の人物の上にロマンチストでユーモラスな一面と大食漢の描写が多かった事から人間性や性格の面でもソリッドより人気が出た。

ソリッドは完璧な兵士として調整されて生まれてきたネイキッドのクローンで、成人になるまでの頃も英才教育を”愛国者達”から施されたせいか、リアリストであり、ファンタジーやSFなどの非現実的な描写や思想を嫌う傾向がある。分かり易く言うと、ソリッドはIQが高く、科学知識や最新技術、映画に対する造詣が深いが、人情や他人への思いやりに欠けており、感情の起伏が大人しい。

一方のネイキッドは物を知らないが、大将の器やカリスマ性に溢れており、『MGS3』内で起こったスネークイーター作戦以降は上司も部下も彼の魅力に惹かれて彼をアイドル(偶像)やイコン(聖像)として祭り上げ、組織のリーダーに押し上げた。しかし、彼はゼロ少佐のマリオネットである事に嫌気が差して組織から離脱した。その結果が”愛国者達”の暴走を招き、大量の彼のクローンを生み出した。彼(ネイキッド)は軍事や武力を用いて人を統制かつ指導しようと試みた政治なき軍事国家を作り上げる事になるのである。

『メタルギアソリッド2』の売上記録はPS1で発売された『クラッシュ・バンディクー3』と同程度で、『MGS2』よりも売り上げが低かった直近のソフトにはATARI2600で発売された『パックマン』なんかがある。

スネークというキャラクター自体もギネスに記録が残るほどなので、スマブラシリーズに参戦すること自体は当然と言ったら、当然なのだが、『スマブラX』が発売されるまでは日本ではあんまり有名じゃなかった。

インターネット世界と軍事オタの間ではネタキャラやギャグキャラとして、ソリッド・スネークやネイキッド・スネーク、メタルギアシリーズのあらゆるネタが有名だったが、一般やキッズの世界においてはスネークの知名度や人気というものはそれほど高くはなかった。

はっきり言えば、現在の『東方Project』と似たような人気や扱い、立ち位置であり、『ポケモン』や『マリオ』や『ロックマン』『FF』『DQ』ほど一般にとっては有名なゲームではなかった。

『スマブラX』でスネークが参戦する時にもまず喜んだのがアメリカで、次に日本のインターネット界という具合で、日本の一般世界においてはスネークが有名だとか人気という事はスマブラシリーズでのゲスト参戦まではなかった。

スネークの一般知名度や一般人気が低いのは当たり前で、CEROの基準ではBとかCの基準のゲームで、基本的に「メタルギアシリーズ」は12歳以下がプレイしたら絶対に駄目なゲームだった。

あと、普通の日本の子供が現実の戦争だとか銃火器、歴史に興味を持ち始めるのは中高生ぐらいの頃からで、普通の子供は小学生とか幼稚園の時点でスネークや「メタルギアシリーズ」を知っているはずがないし、興味を持つはずもないのである。

普通の子供は戦争やホラー映画や銃火器などに興味を持つはずがない。『MGS』シリーズのメリルは8歳の時点でデザートイーグルを使いこなしたらしいが、それは彼の身内に軍関係者が居た事が影響しているのだろうし、フィクションだからだろう。

普通の現実の子供は銃火器や現実の戦争に興味を持ったらダメなのだ。

「メタルギアシリーズ」を購入するユーザー層は大体が中高生~30代ぐらいが普通で、15歳以下の男女がスネークや「メタルギアシリーズ」に興味を持つこと自体があり得ないし、興味を持つのも危険なことだとは言える。

ちなみに「メタルギアソリッド」の略語かつ頭文字を繋げた「MGS」という言葉は「ミーム(文化的遺伝子)」「ジーン(遺伝子)」「シーン(時代)」の意味をそれぞれ持ち、それらの頭文字を繋ぎ合わせた言葉が「MGS」という事になっている。

頭文字が持つそれぞれのテーマの謎は『MGS1』、『MGS2』、『MGS3』で一応解決されている。

『MGS1』は「Gene(遺伝子)」で、『MGS2』が「Meme(文化的遺伝子)」で、『MGS3』が「Scene(時代=過去)」となる。

『MGS3』以外のナンバリングタイトルは発売当時よりも未来の時代を想定して作られていきた。

『MGS2』のテーマになっている「Meme(ミーム)」は生物学者のリチャード・ドーキンス博士が1976年に発表した『利己的な遺伝子』という科学的な著書で用いられた造語であり、一般的には辞書に載っているような言葉や単語ではない。

一般人が「ミーム」という言葉を知るようになったのは、おそらくインターネットが浸透してからで、その後はNHKがNHKスペシャルの『地球大進化』で「ミーム」とリチャード・ドーキンス博士を紹介した。

ミームとは文化、言葉、技術、科学、伝統、習慣、歴史、文字、哲学、思想、倫理、政治、経済システム、軍事など有史以降に人から人へ引き継がれる記憶や記録の総称のことで、本だとか記録、口伝、デジタルデータ、フィルム、インターネットのデータなどがこれに当たる。

現代ではITやAI(人工知能)、ビッグデータ、IoTなどの新世代の技術がミームを引き継いでおり、「インターネットミーム」とも呼ばれている。

『MGS2』のソリダス・スネークは他のスネークと違い、自分の名前を歴史や後世に残す事に固執したあまり、雷電などの戦災孤児になった者を誘拐して少年兵として育て上げた。ビッグボスは核で被爆していて子供を産めない身体になっているが、他のスネークもクローンである上に意図的に生殖能力が剥奪されているので、生きた証は「ミーム」という形で残すしかなかった。

『MGS4』後にはソリッドの意志や行動力は雷電やオタコン、メリルなどに引き継がれていった。

 

これらの言葉(Meme、Scene、Gene)は作中における重要な場面や会話、シーンなどで積極的に使われてプレイヤーへのアプローチにもなっている。

ソリッド・スネークとネイキッド・スネーク(ビッグボス)はスパイ、施設・兵器破壊工作員、被爆やクローンという設定がある為に記録や子孫を残せないという呪縛があったが、彼らの意思や哲学、思想、行動などはオタコン(ハル・エメリッヒ)やメリル、雷電などにそれぞれに受け継がれていく事になった。

 

 

 

 

>メタルギアシリーズの重要キャラクターの主な故人

・ソリッド・スネーク(デイヴィッド)

・ネイキッド・スネーク(ジョン・ドゥ)(ビッグボス、イシュメール)

・ヴェノム・スネーク(ファントム、エイハブ)

・リキッド・スネーク(イーライ)

・ソリダス・スネーク(ジョージ・シアーズ)

・ゼロ少佐(トム)

・シギント(ドナルド・アンダーソン)

・パラメディック(クラーク)

・EVA(ビッグ・ママ)

・リボルバー・オセロット(アダムスカ)(シャラシャーシカ)

・ザ・ボス(ザ・ジョイ)

・ジ・エンド

・ザ・ソロー

・ヴォルギン(燃える男)

・グレイ・フォックス(サイボーグ忍者)

・マクドネル・ミラー(カズヒラ・ミラー)

・ナオミ・ハンター

・ジーン

・アレクサンドル・レオノヴィッチ・グラーニン

・ヒューイ・エメリッヒ

・エマ・エメリッヒ

・ストレンジ・ラブ

・スナイパー・ウルフ

・サイコ・マンティス

・バルカン・レイブン

・ヴァンプ

・オルガ・ゴルゴコビッチ

・セルゲイ・ゴルゴコビッチ

・ファットマン

・フォーチュン

 

 

>各スネークの死因

・ソリッド・スネーク・・・・・・・老衰(2014~2018年没)

・リキッド・スネーク・・・・・・・FOXDIE(2005年没)→右腕がオセロットに移植される。タンカー事件の時にシャドーモセス事件で回収された遺体が火葬されて世間と愛国者達を欺くためにオタコンがソリッド・スネークの墓に埋葬した。(2007年)

 

・ソリダス・スネーク・・・・・・・雷電に脊椎毎スネークアームズを切られてドームから落下(2009年)→脳死状態→遺体の大部分がビッグボスに移植されて筋皮質がむき出しで四肢が損壊の状態だった。→東欧でリキッド・オセロットに脳死状態のまま火葬されてビッグ・ボスの墓に埋葬された。(2014年)

 

・ネイキッド・スネーク(ビッグ・ボス)・・・・・・老衰(2014年)→1999年のザンジバーランド騒乱でソリッドに煙草と缶スプレーの即席火炎放射器で身体を燃やし尽くされて昏睡状態になる。ソリダスとリキッドの身体を利用して2014年に完全復活するが、ソリッドのFOXDIEと老衰で死亡。

 

・ヴェノム・パニッシュド・スネーク(ファントム)・・・・・・・戦死(1995年)→ソリッド・スネークのミサイルランチャーを5発以上食らって下半身が吹っ飛び、出血多量と脊椎損傷で戦死する。世間やソリッド、各スネークらには存在や名前すら知られていない。真相と彼の存在を知る者はリボルバー・オセロットとビッグ・ボス、マクドネル・ミラー、ゼロ少佐など限られた人物だけに過ぎない。グランドゼロズの一件でオセロットは本物のビッグボス、ミラーはファントムを支持した。1995年のアウターヘヴン事件以降はミラーやロイ・キャンベルはソリッド・スネークをサポート。1999年のザンジバーランド以降はオセロットはリキッド・スネークの側に付いた。

 

 

 

 

>ソリッドの主な出演作

・メタルギア(MSX2、1987年)・・・・・アウターヘブン蜂起、23歳

・メタルギア2(MSX2、1990年)・・・・・ザンジバーランド騒乱、27歳

・メタルギアソリッド(PS1、1998年)・・・・・シャドーモセス島事件、33歳

・メタルギアソリッド2(PS2、2001年)・・・・ビッグシェル占拠事件など、37歳

・メタルギアソリッド4(PS3、2008年)・・・・・ガンズ・オブ・ザ・パトリオット事件、42歳(肉体年齢:70代)

 

>ネイキッドの主な出演作

・メタルギアソリッド3(PS2、2004年)・・・・・・スネークイーター作戦、29歳

・メタルギアソリッド ポータブルOPS(PSP、2006年)・・・・・・・サンヒエロニモ半島事件、35歳

・メタルギアソリッド ピースウォーカー(PSP、2008年)・・・・・・ピースウォーカー作戦、38歳

・メタルギアソリッド5(PS4、2015年)・・・・・・・・・TPP、GZ、40歳

・メタルギア・・・・・・・・・・・59歳

・メタルギア2・・・・・・・・・・・64歳

・メタルギアソリッド4・・・・・・・・79歳

 

>劇中内の時代

・MGS3・・・・・・・・1964年

・MPO・・・・・・・・1970年

・MGS PW・・・・・・・・1974年

・MGS5・・・・・・・・・・1975年(GZ)、1984年(TPP)

・MG1・・・・・・・・・・・1995年

・MG2・・・・・・・・・・・1999年

・MGS1・・・・・・・・・・・2005年

・MGS2・・・・・・・・・・・2007年(プラント)、2009年(ビッグシェル)

・MGS4・・・・・・・・・・・2014年

・MGR・・・・・・・・・・・2018年

 

>史実における国際事情

・1964~1975年・・・・・・・・冷戦、宇宙開発競争、キューバ危機

・1975年~1984年・・・・・・・ベトナム戦争、中東戦争、東欧革命

・1984年~1995年・・・・・・・湾岸戦争、中東戦争、コンピューターの一般普及、ユーゴスラビア紛争、ソ連崩壊など

 

・1995年~1999年・・・・・・・パキスタン問題など

・1999年~2005年・・・・・・・携帯電話の普及、同時多発テロ、イラク戦争、アフガン侵攻

・2005年~2009年・・・・・・リーマンショック、ドローンの軍事利用、派遣企業や非正規の一般化

・2009年~2014年・・・・・・・スマートフォン、タブレットPCなどネットメディア端末の一般普及、体内認証システムの一般化、シリア難民などの難民・移民問題、ヨーロッパテロなど

 

>主なラスボス

・ヴェノム・スネーク(ファントム)・・・・・・『メタルギア1』

・ネイキッド・スネーク(ビッグボス)・・・・・『メタルギア2』

・リキッド・スネーク・・・・・・・『メタルギアソリッド』

・ソリダス・スネーク・・・・・・・『メタルギアソリッド2』

・ザ・ボス・・・・・・・・・・・・『メタルギアソリッド3』

・リキッド・オセロット・・・・・・・・・『メタルギアソリッド4』

・サヘラントロプス・・・・・・・・・・『メタルギアソリッド5』

・燃える男(ヴォルギン)・・・・・・・・『メタルギアソリッド5』

 

>主な主役

・ソリッド・スネーク・・・・・・・・『MG』『MG2』『MGS』『MGS4』

・ネイキッド・スネーク・・・・・『MGS3』『MPO』『MGS PW』

・ヴェノム・スネーク・・・・・・・『MGS5』

・雷電・・・・・・・・・・『MGS2』『MGR』

 

>主なテーマ

・ミーム(文化的遺伝子)「Meme」・・・・・・・『MGS2』

・ジーン(遺伝子)「Gene」・・・・・・・・・・『MGS1』

・シーン(時代)「Scean」・・・・・・・・・・・『MGS3』

 

>各ソフトの主なプラットフォーム

・MSX2・・・・・・・・『MG』『MG2』

・PS・・・・・・・・・『MGS』

・PS2・・・・・・・・・『MGS2』『MGS3』

・PS3・・・・・・・・・・『MGS4』

・PS4・・・・・・・・・・・『MGS5』

・PSP・・・・・・・・・・・『MGS PW』『MPO』

 

 

 

>作品内の時系列

・MGS3(1964年)・・・・・・・スネークイーター作戦など

・MGS OPS(1970年)・・・・・・・サンヒエロニモ半島事件

・MGSPW(1974年)・・・・・・ピースウォーカー事件

・MGS5GZ(1975年)・・・・・グラウンド・ゼロズ

・MGS5TPP(1984年)・・・・ザ・ファントム・ペイン

・MG(1995年)・・・・・・アウターヘブン蜂起

・MG2(1999年)・・・・・ザンジバーランド騒乱

・MGS(2005年)・・・・・・シャドーモセス島事件

・MGS2(2007年)・・・・・・・マンハッタン沖タンカー沈没事件

・MGS2(2009年)・・・・・・・ビッグ・シェル占拠事件

・MGS4(2014年)・・・・・・ガンズ・ザ・パトリオット事件

 

*『メタルギア1』制作時点で劇中の時代設定は未来だった。なので、現実世界の時代に比べて劇中の時代の世界観が古臭かったり、SF的だったりする事が多い。軍事技術やロボット技術、核技術、ネットワーク技術などは『メタルギア』世界観の方がかなり進んでいるが、ファッションや流行、当時のフィクション作品、食事事情、政治事情、国際事情などに関しては古臭い部分も多い。

『メタルギア1』制作時点ではソ連は存在したが、劇中の時間設定を史実に当てはめるとソ連は崩壊しており、冷戦も終結している。

 

>任天堂ハードが初登場じゃないキャラクター一覧

・ソリッド・スネーク・・・・・・1987年、『メタルギア』、MSX2、コナミ

・リヒター・ベルモンド・・・・・1993年、『悪魔城ドラキュラX』、PCエンジン、コナミ

 

・ベヨネッタ・・・・・・・・2009年、『ベヨネッタ』、Xbox360、プラチナゲームス(セガ)

・クラウド・ストライフ・・・・・1997年、『ファイナルファンタジーⅦ』、PS1、スクウェア・エニックス

 

・ソニック・・・・・・・・・1991年、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』、メガドライブ、セガ

 

・リュウ・・・・・・・・・1987年、『ストリートファイター』、アーケード、カプコンUSA

 

・パックマン・・・・・・・1980年、『パックマン』、ATARI2600、ナムコ

 

・ジョーカー・・・・・・2015年、『ペルソナ5』、PS3、アトラス(セガ)

 

 

>ソリッドの主な使用武器・装備

・煙草・・・・・・・ラッキーストライカー

・双眼鏡

・スプレー

・ライター

・RPG-7

・スティンガーミサイル(FIM-92A)

・グレネード

・スタングレネード

・チャフグレネード・・・・・・・・電子機器類の制御を一時的に混乱させる。

・”ニキータ”(リモコンミサイル)

・サイファー・・・・・・飛行型偵察カメラ、ドローン

・C4爆弾

・CQC・・・・・・・・体術

・PSG1

・モシン・ナガン

・ダンボール箱

・クレイモア地雷

・ベレッタ M92F

・M9

・ソーコムピストル・Mk23

・USP

・M1911

・スタームルガ-MkI

・NRS ナイフ型消音拳銃

・デザートイーグル

・グロック17

・M79

・レールガン(超電磁砲)

・バレットM82

・VSS

・DSR-1

・イズマッシュ・サイガ12

・M249軽機関銃

・PK

・M60機関銃

・種子島式火縄銃

・FN FAL

・FA-MAS(ファマス)

・FN P90

・PSS

・ソリッドアイ

・ステルススーツ

・オクトカム

・Mk-Ⅱ

・ドラム缶

・フェイスペイント

・ipod

・スタンナイフ

・FN Five-seveN

・サーマルゴーグル

・ガスマスク

・双眼鏡

・デジタルカメラ

・リゲイン・・・・・・・・栄養ドリンク

・ナノマシン・・・・・・・体内埋め込み型。無線通信や体調管理、体調連絡などに利用される。

 

>ソリッドの戦闘スタイル

近接兵器や接近武器、体術よりも遠隔操作系の爆弾や設置型の地雷、遠距離型兵装などを好む。父親のネイキッドの方はCQC(体術)の達人で、冷戦時代にはCIAのエージェントとして特殊潜入任務をこなしていた為か、接近武器や近接兵装などを好む傾向にある。ソリッドの生きている21世紀には銃火器や地雷、爆弾なども進化及び改良を重ねてきた為か豊富な銃火器と重武装、大火力の兵器が多い。スマブラシリーズの場合は遠距離特化型のファイター自体が少ない為か、希少のためか、どちらかと言うと遠距離や待ち伏せ用の武器を使用するファイターとして特化している。『スマブラfor』ではロックマンやダックハント、クッパ.Jr、Miiファイター(銃撃)などの遠距離特化型のファイターが増えたので、スネークのような遠距離特化型ファイターはトリックスター(意表を突く)あるいはコンボマスター的な役回りを持つファイターとして方向変換されつつある。

 

>スネーク(スマブラ)の技と武器

・CQC(体術)・・・・・・ほとんどの弱攻撃。初出は『MGS3』。

・ローリング・・・・・・・・ダッシュ攻撃。初出は『MGS2』。

・マイン・・・・・・・・・おそらくクレイモア地雷のこと。『SP』で廃止。

・ダブルローキック・・・・・下スマッシュ攻撃。マインから変更。

・手榴弾・・・・・・・おそらくグレネード。通常必殺。初出は『MG1』。

・リモコンミサイル(ニキータ)・・・・・・横必殺。MGSオリジナル武器。初出は『MG』。当たり前だが、『MGS3』時代には存在しない。

・サイファー(ドローン)・・・・・・上必殺。MGSシリーズでは敵。初出は『MGS2』。当たり前だが、『MGS3』時代には存在しない。現実世界のドローンは2005年に自動小銃を武装したドローンがアフガニスタン紛争で初めて投入されて現地の民間人を殺している。民間では2012年頃にカメラ付きのタイプが普及した。農薬散布型は2015年以降に出現する。『MGS2』の作中時代は2009年の頃で、発売時期は2001年なので、発売当時にはAIもドローンも現実世界には存在していないあるいは普及していない技術だった。

 

・C4爆弾・・・・・・下必殺。初登場は『MG』。

・ダンボール箱・・・・・・・アピール。初登場は『MG』。

・ほふく・・・・・・・しゃがみ動作。初登場は『MG』。

・迷彩服・・・・・・・2Pカラー以降のスネークが着ている服装。初出は『MGS3』。

・ロケットランチャー・・・・・・おそらくRPG-7。横スマッシュ。初出は『MGS3』。

・迫撃砲・・・・・・上スマッシュ。初出は『MGS4』。

・つかみ・・・・・・CQC。

・無線・・・・・・・・耳小骨に埋め込まれた体内ナノマシンを使って仲間に連絡。アピール技。『SP』と『for』から新規参入したキャラと『X』でリストラされたキャラ、ダッシュファイターや特殊な姿に変わったファイターなどには無線ネタが用意されていない。

・ロイ・キャンベル・・・・・・スネークの元上官。『MGS1』以降はスネークと仕事を共にすることがなかった。無線連絡する作品は『MG2』『MGS1』など。あとは『ゴーストバベル』などがある。

 

・メイ・リン・・・・・・・・・スネークをサポートする通信オペレーター。『MGS2』以降はスネークと仕事を共にすることがなく、『MGS2』においても無線連絡は滅多にない。初登場は『MGS1』。

 

・ハル・エメリッヒ・・・・・・・オタコン。『MGS1』でスネークと知り合うことになり、『MGS4』までスネークと無線連絡することが出来る唯一の仲間。メタルギアや新兵器や技術開発などを行う技術者でIT関連の技術にも長けているので、『MGS2』ではハッカーとしても有能だった。フィクション世界でも現実世界でも滅多に居ないハードウェアとソフトウェアの両方の分野で活躍するエンジニアだった。両親はハードウェア技術に長けたヒューイ・エメリッヒとソフトウェア及びAI(ママルポッド)開発の科学者として有名だったストレンジラブ博士。祖父はマンハッタン計画で原爆を開発した科学者の一人だった。