>クラウド・ストライフ名言集
「興味ないね」
「みんな、この列車と同じ。敷かれたレールには逆らえないんだ」
「いこうよ、みんな」
「思い出の中でじっとしといてくれ・・・・」(アドベントチルドレン)
「引きずり過ぎて、すり減ったかな」(アドベントチルドレン)
「あんたを尊敬していたのに・・・・・憧れていたのに・・・・・!」
「オレ、クラウドにはなりきれませんでした・・・・・」
「ティファさん・・・・・・いつか、本当のクラウド君に会えるといいですね」
「限界を越える・・・・!!」
「・・・・お前に俺は倒せない」(スマブラ)
「悪く思うな」(スマブラ)
「死者の国のハデスが子供を恐れるのか? 悪いが俺の契約は―」(キングダムハーツ)
「お前が存在する限り俺は悪夢から醒める事が出来ない」(キングダムハーツFM)
「指先がチリチリする。口の中はカラカラだ。目の奥が熱いんだ!」
「俺達が乗った列車は途中下車は出来ないんだ!!」
「・・・・・・・俺は幻想の世界の住人だった」
「でも、もう幻想は要らない・・・・・・俺は、俺の現実を生きる」
「そう・・・・・これが・・・・・・・・俺だ。俺、ソルジャーにはなれなかったよ」
「恥ずかしくて・・・・・誰にも会いたくなかった・・・・・」
「英雄が、ここから旅立ったんだ」(アドベントチルドレンコンプリート)
「罪って、許されるのか・・・・・?」(アドベントチルドレン)
「・・・・・か、あさん・・・・・?」(アドベントチルドレン)
「お前の分まで生きよう。そう決めたんだけどな」(アドベントチルドレン)
「やめろよ」
「あんたにここで死なれたら、夢見が悪そうだ」
「まさか、こんな日が来るとは思わなかったな・・・・・・・!」(スマブラ)
「かかってこい!!」(スマブラ)
「お前をイヌ質にしてやる!!」
「ウヘへへへ・・・・・俺はなにをした!」
「博士・・・・・ナンバー、ください。俺にもナンバーをください」
「・・・・・出来る事を、するだけだ」
「あんたたちの主義や趣味なんてどうでもいい」(FF7リメイク)
「またあんたか・・・・・!」(ディシディア)
「もういいだろ・・・・・・!」(デュオデシム)
「あんたとは決着を着けなくては・・・・・・!」(デュオデシム)
「すがっているのはどっちだ!」(ディシディア)
「オレが本当に会いたいのは・・・・・・・」(ディシディア)
>クラウド・ストライフとは?
21歳、男性。名前の意味は「闘争の兆し」。ニブルヘイム村出身。ゲーム初登場時はミッドガル。武器はバスターソード(初期装備)と旅で収集した剣を合体収納させた「合体剣」。必殺技は「超究武神覇斬」。最終必殺技はゴールドソーサーの闘技場での景品。
バイクの愛車はフェンリル。フェンリルとは北欧神話に出て来る神殺しの巨大な狼の事。他の『ファイナルファンタジー』作品では召喚獣になっている。
華奢な体で大剣を振り回す金髪白人の剣士で、切り刻むというよりは剣で叩き付けたり大剣から繰り出される衝撃波や風撃で敵を殲滅する事を得意とする。
他人からの呼び名は「チョコボ頭」。女装時での他人からの呼び名は「骨太のおなご」。
華奢なのに大剣を軽々と片手で振り回せるのはおそらく『進撃の巨人』のリヴァイやミカサ・アッカーマンと同じく筋肉量よりも骨密度の方が大きいんだと思う。
外見は白人金髪なのに、漢字や日本語を呼び名とする技やら武器を愛用する癖がある。
スクウェア社の代表作『ファイナルファンタジー7』の主人公。FF7は海外にもFFの名前を一般的にした作品として知られている。世界販売累計は900万本以上と言われており、FFシリーズの中で一番売れた作品に当たる。海外においてのFFシリーズは偶数番号のタイトルぐらいしか売られなかったらしいが、FF7以降は日本のように全ナンバリングタイトルを販売するようになったと言われている。
主な担当声優は櫻井孝宏。担当した主なキャラクターは『デジモンアドベンチャー』のテントモン、『ゾイド・新世紀スラッシュゼロ』のビット・クラウド、『コードギアス 反逆のルルーシュ』のスザク、『デジモンクロスウォーズ』のドルルモン、『おそ松さん』の松野おそ松、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のマクギリス・ファリド、『ジョジョの奇妙な冒険』の岸辺露伴、『ロックマンX』のエックス、『コージーのやりすぎ都市伝説』のナレーターなどがある。
クラウドとエックスと岸辺露伴には声優が複数人居るので、人によってはイメージする声優が違うのかもしれない。
一般人にとってはクラウド・ストライフやテントモン、スザク、ロックマンエックスの声などで有名だと思う。
イケメンボイスのキャラクターが多いせいか、最近は乙女ゲーなどで活躍する事が多い気がする声優。性質的には緑川光とかと同じタイプのイケメン声声優な気がする。
FF7本編においては超大企業の私有兵「ソルジャークラス1st」の元エリートソルジャーという事になっていたが、本編が進むにつれて、実際には使い捨ての一般兵だった事が明かされてプレイヤーと作中の仲間を驚愕させた。
しかも、とある事件の被害者であり、その後は大企業の実験モルモットにされていた事も判明して、多くの視聴者の同情を誘った。
現代の日本に例えると職歴詐称していた元派遣社員のようなものだと思われる。大企業のエリート社員ではなく、そこの企業に雇われる時給1000円の派遣社員のようなもの。
しかし、体力と技量的にはソルジャーの適性値を合格しており、精神面とコミュニケーション能力に関しては合格出来なかった。
ただ、クラウドの吐いた嘘はジェノバ細胞が構成した別人格が形成した嘘で、本人自身が吐いた嘘じゃない。
とある事件で英雄セフィロスに出身地の村と母親を焼き払われて、セフィロスに絶望した。その後は企業の実験モルモットとして利用されて約5年間の青春期間と思春期を無駄に過ごす。
親友のザックスと共に実験施設から脱走後、なんとかミッドガルに辿り着くが、それまでにザックスを射殺されてしまう。
この時にザックスの記憶と残留思念が混在してクラウドの体内にあるジェノバ細胞に受け継がれて、クラウド本来の人格と融合して、別人格のクラウドに頭内で話しかけるシーンが何度も本編に出て来る事になる。
クラウドの脳内に話しかけてくる人格はクラウド本来の人格とザックスの性格をミキシングして出来た全く新しい人格で、ザックスの魂じゃない。
ジェノバ細胞が体内にある理由は実験中に注入された為である。
ミッドガル到着後、廃人のような精神状態で駅のホームレスになっていたが、幼馴染のティファに拾われて、テロ組織のミッドガルに傭兵として雇われる事になる。
その後、『FF7』本編のストーリーが始まる。
当初はクールでエリートな元兵士だと視聴者(プレイヤー)にも仲間にも思われていたが、ジェノバ細胞の影響で人格と精神状態が徐々に不安定となり、常人とは思えない振る舞いと言動が多くなっていった。
ヒロインの一人であるエアリスが亡くなる時にはジェノバ細胞の行動のブレーキ役が居なくなった事でクラウドの人格と精神はますますおかしくなっていった。
セフィロスの遺体が埋まっていた大空洞に辿り着く時には寄生していたジェノバ細胞の役目が終わったので、クラウド自身の精神状態も崩壊し始めた。
ライフストリームと呼ばれる死者の残留思念と魂が詰まった液体の湖に堕ちた後は完全に人格と精神が崩壊して、ミッドガルに漂流していた頃よりも酷い廃人状態でミディールの村で仲間達に発見される事になる。
その後、ティファの必死の付き添いと介護によって、本来の人格を取り戻す事になる。
最終的に仲間達と共にセフィロスとジェノバを倒して、クラウド達の住む星に落下しかけていたメテオを食い止める事に成功する。
しかし、その2年後には地中から噴き出したライフストリームの影響で星痣という病気にかかり、冒険当初の性格と精神状態に戻る事になる。
この時の話が映像作品の『アドベントチルドレン』にあたる。
その後は宝条博士が撒いた種(実験サンプル)を食い止める戦いに参加している(『ダージュ・オブ・ケルベロス』)。
本編終了後はテロ組織「アバランチ」の傭兵を辞めて、運送屋(ストライフ・デリバリー・サービス)を始めるが、人付き合いと会話が非常に苦手なので、ティファに客の依頼と電話応対を任せている状況にある。
>ファイナルファンタジー7とは?
1997年に発売されたプレイステーション1用のゲームソフト。ディスク4枚で合計容量1GBを超えるほどの超大作になっていて、オープンワールド形式のRPGになっている。美麗なムービーシーンとCGを利用した3Dグラフィックで話題になり、発売前からコンビニ予約で賑わっていた。当時はニンテンドー64で発売される予定だったが、カセット内の容量の都合などからCDが複数枚組めるプレイステーション1で発売される事になった。ゲームソフト発売後、FF7がPS1のキラーソフトになった事でPS1が国内市場におけるゲームハードの売上シェアで1位になった。その流れで多くのサードパーティがゲームハードを任天堂からソニーやセガのハードに乗り替えていった。一方のニンテンドー64は『スーパーマリオ64』や『ゼルダの伝説 時のオカリナ』『スターフォックス64』などをキラーソフトとして成功させていた。
FF7が発売されるまではFFシリーズの知名度と人気はドラクエシリーズに遠く及ばないRPGだったが、FF7が発売されてからはFFシリーズが国内でのドラクエの知名度と人気を超える事になっていった。海外ではFF7発売以降は偶数のナンバリングタイトル以外もローカライズ販売していく事になった。
海外の『ファイナルファンタジー』シリーズは偶数のナンバリングタイトル以外はローカライズ販売されていなかったので、ナンバリングがズレてた。『ファイナルファンタジー7』以降は今まで発売された『ファイナルファンタジー』もローカライズ化されていった。
世界観や設定が従来のFFと異なっており、物語のキーアイテムになる「クリスタル」が一切出てこないし中世ヨーロッパ的な世界観も排除されていた。世界観はサイバーパンク的な近未来SFの世界観で、設定も現代科学の要素を取り込んでいた。
シナリオやキャラクターの性格は世紀末や不景気の日本の当時の状況を採り入れており、根暗な性格のキャラクターやシリアスかつ残酷なシナリオが一部で用意されていた。
>FF7以外のクラウド
スクウェア社の看板キャラになったせいか、色々なお祭り(コラボ)作品でゲストキャラとして出演している。
但し、本人はコミュニケーション障害者なので、本来は人付き合いは苦手のはずである。
自社製品の『ディシディア』や『デュオデシム』では歴代の『ファイナルファンタジー』シリーズの主役と悪役と共演した。
『ファイナルファンタジータクティクス』では精神崩壊前のクラウドが召喚されており、主人公ラムザの仲間になっている。
『いただきストリート』では『ドラゴンクエスト』シリーズのキャラクター達と会話や共演している。具体的にはビアンカやスライム、トルネコ、ヤンガス、りゅうおうなど。
『キングダムハーツ』シリーズではミッキーマウス、ドナルドダック、グーフィー、ハデス、ヘラクレスなどのディズニー社のキャラクター達と共演した。
『大乱闘スマッシュブラザーズ for3DS/WiiU』では任天堂キャラクター達や他社ゲームのキャラクターたちと共演・戦闘した。
具体的にはマリオ、ピカチュウ、リュウ、ロックマン、パックマン、ソニック、リンク、むらびと、カービィなどと共演している。
おそらくマリオやピカチュウ、ミッキーマウス、ドラクエの主人公などと共演した事のあるゲームキャラクターは現在ではクラウドぐらいしか居ないと思われる。
マリオやミッキーマウスのどちらか片方と共演した事のある創作物のキャラクターは色々居るのかもしれないが、マリオとミッキーマウスの両方と面識のある創作物のキャラクターはおそらくクラウド・ストライフぐらいしか居ないと思われる。
但し、クラウドはミッキーマウスと実際に会話した訳じゃない。会話したのはグーフィーやドナルドダックだけである。
主人公ではあるが、精神状態が暗かったり容姿が悪魔的なせいか、ヴィランズ(悪役)に利用されたり、ヴィランズ側に属する事も多い。
『キングダムハーツ』シリーズではザックスと同じくハデス(ディズニーキャラクター)に利用されてソラ達を襲った。
『デュオデシム』ではセフィロスと共に悪役(カオス)サイドだったが、カオスに挑んで戦死したので、コスモスサイドとして『ディシディア』で転生した。
『スマブラ』のPVではガノンドロフやミュウツー、クッパ、ワリオなどの悪役と一緒に居る時間の方が長かった。
本人の性格が根暗の為か、客演作品でやたらと悪役と絡ませられる事が多い。客演作品では悪魔的な容姿やコスチュームで登場する事が多い事から初見の人に悪役と勘違いされる事も多い。
多分、スクエニ的にはダークヒーロー的なポジションに置きたいんだろう、と思う。
そもそも彼の出身地のニブルヘイムは北欧神話における魔界での「氷の国」を意味しており、その時点で彼が暗黒属性や氷属性と縁がある事を意味していると言える。
初期装備のマテリアは氷属性のマテリアで、これは彼がとてもクールな性格で人に言えない暗い過去を持っているという暗示になっている。
後の作品にあたる『FF8』のスコールもクラウドと同じく氷属性の特質を持っており、彼が初期装備している召喚獣(GF)はシヴァ(氷属性)だった。
ちなみにニブルヘイム村出身の仲間にヴィンセント・ヴァレンタインとティファ・ロックハートが居る。ティファとは幼馴染だが、ヴィンセントの出生地は不明なので、ヴィンセントがニブルヘイム村の生まれかどうかは不明。
>クラウドと関係のある企業・人物など
・スクウェア・エニックス・・・・・・・FFシリーズの版権を持つ企業。RPGジャンルが主に得意。FPSジャンルの洋ゲーもよく輸入・ローカライズしている。主な代表作は『ファイナルファンタジー』『ドラゴンクエスト』『クロノトリガー』『キングダムハーツ』『ロマンシングサガ』『聖剣伝説』『チョコボの不思議なダンジョン』『タクティクスオウガ』『ゼノギアス』など。
・野村哲也・・・・・・・・クラウドの産みの親。キャラクターデザイナー。ディレクター代表作は『ファイナルファンタジー7』『ファイナルファンタジー8』『ファイナルファンタジー10』『キングダムハーツ』『ディシディア FF』『すばらしきこのせかい』など。彼の独特の世界観や言葉遣いなどは「ノムリッシュ」と呼ばれネット界で色々とネタにされている。
・阪口博信・・・・・・・・・FFシリーズの産みの親。FF1~FF10までプロデューサー兼社長を務めていた。FFの映画化の失敗を受けて社長業を退任した。